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公開番号2025069495
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179231
出願日2023-10-18
発明の名称気体溶解装置および気体溶解システム
出願人株式会社ダイシン
代理人弁理士法人広江アソシエイツ特許事務所
主分類B01F 21/20 20220101AFI20250423BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】液体への気体の溶解度に応じて最適な構造を選択できる気体溶解装置を提供する。
【解決手段】気体溶解装置100は、気液混合器10と、気泡生成手段30と、気泡溶解手段40と、を備える。気液混合器10は、気体と液体とを混合して気液混合液体を生成する。気泡生成手段は、気液混合液体中に気泡を発生させる。気泡溶解手段40は、気泡を液体中に溶解させる。気泡溶解手段40は、取り外し可能である。気泡溶解手段40は、気液混合器10の外部に配置され、気液混合器10とは別体である。
【選択図】図2A
特許請求の範囲【請求項１】
気体と液体とを混合して気液混合液体を生成する気液混合器と、
前記気液混合液体中に気泡を発生させる気泡生成手段と、
前記気液混合器の外部に配置され、前記気液混合器とは別体である、取り外し可能な気泡溶解手段であって、気泡を液体中に溶解させる気泡溶解手段と、
を備える気体溶解装置。
続きを表示（約 350 文字）【請求項２】
前記気液混合器と前記気泡溶解手段とを結合する継手を備え、
前記気泡生成手段は、前記継手内に配置されている、
請求項１に記載の気体溶解装置。
【請求項３】
前記気泡溶解手段は、気泡を含む液体が内部を流れる螺旋状のパイプである、
請求項１に記載の気体溶解装置。
【請求項４】
前記螺旋状のパイプは、前記気液混合器の周囲に巻かれている、
請求項３に記載の気体溶解装置。
【請求項５】
請求項１から４のいずれか１項に記載の気体溶解装置と、
前記気体溶解装置に液体を循環させる循環システムと、
前記気体溶解装置よりも上流側で液体に気体を導入する気体導入部と、
を備える気体溶解システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、気体溶解装置に関する。本発明は、気体溶解システムにも関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、気泡を液体中に溶解させる気体溶解器が知られている。
【０００３】
特許文献１は、気体含有流体を旋回させ、気液を効率よく混合させ気液混合流体を得る気液混合部と、気液混合流体を噴出することで、極小な気泡を発生させる気液混合流体噴出口と、前記気泡を溶解させる気体溶解流路とを備え、前記気体溶解流路は、螺旋構造を持つことを特徴とし、気液混合部の外周部に設けられた外郭ケーシングの内周部と外郭ケーシング内に設けられた螺旋状に形成された整流器と前記気液混合部の外郭を規定する内郭ケーシングの外周部から構成される水流旋回手段により、極小気泡含有流体に遠心力を有した旋回流を発生させ、筒状の流路よりも多くの抵抗を与えて溶解効率を上昇させることを特徴とする気体溶解器を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第５２１８９４８号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１の気体溶解器では、外郭ケーシング、底板およびフタは互いに固着されており、外郭ケーシングの内部に、気体溶解流路が設けられている。そのため、気体溶解流路の長さといった気体溶解流路の構造を変更することはできなかった。
【０００６】
本発明は、液体への気体の溶解度に応じて最適な構造を選択できる気体溶解装置および当該気体溶解装置を備えた気体溶解システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本願は、以下に掲げる態様の発明を提供する。
（項１）
気体と液体とを混合して気液混合液体を生成する気液混合器と、
前記気液混合液体中に気泡を発生させる気泡生成手段と、
前記気液混合器の外部に配置され、前記気液混合器とは別体である、取り外し可能な気泡溶解手段であって、気泡を液体中に溶解させる気泡溶解手段と、
を備える気体溶解装置。
【０００８】
（項２）
前記気液混合器と前記気泡溶解手段とを結合する継手を備え、
前記気泡生成手段は、前記継手内に配置されている、
項１に記載の気体溶解装置。
【０００９】
（項３）
前記気泡溶解手段は、気泡を含む液体が内部を流れる螺旋状のパイプである、
項１に記載の気体溶解装置。
【００１０】
（項４）
前記螺旋状のパイプは、前記気液混合器の周囲に巻かれている、
項３に記載の気体溶解装置。
（【００１１】以降は省略されています）

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