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公開番号2025067605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177713
出願日2023-10-13
発明の名称光学情報読取装置
出願人株式会社デンソーウェーブ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06F 3/0488 20220101AFI20250417BHJP(計算;計数)
要約【課題】意図しない光の照射が発生することを抑制する技術を提供すること。
【解決手段】光学情報読取装置は、読取対象に光を照射する照射部と、タッチスクリーンと、タッチスクリーンに表示されるソフトウェアトリガであって、読取対象の読み取りの指示を受けるソフトウェアトリガの操作を検知する場合に、照射部に光を照射させる照射制御部と、タッチスクリーンの表示領域のうち、ソフトウェアトリガ以外の領域の操作を検知する場合に、ソフトウェアトリガの表示を消す、又は、ソフトウェアトリガの表示態様を変更することによって、ソフトウェアトリガの操作を無効にする無効化部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
光学情報読取装置であって、
読取対象に光を照射する照射部と、
タッチスクリーンと、
前記タッチスクリーンに表示されるソフトウェアトリガであって、前記読取対象の読み取りの指示を受ける前記ソフトウェアトリガの操作を検知する場合に、前記照射部に前記光を照射させる照射制御部と、
前記タッチスクリーンの表示領域のうち、前記ソフトウェアトリガ以外の領域の操作を検知する場合に、前記ソフトウェアトリガの表示を消す、又は、前記ソフトウェアトリガの表示態様を変更することによって、前記ソフトウェアトリガの操作を無効にする無効化部と、
を備える、光学情報読取装置。
続きを表示(約 610 文字)【請求項2】
前記ソフトウェアトリガの操作が無効化された後に、前記タッチスクリーンの操作を検知することなく所定時間が経過する場合に、前記ソフトウェアトリガを表示させる、又は、前記ソフトウェアトリガの表示態様を元の表示態様に戻すことによって、前記ソフトウェアトリガの操作を有効にする第1の有効化部をさらに備える、請求項1に記載の光学情報読取装置。
【請求項3】
ユーザによる所定動作を検知する検知部と、
前記ソフトウェアトリガのタッチ操作が無効化された後に、前記所定動作が検知される場合に、前記ソフトウェアトリガを表示させる、又は、前記ソフトウェアトリガの表示態様を元の表示態様に戻すことによって、前記ソフトウェアトリガの操作を有効にする第2の有効化部と、
をさらに備える、請求項1に記載の光学情報読取装置。
【請求項4】
前記所定動作は、前記光学情報読取装置を移動させる動作を含む、請求項3に記載の光学情報読取装置。
【請求項5】
前記光学情報読取装置は、さらに、加速度センサを備え、
前記検知部は、前記加速度センサの出力値が所定値を超える場合に、前記所定動作を検知する、請求項4に記載の光学情報読取装置。
【請求項6】
前記所定動作は、前記タッチスクリーンにおける所定のジェスチャーを含む、請求項3に記載の光学情報読取装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、読取対象を光学的に読み取る光学情報読取装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ソフトウェアによる仮想ボタンを用いて入力操作を行う情報処理装置が開示されている。この情報処理装置は、仮想ボタンに対するユーザのタッチが長押し判定時間よりも長い場合に、仮想ボタンを用いた入力操作から、下層のオペレーション画面に対する入力操作に切り替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-214189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
読取対象の読み取りの指示を受け付けるボタンをタッチスクリーン上のソフトウェアトリガで実現することが想定される。この場合、ソフトウェアトリガが操作されると、読取対象に光が照射される。このような構成において、ユーザによってソフトウェアトリガが誤って操作されると、意図しない光の照射が発生し得る。例えば、ユーザによってソフトウェアトリガが誤って操作されることで、光を照射することが望ましくない空間への光の照射が発生し得る。本明細書では、意図しない光の照射が発生することを抑制する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本技術の第1の態様では、光学情報読取装置は、読取対象に光を照射する照射部と、タッチスクリーンと、前記タッチスクリーンに表示されるソフトウェアトリガであって、前記読取対象の読み取りの指示を受ける前記ソフトウェアトリガの操作を検知する場合に、前記照射部に前記光を照射させる照射制御部と、前記タッチスクリーンの表示領域のうち、前記ソフトウェアトリガ以外の領域の操作を検知する場合に、前記ソフトウェアトリガの表示を消す、又は、前記ソフトウェアトリガの表示態様を変更することによって、前記ソフトウェアトリガの操作を無効にする無効化部と、を備えてもよい。
【0006】
ユーザがソフトウェアトリガ以外の領域を操作する状況では、当該ユーザは、照射部に光を照射させることを望んでいない可性が高い。従って、上記のソフトウェアトリガの無効化により、意図しない光の照射が発生することを抑制できる。
【0007】
第2の態様では、上記第1の態様において、前記ソフトウェアトリガの操作が無効化された後に、前記タッチスクリーンの操作を検知することなく所定時間が経過する場合に、前記ソフトウェアトリガを表示させる、又は、前記ソフトウェアトリガの表示態様を元の表示態様に戻すことによって、前記ソフトウェアトリガの操作を有効にする第1の有効化部をさらに備えてもよい。無効化後にタッチスクリーンの操作を検知することなく所定時間が経過することから、読取対象の読み取りを開始する準備が整ったことを推測することができる。ユーザが読取対象の読み取りの開始を望むことが想定される状況において、光学情報読取装置に読取対象の読み取りを実行させることができる。
【0008】
第3の態様では、上記第1又は第2の態様において、ユーザによる所定動作を検知する検知部と、前記ソフトウェアトリガのタッチ操作が無効化された後に、前記所定動作が検知される場合に、前記ソフトウェアトリガを表示させる、又は、前記ソフトウェアトリガの表示態様を元の表示態様に戻すことによって、前記ソフトウェアトリガの操作を有効にする第2の有効化部と、をさらに備えてもよい。無効化後に所定動作を検知することから、読取対象の読み取りを開始する準備が整ったことを推測することができる。この構成によると、ユーザが読取対象の読み取りの開始を望むことが想定される状況において、光学情報読取装置に読取対象の読み取りを実行させることができる。
【0009】
第4の態様では、上記第3の態様において、前記所定動作は、前記光学情報読取装置を移動させる動作を含んでもよい。例えば、ソフトウェアトリガ以外の領域の操作は、読取のための設定を入力する入力操作である。入力操作では、ユーザは、光学情報読取装置を固定している。一方、ユーザは、読み取りを開始すべき場合には、光学情報読取装置を読取対象へと向ける。即ち、ユーザは、光学情報読取装置を移動させる。光学情報読取装置を移動させる所定動作を検知することにより、読取対象の読み取りを開始する準備が整ったことを推測することができる。
【0010】
第5の態様では、上記第4の態様において、前記光学情報読取装置は、さらに、加速度センサを備え、前記検知部は、前記加速度センサの出力値が所定値を超える場合に、前記所定動作を検知してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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