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公開番号
2025061543
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025008479,2023140154
出願日
2025-01-21,2018-09-21
発明の名称
光学体、照明装置、及び画像表示装置
出願人
デクセリアルズ株式会社
代理人
弁理士法人青海国際特許事務所
主分類
G02B
5/02 20060101AFI20250403BHJP(光学)
要約
【課題】均質配光性を向上させることが可能な、新規かつ改良された光学体、照明装置、及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、主構造体の合成構造体が基材の面内に連続して展開される光学体であって、主構造体の基材の面内における位相分布は、2次元光学開口の瞳関数をフーリエ変換することで得られる振幅分布に相当し、ピークレシオ値が2.5以下であることを特徴とする、光学体が提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の主構造体を合成して成る形状を有する合成構造体が基材の面内に連続して展開される光学体であって、
前記主構造体の前記基材の面内における位相分布は、2次元光学開口の瞳関数をフーリエ変換することで得られる振幅分布に相当し、Sinc関数で示され、
前記瞳関数は、光強度分布がガウシアン分布を示す瞳関数であることを特徴とする、光学体。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記複数の主構造体の各々の中心点は、予め設定された主構造体の面内存在確率Pに基づいて、前記基材のx
2
y
2
平面上の任意の位置に配置され、
前記複数の主構造体の各々の形状は、予め設定された主構造体の振幅A、周期Λ、存在領域T、及び周期摂動δに基づいて、前記主構造体毎にランダムに決定された形状であり、
前記合成構造体の形状は、前記基材のx
2
y
2
平面上に配置された前記複数の主構造体の高さz
2
を単純和して、前記複数の主構造体を合成することによって、前記x
2
y
2
平面上に形成された形状であることを特徴とする、請求項1に記載の光学体。
【請求項3】
前記2次元光学開口は、円形、矩形、多角形、または自由形状を有することを特徴とする、請求項1または2に記載の光学体。
【請求項4】
前記合成構造体の位相分布は、前記複数の主構造体の前記位相分布を単純和したものであることを特徴とする、請求項1~3の何れか1項に記載の光学体。
【請求項5】
前記主構造体の位相分布の周期Λが以下の条件1を満たすことを特徴とする、請求項1~4の何れか1項に記載の光学体。
条件1 Λ≧5μm
【請求項6】
前記主構造体の面内存在確率P及び周期Λが以下の条件2を満たすことを特徴とする、請求項1~4の何れか1項に記載の光学体。
条件2 P≧0.3%、かつΛ≧3μm
【請求項7】
前記主構造体の面内存在確率P、存在領域T、周期Λ、及び周期摂動δが以下の条件3を満たすことを特徴とする、請求項1~4の何れか1項に記載の光学体。
条件3 P≧0.2%、Λ≧3μm、T≧10Λ、かつδ≧30%(条件3-1)
またはP≧0.2%、Λ≧4μm、T>10Λ、かつδ≧0%(条件3-2)
が満たされる。
【請求項8】
請求項1~7の何れか1項に記載の光学体を光源の表面に配置したことを特徴とする、照明装置。
【請求項9】
請求項1~7の何れか1項に記載の光学体を光源と表示部との間に配置したことを特徴とする、画像表示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光学体、照明装置、及び画像表示装置に関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
光の拡散特性を変化させるために、入射した光を所望の方向に拡散させる拡散板が用いられることが多い。かかる拡散板は、その表面に所望の拡散状態を実現させるための光学体を有しており、かかる光学体の一種として、数十μm程度の大きさのマイクロレンズが複数配置されたマイクロレンズ構造を有するものがある。
【0003】
例えば以下の特許文献1には、複数のマイクロレンズが不規則に配列されたマイクロレンズアレイを有する光学フィルムが開示されており、かかるマイクロアレイ内に形成されたマイクロレンズの頂点位置、頂点間隔が所定の条件を満たす。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-4907号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、拡散板には光をなるべく均質に配光するという均質配光性が強く求められている。しかし、十分な均質配光性を有する拡散板は未だ提案されていないのが実情である。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、均質配光性を向上させることが可能な、新規かつ改良された光学体、照明装置、及び画像表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、主構造体の合成構造体が基材の面内に連続して展開される光学体であって、主構造体の基材の面内における位相分布は、2次元光学開口の瞳関数をフーリエ変換することで得られる振幅分布に相当し、ピークレシオ値が2.5以下であることを特徴とする、光学体が提供される。
【0008】
ここで、2次元光学開口は、円形、矩形、多角形、または自由形状を有してもよい。
【0009】
また、位相分布はSinc関数で示されてもよい。
【0010】
また、合成構造体の位相分布は、主構造体の位相分布を単純和したものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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