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公開番号
2025063384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-16
出願番号
2023172506
出願日
2023-10-04
発明の名称
画像復号装置、画像復号方法及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
H04N
19/593 20140101AFI20250409BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】符号化効率を向上させること。
【解決手段】本発明に係る画像復号装置200は、復号済み画素と制御情報とに基づいて第1予測画素を生成する第1フレーム内予測部204と、復号済み画素と制御情報とに基づいて同一フレーム内で特定された探索範囲から参照した復号済み画素を用いて第2予測画像を生成する第2フレーム内予測部205と、復号済み画素を蓄積する蓄積部208と、蓄積された復号済み画素と制御情報とに基づいて第3予測画素を生成するフレーム間予測部206と、予測残差と第1乃至第3予測画素とを加算して復号済み画素を得る加算器207とを具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
画像復号装置であって、
制御情報並びに量子化値を復号する復号部と、
前記量子化値を逆量子化して変換係数とする逆量子化部と、
前記変換係数を逆変換して予測残差とする逆変換部と、
復号済み画素と前記制御情報とに基づいて、第1予測画素を生成する第1フレーム内予測部と、
前記復号済み画素と前記制御情報とに基づいて同一フレーム内で特定された探索範囲から参照した復号済み画素を用いて第2予測画像を生成する第2フレーム内予測部と、
前記復号済み画素を蓄積する蓄積部と、
前記蓄積された復号済み画素と前記制御情報とに基づいて、第3予測画素を生成するフレーム間予測部と、
前記予測残差と前記第1乃至第3予測画素とを加算して前記復号済み画素を得る加算器とを具備することを特徴とする画像復号装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記第2フレーム内予測部は、制御信号に基づいて前記探索範囲を特定することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項3】
前記第2フレーム内予測部は、前記探索範囲の初期値を復号済み領域全体に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項4】
前記第2フレーム内予測部は、前記探索範囲をブロックベクトルが包含されるように設定することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項5】
前記第2フレーム内予測部は、前記探索範囲を復号済み領域全体に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項6】
前記第2フレーム内予測部は、前記探索範囲を特定の処理単位で変更することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項7】
前記第2フレーム内予測部は、前記探索範囲を復号済み領域内の特定の範囲に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
【請求項8】
前記第2フレーム内予測部は、前記探索範囲の初期値を復号済み領域の一部に固定的に設定することを特徴とする請求項7に記載の画像復号装置。
【請求項9】
前記第2フレーム内予測部は、前記探索範囲の初期値として他のフレームの探索範囲を継承することを特徴とする請求項3又は7に記載の画像復号装置。
【請求項10】
前記第2フレーム内予測部は、ブロックベクトルを包含する領域を特定の形状に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像復号装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像復号装置、画像復号方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1乃至3では、イントラブロックコピー(IBC:Intra Block Copy)が開示されている。
【0003】
IBCは、復号対象フレームの復号済み領域から画素を参照し復号対象ブロックの予測画素とする。図9に示すように、IBCは、復号対象ブロックのブロックベクトルが示す参照ブロックから画素をコピーすることで予測画素として利用する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
ITU-T H.266 VVC
X. Xu et al., "Intra Block Copy in HEVC Screen Content Coding Extensions," in IEEE Journal on Emerging and Selected Topics in Circuits and Systems, vol. 6, no. 4, pp. 409-419, 2016
M. Coban, et al., “Algorithm description of Enhanced Compression Model 9 (ECM 9)”, JVET-AD2025, 2023
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、非特許文献1乃至3に開示されているIBCでは、ブロックベクトルの探索範囲が上方向に256画素と固定的に設定されているため、画素の予測精度が必ずしも高くないという問題点があった。
【0006】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、符号化効率の高い画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の特徴は、画像復号装置であって、制御情報並びに量子化値を復号する復号部と、前記量子化値を逆量子化して変換係数とする逆量子化部と、前記変換係数を逆変換して予測残差とする逆変換部と、復号済み画素と前記制御情報とに基づいて、第1予測画素を生成する第1フレーム内予測部と、前記復号済み画素と前記制御情報とに基づいて同一フレーム内で特定された探索範囲から参照した復号済み画素を用いて第2予測画像を生成する第2フレーム内予測部と、前記復号済み画素を蓄積する蓄積部と、前記蓄積された復号済み画素と前記制御情報とに基づいて、第3予測画素を生成するフレーム間予測部と、前記予測残差と前記第1乃至第3予測画素とを加算して前記復号済み画素を得る加算器とを具備することを要旨とする。
【0008】
本発明の第2の特徴は、画像復号方法であって、制御情報並びに量子化値を復号する工程と、前記量子化値を逆量子化して変換係数とする工程と、前記変換係数を逆変換して予測残差とする工程と、復号済み画素と前記制御情報とに基づいて、第1予測画素を生成する工程と、前記復号済み画素と前記制御情報とに基づいて同一フレーム内で特定された探索範囲から参照した復号済み画素を用いて第2予測画像を生成する工程と、前記復号済み画素を蓄積する工程と、前記蓄積された復号済み画素と前記制御情報とに基づいて、第3予測画素を生成する工程と、前記予測残差と前記第1乃至第3予測画素とを加算して前記復号済み画素を得る工程とを有することを要旨とする。
【0009】
本発明の第3の特徴は、コンピュータを、画像復号装置として機能させるプログラムであって、前記画像復号装置は、制御情報並びに量子化値を復号する復号部と、前記量子化値を逆量子化して変換係数とする逆量子化部と、前記変換係数を逆変換して予測残差とする逆変換部と、復号済み画素と前記制御情報とに基づいて、第1予測画素を生成する第1フレーム内予測部と、前記復号済み画素と前記制御情報とに基づいて同一フレーム内で特定された探索範囲から参照した復号済み画素を用いて第2予測画像を生成する第2フレーム内予測部と、前記復号済み画素を蓄積する蓄積部と、前記蓄積された復号済み画素と前記制御情報とに基づいて、第3予測画素を生成するフレーム間予測部と、前記予測残差と前記第1乃至第3予測画素とを加算して前記復号済み画素を得る加算器とを具備することを要旨とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、符号化効率の高い画像復号装置、画像復号方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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