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公開番号2025062094
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025017483,2022527985
出願日2025-02-05,2020-11-13
発明の名称キャピラリ電気泳動のためのデュアルモード走査光学システム
出願人ディーエイチ テクノロジーズ デベロップメント プライベート リミテッド
代理人個人,個人
主分類G01N 21/17 20060101AFI20250404BHJP(測定;試験)
要約【課題】キャピラリ電気泳動のための好適デュアルモード走査光学システムの提供。
【解決手段】複数のサンプルを受取る複数のキャピラリ、第1経路(PB)に沿いUV放射線を発生させるUV放射線源(120)、第2経路(PA)に沿いレーザ放射線を発生させるレーザ光源(110)、第1経路に沿いUV放射線源からの放射線を受取り、第2経路に沿いレーザ光源からの光を受取り、受取られたUV放射線及びレーザ光を共通光学経路上に指向するよう構成されるガルバノメトリックミラー(116)を備えるデュアルモードキャピラリ電気泳動システムを開示する。ガルバノメトリックミラーは複数のキャピラリにわたり順次UV放射線およびレーザ光を走査するよう構成される。システムは、UV放射線を検出する検出器(180)、レーザ励起に応答してサンプルにより放出される光ファイバ(185)を介した蛍光放射線を検出する検出器(180)を更に含み得る。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
本明細書に記載の発明。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
(関連米国出願)
本出願は、2019年11月14日に出願された米国仮出願第62/935,609号からの優先権の利益を主張し、その内容全体が参照によって本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,600 文字)【0002】
(分野)
本開示は、概して、デュアルモードキャピラリ電気泳動システム、より具体的には、少なくとも2つの検出モード、例えば、UV吸収モードとレーザ誘起蛍光性(LIF)モードとにおいて容易に動作し得るキャピラリ電気泳動システムに関する。
【背景技術】
【0003】
(背景)
キャピラリ電気泳動は、多くの場合、合成ポリヌクレオチド、DNAシーケンシングフラグメント、DNA制限フラグメント、アミノ酸、ダンシルアミノ酸の光学異性体等の荷電種の高速分離および分析、ならびにタンパク質、ウイルス、およびバクテリアの分離のために採用される。ミセル動電キャピラリークロマトグラフィ、等電点電気泳動、およびオンカラム誘導体化は全て、CEカラム上で実施され得る。
【0004】
現在の計器は、典型的には、一度に1つのみのサンプルを分析し得、これは、計器のスループットを制限する。さらに、現在の計器の検出モードの変更は、困難であり、典型的には、計器のハードウェア修正および再検証を要求する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
(概要)
一側面では、デュアルモードキャピラリ電気泳動システムが、開示され、デュアルモードキャピラリ電気泳動システムは、複数のサンプルを受け取るための複数のキャピラリと、第1の経路に沿ってUV放射線を発生させるためのUV放射線源と、第2の経路に沿ってレーザ放射線を発生させるためのレーザ光源と、該第1の経路に沿った該UV放射線源からの放射線を受け取り、該第2の経路に沿った該レーザ光源からの光を受け取り、該受け取られたUV放射線および該レーザ光を共通光学経路上に指向するように構成されているガルバノメトリックミラーであって、複数のキャピラリにわたって、順次、該UV放射線および該レーザ光を走査するようにさらに構成されているガルバノメトリックミラーとを備える。本システムは、該キャピラリの各々がUV放射線を照射されると該キャピラリの各々を通過するUV放射線の少なくとも一部を受け取るようにキャピラリに対して位置付けられている第1の検出器をさらに含み得る。少なくとも1つの光ファイバの束が、レーザ光によるそのキャピラリ内のサンプルの励起に応答して、該キャピラリの各々内に配置されたサンプルによって放出される蛍光放射線の少なくとも一部を受け取るように該キャピラリに対して位置付けられている。第2の検出器が、キャピラリによって放出される蛍光放射線の少なくとも一部を受け取るための光ファイバに光学的に結合されている。
【0006】
UV放射線およびレーザ光が、キャピラリを横断して走査されるとき、UV放射線およびレーザ光をキャピラリ上に集束させるために、レンズが、ガルバノメトリックミラーと複数のキャピラリとの間に配置され得る。いくつかのそのような実施形態では、レンズは、UV放射線およびレーザ光を実質的にキャピラリの各々の中心上に集束させるように構成されている。
【0007】
いくつかの実施形態では、レーザ放射線は、キャピラリ内に配置されたサンプルに取り付けられた蛍光標識(単数または複数)を励起させ得る。いくつかの実施形態では、紫外線(UV)放射線が、生体サンプルの固有蛍光を励起させるために採用され得る。光ファイバは、蛍光放射線を収集し得る。いくつかの実施形態では、2つの光ファイバの束が、レーザ誘起蛍光性またはUV誘起蛍光放射線を収集するために採用される。いくつかのそのような実施形態では、光ファイバの1つの束は、レーザ誘起またはUV誘起蛍光放射線の少なくとも一部を受け取るようにレンズの上方に位置付けられ、複数のキャピラリに向かって下向きに角度付けられ、光ファイバの別の束は、レーザ誘起またはUV誘起蛍光放射線の少なくともの一部を受け取るようにレンズの下方に位置付けられ、複数のキャピラリに向かって上向きに角度付けられる。
【0008】
いくつかの実施形態では、光ファイバの近位端は、キャピラリに対してそれらを固定するためのプレートに結合され得る。いくつかのそのような実施形態では、光ファイバの遠位端は、光ファイバを出射する光が検出器によって検出され得るように第2の検出器に対してそれらの遠位端を整合させ得る結合要素に結合され得る。いくつかの実施形態では、検出器は、複数の波長を有する光を並行して測定し得、または複数の波長を別個に測定するためにスペクトル分離をもたらす検出器であり得る。
【0009】
いくつかの実施形態では、本システムは、ガルバノメトリックミラーを制御するためのコントローラをさらに含み得る。コントローラは、ハードウェア、ソフトウェアおよび/またはファームウェアにおいて実装され得る。例として、コントローラは、プロセッサと、少なくとも1つの通信バスを介してプロセッサと通信する1つまたは複数のメモリモジュールとを含み得る。いくつかの実施形態では、ガルバノメトリックミラーを動作させるための命令は、パーマネントメモリモジュール内に記憶され得、ガルバノメトリックミラーを動作させるために実行されることとなるランタイムの間、プロセッサによってランダムアクセスメモリモジュールに転送され得る。例として、コントローラは、順次、ガルバノメトリックミラーに複数のキャピラリを照らさせ得る。いくつかのそのような実施形態では、コントローラは、異なる時間間隔においてUV放射線またはレーザ光をガルバノメトリックミラーに伝送するために、これらの時間間隔においてUV放射線源およびレーザ光源を作動させるためにUV放射線源およびレーザ光源と通信し得る。各時間間隔において、ミラーは、順次、複数のキャピラリを横断してUV放射線またはレーザ光を走査し得る。
【0010】
いくつかの実施形態では、複数のキャピラリは、カートリッジ内に格納される。キャピラリをUV放射線およびレーザ光の経路内に設置するためにカートリッジが搭載され得る架台が、提供され得る。
(【0011】以降は省略されています)

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