TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025062784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-15
出願番号
2023172037
出願日
2023-10-03
発明の名称
ボックス支持具及びボックス支持構造
出願人
積水ハウス株式会社
,
ナンカイ工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
3/12 20060101AFI20250408BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 本発明は、施工性が高く、ボックスの脱落を防止できるとともに、施工の際のボックスの位置調整が容易なボックス支持具及びボックス支持構造を提供する。
【解決手段】ボックス支持具1は、ボックス4を支持して壁材3の裏面に固定させるためのボックス支持具1であって、一端が柱材7に固定されて、前記壁材3と平行な水平方向に延びる水平レール6と、前記ボックス4の前記壁材7側の面と反対側の面に当接して固定される固定部80、及び前記水平レール6の前記ボックス4と反対側の面に圧接して、当該水平レール6を前記ボックス4側に押し付けるレール保持部81、を有し、前記水平レール6に沿って移動可能な接続金具8と、前記接続金具8又は前記ボックス4の前記水平レール6に沿った移動を規制する規制手段90,91と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ボックスを支持して壁材の裏面に固定させるためのボックス支持具であって、
一端が柱材に固定されて、前記壁材と平行な水平方向に延びる水平レールと、
前記ボックスの前記壁材側の面と反対側の面に当接して固定される固定部と、前記水平レールの前記ボックスと反対側の面に圧接して、当該水平レールを前記ボックス側に押し付けるレール保持部と、を有し、前記水平レールに沿って移動可能な接続金具と、
前記接続金具又は前記ボックスの前記水平レールに沿った移動を規制する規制手段と、
を備えることを特徴とするボックス支持具。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記固定部は、当該固定部を貫通して前記ボックスの前記壁材側の面と反対側の面に固定される締結具によって前記ボックスに固定されることを特徴とする請求項1に記載のボックス支持具。
【請求項3】
前記レール保持部は、前記固定部と一体形成され、前記水平レールの上面に面する上側水平部と、前記水平レールの下面に面する下側水平部と、前記上側水平部及び前記下側水平部を接続する底面部を有する溝形に形成されており、
前記上側水平部及び前記下側水平部は、前記底面部から突出する方向の長さが、前記水平レールの厚さ以下であり、
前記底面部が前記水平レールの前記ボックスと反対側の面に圧接することを特徴とする請求項2に記載のボックス支持具。
【請求項4】
前記規制手段は、前記底面部を貫通して前記水平レールに打ち込まれるビスであることを特徴とする請求項3に記載のボックス支持具。
【請求項5】
前記固定部は、前記水平レールと前記ボックスの間に配置される平板状の部材であり、
前記レール保持部は、
前記水平レールの上面及び下面のうちの一方の面に隣接して前記固定部から突出する突出部と、
前記水平レールの上面及び下面のうちの他方の面に隣接して、前記水平レールの前記ボックスと反対側の面に回り込んで形成され、ネジ孔が形成されたフック部と、
前記ネジ孔に螺着して先端が前記水平レールの前記ボックスと反対側の面に圧接する固定ネジと、
を有することを特徴とする請求項2に記載のボックス支持具。
【請求項6】
前記ボックスの前記壁材側の面に、当該ボックスから鍔状にはみ出すように固定されるプレートを有し、
前記規制手段は、前記プレートを貫通して前記壁材に打ち込まれるビスであることを特徴とする請求項3又は請求項5に記載のボックス支持具。
【請求項7】
前記水平レールは、前記柱材側の端部に当該柱材の側面に当接する平板部を有しており、
前記平板部は、前記柱材に打ち込み可能な固定ビスを挿入可能なビス挿入孔と、前記柱材の内部に配置される固定穴に螺着可能なボルトを挿入可能なボルト挿入孔と、を有することを特徴とする請求項3又は請求項5に記載のボックス支持具。
【請求項8】
請求項3又は請求項5に記載のボックス支持具を用いたボックス支持構造であって、
前記水平レールは、前記柱材側の端部に当該柱材の前記水平部側の面に当接する平板部を有しており、
前記柱材はリップ溝型鋼であり、前記柱材の内部に当該柱材の開口幅よりも長い板状に形成されボルトを螺着可能な固定穴を有する挿入板が設けられており、
前記平板部に設けられたボルト挿入孔を通して挿入される前記ボルトを前記固定穴に螺着させることで、前記挿入板を前記平板部に引き寄せて、前記柱材のリップを前記平板部と前記挿入板とで挟持して、前記水平レールを前記柱材に固定させることを特徴とするボックス支持構造。
【請求項9】
前記平板部は、前記ボルト挿入孔が設けられる柱固定部と、前記水平レールが延出するレール延出部と、を有しており、
前記柱固定部及び前記レール延出部が上下に隣り合って形成されることを特徴とする請求項8に記載のボックス支持構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁材の裏面に固定される配線用のボックスを支持するボックス支持具及び当該ボックス支持具を用いたボックス支持構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、壁体内に配線されるケーブルを壁面に備え付けられる機器に接続するために、壁材の裏面側に配線用のボックスを支持する構造が様々知られている。例えば、特許文献1及び特許文献2には、リップ溝形鋼の柱材の側面に当接して固定される固定部と、当該柱材から横側方に延びる水平レールとを有するL字状に形成され、水平レールに配線用のボックスを支持する構造が提案されている。
