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公開番号2025069518
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179277
出願日2023-10-18
発明の名称ウォーターサーバー
出願人株式会社コスモライフ
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B67D 1/08 20060101AFI20250423BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約【課題】幼児のやけど事故を効果的に防止することが可能なウォーターサーバーを提供する。
【解決手段】筐体3の上面に、マグネット部材35が着脱可能に取り付けられるマグネット配置部36が設けられ、マグネット配置部36に、マグネット部材35の磁力によりON・OFFが切り替わる磁力動作スイッチ34が設けられ、磁力動作スイッチ34は、マグネット部材35がマグネット配置部36から取り外されている状態では出水操作パネル4と制御装置32の間の電気的な接続を切り離して出水操作パネル4の温水出水操作を無効化するように、出水操作パネル4と制御装置32との間の配線33の途中に組み込まれている。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
筐体(3)と、
前記筐体(3)の内部に配置された温水タンク(9)と、
前記温水タンク(9)から前記筐体(3)の外部に温水を出水させる温水流路(28)と、
前記温水流路(28)を開閉する温水電磁弁(29)と、
前記筐体(3)の前面側に配置された出水操作パネル(4)と、
ユーザーによる前記出水操作パネル(4)の操作に基づいて前記温水電磁弁(29)の作動を制御する制御装置(32)とを有するウォーターサーバーにおいて、
前記筐体(3)から独立して持ち運ぶことができるように構成されたマグネット部材(35)を更に有し、
前記筐体(3)の上面に、前記マグネット部材(35)が着脱可能に取り付けられるマグネット配置部(36)が設けられ、
前記マグネット配置部(36)に、前記マグネット部材(35)の磁力によりON・OFFが切り替わる磁力動作スイッチ(34)が設けられ、
前記磁力動作スイッチ(34)は、前記マグネット部材(35)が前記マグネット配置部(36)に取り付けられている状態では前記磁力動作スイッチ(34)を介して前記出水操作パネル(4)と前記制御装置(32)の間を電気的に接続し、前記マグネット部材(35)が前記マグネット配置部(36)から取り外されている状態では前記出水操作パネル(4)と前記制御装置(32)の間の電気的な接続を切り離して前記出水操作パネル(4)の温水出水操作を無効化するように、前記出水操作パネル(4)と前記制御装置(32)との間の配線(33)の途中に組み込まれていることを特徴とするウォーターサーバー。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記磁力動作スイッチ(34)は、前記筐体(3)の外側から見えないように、前記筐体(3)の上面板(11)の裏側に配置されている請求項1に記載のウォーターサーバー。
【請求項3】
前記筐体(3)の内部に配置された冷水タンク(7)と、
前記冷水タンク(7)から前記筐体(3)の外部に冷水を出水させる冷水流路(19)と、
前記冷水流路(19)を開閉する冷水電磁弁(20)と、を更に有し、
前記制御装置(32)は、ユーザーによる前記出水操作パネル(4)の操作に基づいて前記冷水電磁弁(20)と前記温水電磁弁(29)の両方の作動を制御し、
前記出水操作パネル(4)は、温水を出水するために操作される温水ボタン(4c)と、冷水を出水するために操作される冷水ボタン(4a)とを有し、
前記出水操作パネル(4)と前記制御装置(32)の間の配線(33)は、前記冷水ボタン(4a)の操作信号を出力する冷水ボタン信号線(33a)と、前記温水ボタン(4c)の操作信号を出力する温水ボタン信号線(33c)と、前記冷水ボタン(4a)と前記温水ボタン(4c)に共通して接続されるグランド線(33e)とを含み、
前記磁力動作スイッチ(34)が設けられる前記配線(33)が、前記グランド線(33e)である請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項4】
前記磁力動作スイッチ(34)は、磁性材料で形成された第1リード片(38)の一端に設けられた接点部(38a)と、磁性材料で形成された第2リード片(39)の一端に設けられた接点部(39a)とを、ガラス管(40)の内部に隙間をもって対向して配置し、前記マグネット部材(35)を近づけたときの前記第1リード片(38)と前記第2リード片(39)の磁化作用で前記第1リード片(38)の接点部(38a)と前記第2リード片(39)の接点部(39a)とが接近して接触するように構成されたリードスイッチである請求項1または2に記載のウォーターサーバー。
【請求項5】
