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公開番号2025062406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171452
出願日2023-10-02
発明の名称開閉装置
出願人文化シヤッター株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類E06B 9/06 20060101AFI20250407BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 開閉体と天側開口部の隙間を塞ぐ。
【解決手段】 天側開口部2から下方へ繰り出される開閉体10により空間を仕切るようにして閉鎖する開閉装置において、天側開口部2を略閉鎖した閉鎖位置と、開閉体10の通過を可能にするように天側開口部2を開放した開放位置との間で開閉可能な天側開閉部材50を具備している。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
天側開口部から下方へ繰り出される開閉体により空間を仕切るようにして閉鎖する開閉装置において、前記天側開口部を略閉鎖した閉鎖位置と、前記開閉体の通過を可能にするように前記天側開口部を開放した開放位置との間で開閉可能な天側開閉部材を具備していることを特徴とする開閉装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
閉鎖状態の前記開閉体により水の流れを阻む止水シャッター装置を構成していることを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
【請求項3】
開閉体幅方向端部側の収納位置から開閉体幅方向中央側の開閉体補強位置へ移動して閉鎖状態の前記開閉体に対し下流側から近接又は接触する可動中柱と、前記天側開口部内で前記可動中柱を開閉体幅方向へ案内する可動中柱ガイド部とを備え、
前記天側開閉部材が、前記閉鎖位置にて前記可動中柱ガイド部を覆うように設けられていることを特徴とする請求項2記載の開閉装置。
【請求項4】
前記天側開閉部材は、開閉体幅方向に沿う回転軸を支点にした回動により前記天側開口部を開閉することを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
【請求項5】
前記天側開閉部材は、開閉体幅方向に並設されるとともに各々が独立して回動可能な複数のパネルにより構成され、
いずれかの前記パネルの開放回動に、隣接する前記パネルが順次に連動するようにしたことを特徴とする請求項4記載の開閉装置。
【請求項6】
開閉体幅方向に隣接する二つの前記パネルのうち、その一方のパネルには他方のパネル側へ突出する係合部が設けられ、前記一方のパネルの開放回動に伴って、前記係合部が前記他方のパネルに係合して、前記他方のパネルが開放回動するようにしたことを特徴とする請求項5記載の開閉装置。
【請求項7】
前記係合部は、隣接する二つの前記パネルの隙間を覆うように設けられていることを特徴とする請求項6記載の開閉装置。
【請求項8】
前記開閉体の閉鎖経路の側方側に開口部を形成し機能させる側方側機能部と、前記側方側機能部を開閉可能に覆う側方側開閉部材とを具備することを特徴とする請求項1記載の開閉装置。
【請求項9】
前記天側開閉部材が開放していることを条件に、前記開閉体の閉鎖動作を可能にすることを特徴とする請求項1~8何れか1項記載の開閉装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉体により空間を仕切るようにして閉鎖する開閉装置に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、収納部の下方のマグサ開口部から下方へ繰り出される複数のパネルと、これら複数のパネルを幅方向の端部で下方へ案内するガイドレールと、前記複数のパネルを床面上に積み上げた閉鎖状態において開閉体幅方向の端部側から中央側へ移動して前記複数のパネルに対し下流側から近接する可動柱とを備え、閉鎖状態の前記複数のパネルにより水の流れを阻むようにした止水シャッター装置がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-180953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記従来技術によれば、複数のパネルの大部分を上方の収納部に収納した開放状態では、最も下側に位置するパネルの下端側が、マグサ開口部内に位置し、このパネルの表裏面と、まぐさ開口部の内面との間に、開閉体厚さ方向の隙間が形成される。
このため、前記隙間から内部が覗けてしまい美観を損ねてしまったり、前記隙間を介して天井内に風雨が侵入したりするおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
このような課題に鑑みて、本発明の一つは、以下の構成を具備するものである。
天側開口部から下方へ繰り出される開閉体により空間を仕切るようにして閉鎖する開閉装置において、前記天側開口部を略閉鎖した閉鎖位置と、前記開閉体の通過を可能にするように前記天側開口部を開放した開放位置との間で開閉可能な天側開閉部材を具備していることを特徴とする開閉装置。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、以上説明したように構成されているので、開閉体と天側開口部の隙間を塞ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に係る開閉装置の一例を下流側から視た図である。
図1の(II)-(II)線に沿う断面図であり、開閉体を全開し、天側開閉部材及び側方側開閉部材を閉鎖した状態を示す。
同断面において、天側開閉部材及び側方側開閉部材を開放した状態を示す。
同断面において、天側開閉部材及び側方側開閉部材を開放し、開閉体を閉鎖し、可動中柱を収納位置から開閉体補強位置へ移動した状態を示す。
同開閉装置の要部縦断面図であり、開閉体を全開し、天側開閉部材及び側方側開閉部材を閉鎖した状態を示す。
同縦断面において、天側開閉部材及び側方側開閉部材を開放した状態を示す。
同縦断面において、天側開閉部材及び側方側開閉部材を開放し、開閉体を閉鎖し、可動中柱を収納位置から開閉体補強位置へ移動した状態を示す。
天側開閉部材の設置構造を示す要部縦断面図であり、ダンパー機構について一部切欠し内部構造を示している。
側方側開閉部材の設置構造を示す要部横断面図である。
天側開閉部材の一例を下流側から視た図であり、(a)は閉鎖状態、(b)は閉鎖動作の途中状態を示す。
同開閉装置における制御例を示すフローチャートである。
側方側開閉部材の設置構造の他例を示す横断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
次に、本発明に係る実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
本明細書中、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と略直交する方向であって、開閉体の厚さ方向ではない方向を意味する。
また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が開閉動作のために空間を仕切ったり開放したりするスライド方向を意味する。
【0009】
また、「開閉体幅方向外側」とは、開閉体幅方向に沿って開閉体の外側へ向かう方向側を意味する。例えば、向かって右側のガイドレールを基準にすると、開閉体幅方向外側は、右方向側になる。
また、「開閉体幅方向内側」とは、開閉体幅方向に沿って開閉体の内側へ向かう方向側を意味する。例えば、向かって右側のガイドレールを基準にすると、開閉体幅方向内側は、左方向側になる。
【0010】
また、「開閉体厚さ方向外側」とは、開閉体の厚みの中央部から開閉体厚さ方向に沿って離れる方向側を意味する。
また、「開閉体厚さ方向内側」とは、開閉体厚さ方向に沿って開閉体の厚みの中央部へ向かう方向側を意味する。
(【0011】以降は省略されています)

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