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公開番号2025061752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-11
出願番号2025009667,2023003363
出願日2025-01-23,2023-01-12
発明の名称車両情報処理装置および車両情報処理プログラム
出願人株式会社ブリッツ
代理人個人
主分類G01C 21/26 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約【課題】簡単な操作で車両に関する情報の処理を行うことができる車両情報処理装置および車両情報処理プログラムを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様は、車両の走行中に撮影した走行動画と、車両から取得した車両情報とを合成する制御部を備えた車両情報処理装置であって、制御部は、走行動画を撮影時刻と対応付けして記憶するとともに、車両のOBD(On Board Diagnostics)を利用して取得した車両情報を走行時刻と対応付けして記憶する制御を行う機能と、撮影時刻と走行時刻との互いの時刻情報が合致するように走行動画と車両情報とが予め設定された画面レイアウトで合成された合成動画を生成する機能と、を備える。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
車両の走行中に撮影した走行動画と、車両情報とを合成する制御部を備えた車両情報処理装置であって、
前記制御部は、
前記走行動画を撮影時刻と対応付けして記憶するとともに、前記車両のOBD(On Board Diagnostics)を利用して取得した前記車両情報を走行時刻と対応付けして記憶する制御を行う機能と、
前記撮影時刻と前記走行時刻との互いの時刻情報が合致するように前記走行動画と前記車両情報とが予め設定された画面レイアウトで合成された合成動画を生成する機能と、
を備えた車両情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記合成動画をSNS(Social Networking Service)サーバへアップロードする機能をさらに備えた、請求項1記載の車両情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記車両の速度が予め設定された速度に達した際に前記走行動画の撮影を自動的に開始し、前記車両の速度が予め設定された速度になった際に前記走行動画の撮影を自動的に終了する制御を行う機能をさらに備えた、請求項1記載の車両情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記走行動画の撮像、前記車両情報の取得、前記合成動画の生成、および前記合成動画のSNS(Social Networking Service)サーバへのアップロードを、前記車両の走行中に連続的に行う機能をさらに備えた、請求項1記載の車両情報処理装置。
【請求項5】
前記車両情報は、前記車両のOBD(On Board Diagnostics)以外から取得した前記車両の情報を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両情報処理装置。
【請求項6】
前記車両情報は、前記車両によって所定のコースを走行する際のラップタイムの情報を含む、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両情報処理装置。
【請求項7】
車両の走行中に撮影した走行動画と、車両情報とを合成する車両情報処理プログラムであって、
コンピュータに、
前記走行動画を撮影時刻と対応付けして記憶するとともに、前記車両のOBD(On Board Diagnostics)を利用して取得した前記車両情報を走行時刻と対応付けして記憶する制御を行うステップと、
前記撮影時刻と前記走行時刻との互いの時刻情報が合致するように前記走行動画と前記車両情報とが予め設定された画面レイアウトで合成された合成動画を生成するステップと、を実行させる、車両情報処理プログラム。
【請求項8】
前記コンピュータに、
前記合成動画をSNS(Social Networking Service)サーバへアップロードするステップをさらに実行させる、請求項7記載の車両情報処理プログラム。
【請求項9】
前記コンピュータに、
前記車両の速度が予め設定された速度に達した際に前記走行動画の撮影を自動的に開始し、前記車両の速度が予め設定された速度になった際に前記走行動画の撮影を自動的に終了する制御を行うステップをさらに実行させる、請求項7記載の車両情報処理プログラム。
【請求項10】
前記コンピュータに、
前記走行動画の撮像、前記車両情報の取得、前記合成動画の生成、および前記合成動画のSNS(Social Networking Service)サーバへのアップロードを、前記車両の走行中に連続的に行うステップをさらに実行させる、請求項7記載の車両情報処理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両情報処理装置および車両情報処理プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
サーキットなどの所定のコースを車両で走行する際、周回ごとの走行タイム(ラップタイム)や区間タイムを計測する場合がある。一般的には、コースの所定位置に予めアンテナを埋設しておき、走行する車両に搭載した受信機(トランスポンダ)でアンテナからの信号を受信することでタイム計測のスタート/ストップを行う計測システムが使用される。計測システムによっては、アンテナの代わりに磁気バーを埋設しておき、車両に搭載した磁気センサによって磁気バーの通過を判断して、タイム計測のスタート/ストップを行うものもある。
【0003】
これらの計測システムでは、予めサーキット側の設備としてコースにアンテナや磁気バーを埋設しておき、タイム計測を制御するための機材を用意しておく必要がある。このような計測システムはコストがかかることから、車両側だけで簡易的に走行タイムを計測する装置もある。例えば、走行する車両の位置情報をGPS(Global Positioning System)によって検知することでサーキットの周回を判断し、タイム計測を行う装置が挙げられる。
【0004】
特許文献1には、GPSによる位置情報からゴールラインの直線式を算出し、車両がゴールラインを通過してから周回コースを1回周回してゴールラインに再び到達するまでの所要時間を計測する車載ラップタイム計測装置が開示される。
【0005】
特許文献2には、低コスト化を図りつつ、測定場所の制限を緩和するため、地図データに基づく地図上にタイム計測用のコースを生成し、走行タイムをGPS衛星からの電波に基づいて計測するタイム計測装置が開示される。特許文献3には、測位衛星の衛星信号に基づく所定の基準位置の車両通過時刻の測定精度を向上するタイム測定装置が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-088136号公報
特開2010-108231号公報
特開2017-228161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
サーキットなどの所定のコースを走行する際のラップタイムや区間タイムをGPSの位置情報を利用して計測する場合、コースに設けられた計測システムを利用することなく簡単な構成で実現することができる。このようなGPSの位置情報を利用した走行タイムの計測装置においては、運転者に過大な負担をかけることなく簡単な操作で、しかも高精度に計測できることが望まれる。
【0008】
本発明は、GPSの位置情報を利用して簡単な操作で高精度に走行タイムを計測するなど、車両に関する情報の処理を行うことができる車両情報処理装置および車両情報処理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、車両が所定のコースを走行する際の所要時間を計測する機能を有する車両情報処理装置であって、車両の位置情報を所定のサンプリングレートで取得するGPS受信部と、コース上の所望の基準位置に前記車両が位置する状態で基準位置指定信号を発生させる基準指定部と、基準指定部で発生した基準位置指定信号を受けたタイミングに基づきGPS受信部で受信した車両の位置情報を基準位置座標として取得する基準位置取得部と、基準位置取得部で取得した基準位置座標を含み、車両の走行ラインと平行な2辺を有する矩形の検知エリアを算出する検知エリア算出部と、車両の走行中にGPS受信部で受信した現在位置座標が、検知エリアの内側から出て再び検知エリアの内側に入るまでの所要時間を計測する所要時間計測部と、を備えた車両情報処理装置である。
【0010】
このような構成によれば、コース上を車両で走行している際に、走行タイムの計測の基準となるコース上の位置を車両の走行中に指定することで、走行タイムの計測のスタートおよびストップのトリガーとなる位置(基準位置座標)が設定される。基準位置座標が設定されると、この基準位置座標を含み、車両の走行ラインと平行な2辺を有する矩形の検知エリアが算出される。走行タイムの計測では、車両の走行中にGPS受信部で受信した現在位置座標が、矩形の検知エリアの内側から出て再び矩形の検知エリアの内側に入るまでの所要時間を計測する。車両が走行する実際のコースにはある程度の幅(幅員)があるため、矩形の検知エリアを設定することで、コース上の走行ラインのずれやGPSの誤差を吸収しやすい。
(【0011】以降は省略されています)

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