前記マグネット配置部(36)は、前記筐体(3)の下端から100cm以上の高さに配置されている請求項1または2に記載のウォーターサーバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、ウォーターサーバーに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、主にオフィスや病院などでウォーターサーバーが利用されてきたが、近年、水の安全や健康への関心の高まりから、一般家庭にもウォーターサーバーが普及しつつある(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1のウォーターサーバーは、筐体と、筐体の内部に配置された冷水タンクおよび温水タンクと、冷水タンクから筐体の外部に冷水を出水させる冷水流路と、温水タンクから筐体の外部に温水を出水させる温水流路と、冷水流路を開閉する冷水電磁弁と、温水流路を開閉する温水電磁弁と、筐体の前面側に配置された出水操作パネルとを有し、この出水操作パネルを操作することで冷水または温水を出水することが可能となっている。
【0004】
また、このウォーターサーバーは、幼児が温水を出水してやけどするのを防ぐため、チャイルドロック機能が設けられている。具体的には、ウォーターサーバーの筐体の前面側に配置された出水操作パネルに、冷水ボタンと、温水ボタンと、チャイルドロック解除ボタンとが設けられている。そして、冷水を出水するときは、冷水ボタンを押すだけで、冷水電磁弁が開弁し、冷水タンクから冷水を出水させることが可能であるが、温水を出水するときは、温水ボタンを押しただけでは温水電磁弁が開弁せず、チャイルドロック解除ボタンを長押し操作した後に、温水ボタンを押すことではじめて温水電磁弁が開弁し、温水タンクから温水を出水させることができるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-210467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1のように、チャイルドロック機能(すなわち、チャイルドロック解除ボタンを長押し操作した後でなければ、温水ボタンを押しても温水が出水しない機能)を設けた場合であっても、大人であるユーザーが温水を出水するときに行なう操作を幼児が見て真似する可能性がある。そのため、幼児が温水を出水してやけどする危険性を完全には無くすことが難しい。
【0007】
この発明が解決しようとする課題は、幼児のやけど事故を効果的に防止することが可能なウォーターサーバーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するため、この発明では、以下の構成のウォーターサーバーを提供する。
[構成1]
筐体と、
前記筐体の内部に配置された温水タンクと、
前記温水タンクから前記筐体の外部に温水を出水させる温水流路と、
前記温水流路を開閉する温水電磁弁と、
前記筐体の前面側に配置された出水操作パネルと、
ユーザーによる前記出水操作パネルの操作に基づいて前記温水電磁弁の作動を制御する制御装置とを有するウォーターサーバーにおいて、
前記筐体から独立して持ち運ぶことができるように構成されたマグネット部材を更に有し、
前記筐体の上面に、前記マグネット部材が着脱可能に取り付けられるマグネット配置部が設けられ、
前記マグネット配置部に、前記マグネット部材の磁力によりON・OFFが切り替わる磁力動作スイッチが設けられ、
前記磁力動作スイッチは、前記マグネット部材が前記マグネット配置部に取り付けられている状態では前記磁力動作スイッチを介して前記出水操作パネルと前記制御装置の間を電気的に接続し、前記マグネット部材が前記マグネット配置部から取り外されている状態では前記出水操作パネルと前記制御装置の間の電気的な接続を切り離して前記出水操作パネルの温水出水操作を無効化するように、前記出水操作パネルと前記制御装置との間の配線の途中に組み込まれていることを特徴とするウォーターサーバー。
【0009】
この構成を採用すると、マグネット部材をウォーターサーバーの筐体の上面のマグネット配置部から取り外した状態では、出水操作パネルと制御装置の間の電気的な接続が切り離されることで出水操作パネルの温水出水操作が無効化されるので、幼児が出水操作パネルをいろいろ操作したとしても、温水は出水しない。そのため、ユーザーが温水を利用しないときは、ウォーターサーバーの筐体の上面のマグネット配置部からマグネット部材を取り外し、そのマグネット部材を幼児の手の届かない場所に保管(例えば、冷蔵庫の側面の高い位置に貼り付けるなど)しておくことで、幼児のやけど事故を効果的に防止することが可能である。
【0010】
[構成2]
前記磁力動作スイッチは、前記筐体の外側から見えないように前記筐体の上面板の裏側に配置されている構成1に記載のウォーターサーバー。
(【0011】以降は省略されています)

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