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公開番号
2025063539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172830
出願日
2023-10-04
発明の名称
寝具、および寝具の製造方法
出願人
西川株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47G
9/02 20060101AFI20250409BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】保温性および通気性の双方を高めることができる寝具を提供する。
【解決手段】一実施形態に係る寝具は、第1方向D1、および第1方向D1に交差する第2方向D2に延在する布製の寝具1である。寝具1は、寝具1に接触する寝具1の使用者Mの身体を保温する身体保温部10と、身体保温部10とは異なる箇所に配置されており、身体保温部10よりも通気性が高い素材によって構成された通気部20と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向、および前記第1方向に交差する第2方向に延在する布製の寝具であって、
前記寝具に接触する前記寝具の使用者の身体を保温する身体保温部と、
前記身体保温部とは異なる箇所に配置されており、前記身体保温部よりも通気性が高い素材によって構成された通気部と、
を備える、
寝具。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1方向および前記第2方向の双方に交差する方向である第3方向に沿って前記寝具を見たときに、前記身体保温部は前記使用者の身体を模した形状を呈する、
請求項1に記載の寝具。
【請求項3】
前記通気部は、前記第1方向および前記第2方向に延在する2つのメッシュ素材と、2つの前記メッシュ素材の間に挟まれているハニカムメッシュとによって構成されている、
請求項1または請求項2に記載の寝具。
【請求項4】
前記寝具は、前記第1方向に延びる長辺、および前記第2方向に延びる短辺を有する長方形状を呈しており、
前記身体保温部は、前記寝具の前記第1方向の一方側に位置する上半身接触部と、前記寝具の前記第1方向の他方側に位置する脚部接触部と、を有し、
前記上半身接触部および前記脚部接触部のそれぞれは、前記短辺に近づくにしたがって広がる形状を呈する、
請求項1または請求項2に記載の寝具。
【請求項5】
前記上半身接触部の前記第1方向の端部、および前記脚部接触部の前記第1方向の端部は前記短辺に一致しており、
前記脚部接触部の前記第1方向の長さは、前記上半身接触部の前記第1方向の長さよりも長い、
請求項4に記載の寝具。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の寝具の製造方法であって、
前記寝具は、前記身体保温部および前記通気部を含む表地と、前記身体保温部および前記通気部を有する裏地と、前記表地および前記裏地の間に位置する中芯とを備え、
前記第1方向および前記第2方向の双方に交差する方向である第3方向に並ぶように前記中芯、前記表地および前記裏地をこの順で重ねる工程と、
前記第3方向から見た場合における前記中芯の外縁部の一部、前記表地の外縁部の一部、および前記裏地の外縁部の一部を縫い合わせる工程と、
前記縫い合わせる工程において縫い合わせられない前記中芯の外縁部の残部、前記表地の外縁部の残部、および前記裏地の外縁部の残部に開口を形成する工程と、
前記開口の中に手を入れて、前記表地を前記開口から引っ張り出すとともに、前記中芯から見て前記表地とは反対側に前記裏地を移動させることにより、前記表地と前記中芯の表裏を反転させる工程と、
前記表地の外縁部の残部、前記中芯の外縁部の残部、および前記裏地の外縁部の残部を縫い合わせる工程と、
を備える、
寝具の製造方法。
【請求項7】
前記一部を縫い合わせる工程では、前記中芯の外縁部の一部、前記表地の外縁部の一部、および前記裏地の外縁部の一部に補強縫製を施す、
請求項6に記載の寝具の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、寝具、および寝具の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、寝具、寝具の製造方法、およびバンドが記載されている。寝具は、平面視長方形状の寝具本体と、寝具本体を敷き布団に取り付けるためのバンドとを備える。寝具本体は、側生地を構成する袋体と、袋体の内部に収容される中材とを有する。袋体は、寝具の厚さ方向に互いに対向する第1キルトと第2キルトとを含む。
【0003】
第1キルトおよび第2キルトのそれぞれは、周縁部を各々の裏側に折り返した折り返し部を備える。よって、周縁部では、第1キルトの2層の折り返し部と、第2キルトの2層の折り返し部とが重なった4層構造とされている。この周縁部の4層構造のうち内側の2層は第1縫い目となる縫い糸によって縫い付けられている。
【0004】
袋体の周縁部の一部には、第1縫い目となる縫い糸により縫い付けられない非縫い付け部が形成される。袋部の周方向の一部には、非縫い付け部で構成された開口部が形成される。この袋体は、袋体の第1縫い目が形成されない開口部から中の布が引き出されて表裏反転される。この作業は、第1キルトの表地、または第2キルトの表地を開口部から引き出すことで行われる。
【0005】
第1縫い目から見て袋体の内側には、第2縫い目が形成されている。第2縫い目は、第1キルトの折り返し部を含んで2重になった周縁部と、第2キルトの折り返し部を含んで2重になった周縁部とを貫通している。すなわち、第2縫い目は、前述した4層構造を貫通している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-87175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、寝具では、寝具を使用する使用者の身体を保温するとともに、蒸れ等を抑制するために通気性を高めることが求められる。例えば、夏季に使用される寝具では、暑さを和らげるために通気性を良好にしつつ、冷房の冷気から身体を保温できることが望ましい。
【0008】
本開示は、保温性および通気性の双方を高めることができる寝具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)本開示に係る寝具は、第1方向、および第1方向に交差する第2方向に延在する布製の寝具である。寝具は、寝具に接触する寝具の使用者の身体を保温する身体保温部と、身体保温部とは異なる箇所に配置されており、身体保温部よりも通気性が高い素材によって構成された通気部と、を備える。
【0010】
この寝具は、寝具に接触する寝具の使用者の身体を保温する身体保温部を有する。身体保温部に使用者の身体が接触することによって、使用者の身体を保温することができる。寝具は、身体保温部とは異なる箇所に身体保温部よりも通気性が高い素材によって構成された通気部を有する。したがって、寝具の内部に籠もった熱を身体保温部とは異なる箇所に位置する通気部から逃がすことができるので、寝具の通気性を良好にすることができる。よって、この寝具では、保温性および通気性の双方を高めることができる。さらに、通気部が身体保温部とは異なる箇所に設けられることにより、使用者は、身体を温めたいときは身体保温部に接触し、暑いときは通気部に接触することができる。すなわち、身体保温部と通気部とが選択可能とされていることにより、保温性を高めるか通気性を高めるかを使用者が選択することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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