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公開番号
2025063602
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172957
出願日
2023-10-04
発明の名称
水素のトレーサビリティデータ管理システムおよび管理方法
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/00 20230101AFI20250409BHJP(計算;計数)
要約
【課題】水素のトレーサビリティデータを、効率的かつ少ないデータ容量で管理できるようにすることを目的とする。
【解決手段】水素のトレーサビリティデータ管理システムは、複数の来歴を経て供給される水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、水素の来歴の意図的変更に伴う第1来歴情報と、水素の来歴の非意図的変更に伴う第2来歴情報とを受付ける来歴情報受付部と、第1来歴情報と第2来歴情報とIDとを含む来歴データ40を記憶する記憶装置と、来歴データの生成および書換えを制御するデータ管理部と、を備え、データ管理部は、第1来歴情報が変更されたときに、新規に発行されたIDを含む来歴データ40を生成し、第2来歴情報が変更されたときに、IDを維持したまま来歴データ40を書換える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の来歴を経て供給される水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、
水素の来歴の意図的変更に伴う第1来歴情報と、前記水素の来歴の非意図的変更に伴う第2来歴情報とを受付ける来歴情報受付部と、
前記第1来歴情報と前記第2来歴情報とIDとを含む来歴データを記憶する記憶装置と、
前記来歴データの生成および書換えを制御するデータ管理部と、
を備え、
前記データ管理部は、前記第1来歴情報が変更されたときに、新規に発行された前記IDを含む前記来歴データを生成し、前記第2来歴情報が変更されたときに、前記IDを維持したまま前記来歴データを書換える、水素のトレーサビリティデータ管理システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、
前記第1来歴情報は、前記水素の製造時または荷役時に受付けられる情報を含む、水素のトレーサビリティデータ管理システム。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、
前記第2来歴情報は、前記水素の変動量または前記水素の来歴経由に起因する温室効果ガス変動量を含む、水素のトレーサビリティデータ管理システム。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、
前記来歴データは、前記IDの発行時における水素量または温室効果ガス量を含む、水素のトレーサビリティデータ管理システム。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、
前記第2来歴情報は、前記水素の変動量または前記水素の来歴経由に起因する温室効果ガス変動量を含み、
前記来歴データは、前記IDの発行時における水素量または温室効果ガス量を含み、
前記データ管理部は、前記IDの発行時に、前記IDの発行前の前記来歴データに含まれる前記IDの発行時における水素量または温室効果ガス量と、前記水素の変動量または前記温室効果ガス変動量とに基づいて、前記水素量または温室効果ガス量を登録する、水素のトレーサビリティデータ管理システム。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、
前記第2来歴情報は、前記水素の来歴経由に起因する温室効果ガス変動量を含み、
前記記憶装置は、前記水素の来歴経由に伴う温室効果ガス発生情報を含む活動量データを記憶し、
前記データ管理部は、前記温室効果ガス発生情報に基づいて前記温室効果ガス変動量を書換える、水素のトレーサビリティデータ管理システム。
【請求項7】
請求項6に記載の水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、
前記活動量データは、前記水素の保管または運搬に起因する温室効果ガス発生情報を含む、水素のトレーサビリティデータ管理システム。
【請求項8】
複数の来歴を経て供給される水素のトレーサビリティデータ管理方法であって、
コンピュータが、
水素の来歴の意図的変更に伴う第1来歴情報と、前記水素の来歴の非意図的変更に伴う第2来歴情報とを受付け、
前記第1来歴情報が変更されたときに、新規に発行された前記IDを含む前記来歴データを記憶装置に記憶し、
前記第2来歴情報が変更されたときに、前記IDを維持したまま前記記憶装置に記憶された来歴データを書換える処理を実行する、水素のトレーサビリティデータ管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この開示は、水素のトレーサビリティデータを管理するための技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、二酸化炭素の同位体を同時測定することで、炭素の源、例えば、産業発生源、農業起源、または自然源、を特定する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014―211451号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、水素によるGHG(Greenhouse Gas)およびCI(Carbon Intensity)を把握するためには、製造時からの水素のトレーサビリティデータを管理することが望まれる。
【0005】
しかしながら、水素は、複数の来歴を経て供給される可能性がある。また、多様な来歴情報を含み得る水素のトレーサビリティデータを、効率的かつ少ないデータ容量で管理することが望まれる。
【0006】
そこで、本開示は、水素のトレーサビリティデータを、効率的かつ少ないデータ容量で管理できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
水素のトレーサビリティデータ管理システムは、複数の来歴を経て供給される水素のトレーサビリティデータ管理システムであって、水素の来歴の意図的変更に伴う第1来歴情報と、前記水素の来歴の非意図的変更に伴う第2来歴情報とを受付ける来歴情報受付部と、前記第1来歴情報と前記第2来歴情報とIDとを含む来歴データを記憶する記憶装置と、前記来歴データの生成および書換えを制御するデータ管理部と、を備え、前記データ管理部は、前記第1来歴情報が変更されたときに、新規に発行された前記IDを含む前記来歴データを生成し、前記第2来歴情報が変更されたときに、前記IDを維持したまま前記来歴データを書換える、水素のトレーサビリティデータ管理システムである。
【0008】
また、水素のトレーサビリティデータ管理方法は、複数の来歴を経て供給される水素のトレーサビリティデータ管理方法であって、コンピュータが、水素の来歴の意図的変更に伴う第1来歴情報と、前記水素の来歴の非意図的変更に伴う第2来歴情報とを受付け、前記第1来歴情報が変更されたときに、新規に発行された前記IDを含む前記来歴データを記憶装置に記憶し、前記第2来歴情報が変更されたときに、前記IDを維持したまま前記記憶装置に記憶された来歴データを書換える処理を実行する、水素のトレーサビリティデータ管理方法である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によると、水素のトレーサビリティデータを、効率的かつ少ないデータ容量で管理できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は水素の供給ルートの一例を示す説明図である。
図2は水素のトレーサビリティデータ管理システムを示すブロック図である。
図3は来歴データの一例を示す図である。
図4は活動量データの一例を示す図である。
図5はデータ管理装置におけるプロセッサの処理例を示すフローチャートである。
図6は水素の来歴例と来歴データとの関係を示す説明図である。
図7は来歴データの例を示す図である。
図8は他の来歴データの例を示す図である。
図9はさらに他の来歴データの例を示す図である。
図10は活動量データの例を示す図である。
図11は活動量データの例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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