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公開番号
2025063248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2025008378,2020219789
出願日
2025-01-21,2020-12-29
発明の名称
冷蔵庫
出願人
アクア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F25C
1/25 20180101AFI20250408BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約
【課題】従来の冷蔵庫では、加熱部の稼働状態により、冷蔵庫の消費電力量を抑制し難く、また、給水パイプ内の水の菌が増殖する恐れがあるという課題がある。
【解決手段】本発明の冷蔵庫10の製氷装置30は、主に、給水タンク31と、製氷皿32と、貯氷容器33と、給水ポンプ34と、給水パイプ35と、加熱部36と、を備える。そして、制御部40は、赤外線センサ44を介して給水タンク31内の水の有無を判断すると共に、その判断内容に応じて加熱部36への通電率を可変制御する。この構造により、給水パイプ内に残存する水に菌が増殖することが防止されると共に、冷蔵庫10の消費電力量の抑制が実現される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水を貯留する給水タンクと、
前記水を製氷する製氷皿と、
前記製氷皿に製氷された氷を脱氷させる製氷機と、
前記給水タンク内の前記水を吸引する給水ポンプと、
前記給水ポンプにて吸引した前記水を前記製氷皿へと送る給水パイプと、
前記給水パイプを加熱する加熱部と、
前記給水タンク内の前記水の有無を判断すると共に、前記加熱部への通電率を可変制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記給水ポンプの稼働前における前記加熱部への前記通電率を前記給水ポンプの稼働後における前記加熱部への前記通電率よりも高くすることを特徴とする冷蔵庫。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記給水タンクが空状態であると1回目に判断し、前記加熱部への前記通電率を最大としてから一定時間経過した後、前記加熱部への前記通電率を低下させると共に、2回目の前記給水タンク内の前記水の有無の判断を行うことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
【請求項3】
前記制御部は、前記給水タンクが空状態であると連続して2回判断すると共に、更に前記給水タンクが配設された庫内を開閉自在に塞ぐ断熱扉が開動作していないと判断した後、前記加熱部への通電を停止することを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項4】
前記制御部は、前記給水タンクが空状態であると連続して2回判断すると共に、更に前記給水タンクが配設された庫内を開閉自在に塞ぐ断熱扉が開閉動作したと判断した後、前記加熱部への前記通電率を最大としてから前記一定時間経過した後、前記加熱部への前記通電率を低下させてから、前記給水ポンプを駆動させることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
【請求項5】
冷凍サイクルを構成する圧縮機と、を備え、
前記制御部は、前記圧縮機の稼働時には、前記圧縮機の停止時よりも前記加熱部への前記通電率を増大させることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
【請求項6】
前記制御部は、前記給水ポンプを駆動させる際に、前記給水ポンプを駆動させるモータを最初に逆転方向に稼働させた後、正転方向に稼働させ、最後に再び逆転方向に稼働させることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、製氷装置を備えた冷蔵庫に関し、特に、製氷装置の給水パイプに残存した水が凍結し給水パイプを閉塞することを防止すると共に、製氷装置の加熱部の通電率を可変制御することで消費電力量を抑制する冷蔵庫に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の冷蔵庫が開示されている。冷蔵庫は、製氷装置を備え、製氷装置は、冷蔵室内に配設される給水タンクと、製氷室内に配設される製氷皿及び貯氷ケースと、給水タンク内の水を製氷皿へと供給する給水ポンプ及び給水パイプと、を有する。
【0003】
製氷装置では、給水ポンプに対して駆動電流が通電し、給水タンク内から吸い上げられた水は、給水パイプを介して製氷皿へと供給される。そして、給水パイプの製氷室内へと配設される部分には、加熱手段であるパイプヒータが配設され、給水パイプにて残存した水が、給水パイプ内にて凍結することが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4740072号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したように、従来の冷蔵庫では、マイコンにて給水タンク内の水の有無を検出し、給水タンク内に水があると検出した場合にはパイプヒータを稼働させ、給水タンクが空であると検出した場合にはパイプヒータを停止させる。このように、パイプヒータを適宜稼働させることで、冷蔵庫の消費電力量の抑制を図っている。
【0006】
しかしながら、従来の冷蔵庫では、給水タンク内に水がある場合には、パイプヒータが稼働状態となる。そして、少なくとも製氷皿への給水作業が開始される直前において、給水パイプ内が開通状態であれば良く、必要以上にパイプヒータを稼働させることで、消費電力量を低減し難いという課題がある。
【0007】
また、必要以上にパイプヒータが稼働することで、給水パイプが高温状態となり、給水パイプ内に残存した水の温度が上昇し、菌が増殖する恐れもある。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、製氷装置の給水パイプに残存した水が凍結し給水パイプを閉塞することを防止すると共に、製氷装置の加熱部の通電率を可変制御することで消費電力量を抑制する冷蔵庫を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の冷蔵庫では、水を貯留する給水タンクと、前記水を製氷する製氷皿と、前記製氷皿に製氷された氷を脱氷させる製氷機と、前記給水タンク内の前記水を吸引する給水ポンプと、前記給水ポンプにて吸引した前記水を前記製氷皿へと送る給水パイプと、前記給水パイプを加熱する加熱部と、前記給水タンク内の前記水の有無を判断すると共に、前記加熱部への通電率を可変制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記給水ポンプの稼働前における前記加熱部への前記通電率を前記給水ポンプの稼働後における前記加熱部への前記通電率よりも高くすることを特徴とする。
【0010】
また、本発明の冷蔵庫では、前記制御部は、前記給水タンクが空状態であると1回目に判断し、前記加熱部への前記通電率を最大としてから一定時間経過した後、前記加熱部への前記通電率を低下させると共に、2回目の前記給水タンク内の前記水の有無の判断を行うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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