【0003】
また、例えば特許文献3には、壁材の裏面に当該壁材の開口部に合わせてボックスを当接させ、当該ボックスのフランジを貫通するボルトにより、隙間なく密着設置されている構造が提案されている。これらのボックスには貫通孔が設けられて、壁体内を配線される電力線、アンテナ線、LANケーブルなどの配線ケーブルがボックス内に引き込まれて、壁材に設けられた開口部を通して、電力や所定の信号を壁体の外に供給している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-126032号公報
特開2022-129891号公報
特開2010-148183号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1及び特許文献2のように、柱材に支持される水平レールにボックスを固定する場合、ボックスを固定する支持金具は、ボックスの壁材側の面から施工するものであるので、ボックスに接する壁材が先に施工されている場合には、水平レールとボックスとの固定作業が困難となる。また、特許文献3のように、壁材の裏面にボックスを当接させて当該ボックスのフランジをボルトにより壁材の裏面に固定する構造では、壁材の裏面にボックスを固定しているだけであるから、ボックスの固定が十分でない恐れやケーブルの抜き差しによってボックスが外れる恐れがある。
【0006】
そこで、本発明は、施工性が高く、ボックスの脱落を防止できるとともに、施工の際のボックスの位置調整が容易なボックス支持具及びボックス支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第一のボックス支持具は、ボックスを支持して壁材の裏面に固定させるためのボックス支持具であって、一端が柱材に固定されて、前記壁材と平行な水平方向に延びる水平レールと、前記ボックスの前記壁材側の面と反対側の面に当接して固定される固定部、及び前記水平レールの前記ボックスと反対側の面に圧接して、当該水平レールを前記ボックス側に押し付けるレール保持部、を有し、前記水平レールに沿って移動可能な接続金具と、前記接続金具又は前記ボックスの前記水平レールに沿った移動を規制する規制手段と、を備えることを特徴としている。
【0008】
本発明の第二のボックス支持具は、第一のボックス支持具の特徴に加えて、前記固定部は、当該固定部を貫通して前記ボックスの前記壁材側の面と反対側の面に固定される締結具によって前記ボックスに固定されることを特徴としている。
【0009】
本発明の第三のボックス支持具は、第二のボックス支持具の特徴に加えて、前記レール保持部は、前記固定部と一体形成され、前記水平レールの上面に面する上側水平部と、前記水平レールの下面に面する下側水平部と、前記上側水平部及び前記下側水平部を接続する底面部を有する溝形に形成されており、前記上側水平部及び前記下側水平部は、前記底面部から突出する方向の長さが、前記水平レールの厚さ以下であり、前記底面部が前記水平レールの前記ボックスと反対側の面に圧接することを特徴としている。
【0010】
本発明の第四のボックス支持具は、第三のボックス支持具の特徴に加えて、前記規制手段は、前記底面部を貫通して前記水平レールに打ち込まれるビスであることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
積水ハウス株式会社
建築物
6日前
積水ハウス株式会社
測量用治具
3日前
積水ハウス株式会社
測量用治具
3日前
個人
発電機
10日前
個人
発電機
6日前
ニデック株式会社
モータ
2日前
個人
ファスナー式コード束ね
25日前
個人
高電荷低電位電荷搬送体
24日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
24日前
未来工業株式会社
ゲージ
24日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
18日前
株式会社シマノ
電力供給装置
11日前
富士電機株式会社
半導体装置
10日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
2日前
株式会社浅羽製作所
通線用先端誘導具
17日前
株式会社ダイヘン
電力システム
12日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電池制御装置
12日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
発電機
3日前
コーセル株式会社
スイッチング電源装置
24日前
高周波熱錬株式会社
電源装置
25日前
トヨタ紡織株式会社
磁石挿入装置
2日前
高周波熱錬株式会社
電源装置
25日前
株式会社ダイヘン
蓄電池システム
17日前
日本航空電子工業株式会社
シール構造体
20日前
矢崎総業株式会社
グロメット
20日前
ニデック株式会社
ステータ、モータ及びドローン
25日前
トヨタ自動車株式会社
充電制御装置
10日前
GX株式会社
可搬式太陽光発電用電源装置
10日前
キヤノン株式会社
電源装置、画像形成装置
11日前
株式会社ミツバ
端子ユニット
24日前
株式会社ダイヘン
無線給電システム
2日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
24日前
株式会社デンソー
電力変換装置
3日前
株式会社ミツバ
モータ制御装置
24日前
個人
同期回転電機
17日前
株式会社オリジン
充電器
20日前
続きを見る
他の特許を見る