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公開番号2025064938
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2024145453
出願日2024-08-27
発明の名称様々な角度から同一の色相が具現される効果顔料、及びその製造方法
出願人CQV株式会社,CQV CO.,LTD.
代理人弁理士法人永井国際特許事務所
主分類C09C 1/62 20060101AFI20250410BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約【課題】見る角度による色偏差が大きくなくて、実際に同一の色相を維持することができる新規な効果顔料、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による効果顔料は、小板状基質と、前記基質の表面の少なくとも一部に顔料粒子が付着して形成された顔料粒子層と、を含み、前記顔料粒子層は、前記顔料粒子が前記基質の表面に不連続的に位置する島状(island-type)に存在する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
小板状基質と、
前記基質の表面の少なくとも一部に顔料粒子が付着して形成された顔料粒子層と、
を含み、
前記顔料粒子層は、前記顔料粒子が前記基質の表面に不連続的に位置する島状(island-type)に存在する、
効果顔料。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記顔料粒子は、
金属酸化物、ZnS及びBaSO

のうち1種以上を含む、
請求項1に記載の効果顔料。
【請求項3】
前記金属酸化物は、
TiO

を含む、
請求項2に記載の効果顔料。
【請求項4】
前記小板状基質は、
合成雲母、天然雲母、ガラスフレーク(Glass flake)、板状ガラス、板状酸化鉄、板状アルミナ、板状シリカ、板状アルミニウム、及び板状TiO

のうち1つ以上を含む板状材質である、
請求項1に記載の効果顔料。
【請求項5】
効果顔料の全体100重量%を基準に、
前記顔料粒子は、1~20重量%含まれる、
請求項1に記載の効果顔料。
【請求項6】
-15゜、15゜、25゜、45゜、75゜及び110゜で測定したHUE値の標準偏差が10以下である、
請求項1に記載の効果顔料。
【請求項7】
(a)顔料粒子を含む有機バインダー溶液を製造する段階と、
(b)小板状基質と溶剤とを混合した後、これを撹拌及び分散して基質懸濁液を製造する段階と、
(c)前記基質懸濁液と前記有機バインダー溶液とを混合して、前記小板状基質の表面に前記顔料粒子をコートする段階と、
を含む、
効果顔料の製造方法。
【請求項8】
上記(a)段階は、
(a1)有機バインダー溶液に顔料粒子を投入する段階と、
(a2)前記顔料粒子を粉砕して、顔料粒子が含まれた有機バインダー溶液を製造する段階と、
を含む、
請求項7に記載の効果顔料の製造方法。
【請求項9】
上記(a)段階は、
(a1’)前記顔料粒子を粉砕する段階と、
(a2’)前記粉砕した顔料粒子を有機バインダー溶液に投入して、顔料粒子が含まれた有機バインダー溶液を製造する段階と、
を含む、
請求項7に記載の効果顔料の製造方法。
【請求項10】
前記有機バインダー溶液は、
分散剤及び消泡剤を更に含むことを特徴とする、
請求項7に記載の効果顔料の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、効果顔料及びその製造方法に関し、より詳細は、様々な角度から見ても同一の色相が発現する新規な効果顔料、及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 940 文字)【背景技術】
【0002】
効果顔料は、種々の産業分野、特に自動車、装飾用コーティング、プラスチック、ペイント、印刷インキの分野、及び化粧用配合物において使用される。
【0003】
前記効果顔料は、種類によって赤色、金色、真珠色のような明るい色、黒色のような暗い色など、様々な色を示すことができる。
【0004】
特に、当業界で使用されている効果顔料は、見る角度によって色偏差が著しく現われる効果を有する。このように、見る角度による色偏差が大きい場合は、見る角度によって色相が同一でないため、美感が良くないことがある。
【0005】
特に、真珠光沢顔料のようなホワイト系列の効果顔料は、見る角度による色偏差が大きくなると、特定の角度からはホワイト系列の色相ではない、暗い色と見られる。
【0006】
これによって、見る角度による色偏差が大きくなくて、一貫した色相を維持することができる新規な効果顔料が求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、見る角度による色偏差が大きくなくて、実際に同一の色相を維持することができる新規な効果顔料、及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の目的を達成するために本発明の実施例による効果顔料は、小板状基質と、前記基質の表面の少なくとも一部に顔料粒子が付着して形成された顔料粒子層と、を含み、前記顔料粒子層は、前記顔料粒子が前記基質の表面に不連続的に位置する島状(island-type)に存在する。
【0009】
好ましくは、前記顔料粒子は、金属酸化物、ZnS及びBaSO

のうち1種以上を含むものであってもよく、その他に有機顔料も含むものであってもよい。
【0010】
ここで、本発明の効果顔料は、前記金属酸化物の好ましい例示としてTiO

を含み、ホワイト系列の色相を発現することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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