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公開番号2025066185
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2025017580,2021122587
出願日2025-02-05,2021-07-27
発明の名称脚立
出願人長谷川工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類E06C 7/50 20060101AFI20250415BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】その大きさに関わらず開き止め機構を設けることができ、容易に脚立状態から閉状態とすることを可能とする、脚立を提供する。
【解決手段】脚立1は、二本の支柱3・3と、支柱3・3の間に架け渡される複数の踏桟4と、支柱3・3の一端部を連結する天板5と、を備える一対の梯子体2・2が、互いの一端部で相対回転可能に連結され、梯子体2・2が近接した閉状態と、梯子体2・2が所定間隔に離間した脚立状態と、に変形可能であって、脚立状態において梯子体2・2の相対変位を規制する開き止め機構7を備え、開き止め機構7は、脚立状態の際に梯子体2・2における相対変位の規制を解除する規制解除部材92を備え、規制解除部材92は、複数の部材が組み合わされて形成され、梯子体2における両側にそれぞれ設けられた一対のブラケット91・91を介して梯子体2に組付けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
二本の支柱と、前記二本の支柱の間に架け渡される一又は複数の踏桟と、前記二本の支柱の上端部を連結する天板と、を備える一対の梯子体が、互いの上端部で相対回転可能に連結され、前記一対の梯子体が所定間隔に離間した開状態において前記一対の梯子体の相対変位を規制する開き止め機構を備える脚立であって、
前記支柱は、背板と、該背板に隣接して互いに対向する二枚の側板と、を備え、
前記開き止め機構は、前記一対の梯子体の両側において、対向して近接離間するそれぞれの前記支柱にアーム体が回動可能に支持されるとともに、前記アーム体の互いの先端部が相対回転可能に連結される、二組のアーム部材と、前記アーム体の何れかを上方に回動させて二組の前記アーム部材を屈曲させる規制解除部材と、を備え、
開状態の際に、前記アーム部材における前記アーム体の互いの回転連結部が、前記アーム体の両端部よりも下方に位置するとともに当該位置よりも下方への変位が規制され、
開状態の際に前記回転連結部が上方に変位して前記アーム部材が屈曲されることにより、前記一対の梯子体が近接した閉状態とされ、
前記規制解除部材は、複数の部材が組み合わされて形成されるとともに、開状態の際に前記アーム部材に近接した下方に位置する係合部と、前記踏桟又は前記天板に近接して前記踏桟又は前記天板の長手方向に沿って配置される操作部と、前記支柱の長手方向に沿って配置されて前記係合部と前記操作部とを連係する連係部と、が形成され、前記連係部は前記操作部の両端に設けられ、前記係合部は前記二組のアーム部材を屈曲可能に前記規制解除部材の両端部に設けられ、
前記規制解除部材は、一の前記梯子体における両側にそれぞれ設けられた一対のブラケットを介して前記梯子体に組付けられ、
前記ブラケットは、前記規制解除部材の前記連係部を収容するブラケット本体部と、クリップ部と、を備えるとともに、前記ブラケット本体部と前記クリップ部とで前記支柱における一の前記側板を挟持することにより、前記支柱に固定され、
開状態の際に前記規制解除部材における前記操作部を上方に変位させることにより、前記係合部が上方に変位して、前記係合部が前記アーム部材を屈曲させる、脚立。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は脚立に関し、詳細には、脚立における開き止め構造に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一対の梯子体の端部を回動可能に連結する構成の脚立が用いられている(例えば、特許文献1を参照)。このような脚立においては、一対の梯子体を構成する支柱の間に設けられた開き止め機構により、脚立状態における梯子体の相対変位を規制する構成が用いられる。特許文献1に記載の脚立の場合、脚立状態で開き止め機構を操作することにより規制を解除し、脚立を折りたたんだ閉状態とすることができる。
【0003】
一方、脚立を構成する梯子体間に設けられた開き止め機構を操作することにより、脚立を折りたたんだ閉状態とすることのできる脚立が用いられている(例えば、特許文献2を参照)。このような脚立においては、梯子体間の開き止め機構における操作部を使用者が持ち上げることにより、一対の梯子体を互いに近接させて脚立を閉状態とすることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-33305号公報
特開2013-119745号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前記特許文献1に記載の脚立によれば、一方の梯子体を構成する二本の支柱のそれぞれに開き止め機構が連結されている。このため、脚立の使用者は、脚立状態から閉状態とする際に、両手を用いて二個の開き止め機構を操作するか、片手でそれぞれの開き止め機構を操作する必要があった。このため、使用者が道具を持っている等、両手を使用することが困難な状況では、容易に脚立状態から閉状態とすることができなかった。
【0006】
一方、前記特許文献2に記載の脚立によれば、使用者は片手で操作部を持ち上げるだけで、脚立状態から閉状態とすることができる。しかし、このように一対の梯子体を開き止め機構で連結する構成は、脚立において設ける位置が制限される。即ち、開き止め機構を使用者の手の近傍に配置することになるため、比較的大きなサイズの脚立には採用することが困難な場合があった。
【0007】
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、その大きさに関わらず開き止め機構を設けることができ、容易に脚立状態から閉状態とすることを可能とする、脚立を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
以下では、上記課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
本発明に係る脚立は、二本の支柱と、前記二本の支柱の間に架け渡される一又は複数の踏桟と、前記二本の支柱の上端部を連結する天板と、を備える一対の梯子体が、互いの上端部で相対回転可能に連結され、前記一対の梯子体が所定間隔に離間した開状態において前記一対の梯子体の相対変位を規制する開き止め機構を備える脚立であって、前記支柱は、背板と、該背板に隣接して互いに対向する二枚の側板と、を備え、前記開き止め機構は、前記一対の梯子体の両側において、対向して近接離間するそれぞれの前記支柱にアーム体が回動可能に支持されるとともに、前記アーム体の互いの先端部が相対回転可能に連結される、二組のアーム部材と、前記アーム体の何れかを上方に回動させて二組の前記アーム部材を屈曲させる規制解除部材と、を備え、開状態の際に、前記アーム部材における前記アーム体の互いの回転連結部が、前記アーム体の両端部よりも下方に位置するとともに当該位置よりも下方への変位が規制され、開状態の際に前記回転連結部が上方に変位して前記アーム部材が屈曲されることにより、前記一対の梯子体が近接した閉状態とされ、前記規制解除部材は、複数の部材が組み合わされて形成されるとともに、開状態の際に前記アーム部材に近接した下方に位置する係合部と、前記踏桟又は前記天板に近接して前記踏桟又は前記天板の長手方向に沿って配置される操作部と、前記支柱の長手方向に沿って配置されて前記係合部と前記操作部とを連係する連係部と、が形成され、前記連係部は前記操作部の両端に設けられ、前記係合部は前記二組のアーム部材を屈曲可能に前記規制解除部材の両端部に設けられ、前記規制解除部材は、一の前記梯子体における両側にそれぞれ設けられた一対のブラケットを介して前記梯子体に組付けられ、前記ブラケットは、前記規制解除部材の前記連係部を収容するブラケット本体部と、クリップ部と、を備えるとともに、前記ブラケット本体部と前記クリップ部とで前記支柱における一の前記側板を挟持することにより、前記支柱に固定され、開状態の際に前記規制解除部材における前記操作部を上方に変位させることにより、前記係合部が上方に変位して、前記係合部が前記アーム部材を屈曲させるものである。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る脚立によれば、その大きさに関わらず開き止め機構を設けることができ、容易に脚立状態から閉状態とすることが可能となる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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