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公開番号2025061275
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2025005062,2023200482
出願日2025-01-14,2017-07-21
発明の名称道路の路線測量および道路の縦横断図作成方法
出願人株式会社エムアールサポート
代理人個人
主分類G01B 11/24 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約【課題】三次元測量対象物の測量から各種報告書作成に至る一連の作業を正確にワンストップで実現し、時間的、人的コストの削減を図る。
【解決手段】解析装置30は、三次元走査装置10により照射されるレーザ光により三次元測定対象物からの反射点における各点が3次元座標化された点群データとして取得し、取得した点群データを解析し、三次元測定対象物の形状確認データを生成すると共に、入力装置31によって入力される任意の2点間の縦横断データを作成して設計データに変換し、それぞれ出力装置32に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
三次元測定対象物の形状測定方法であって、
三次元走査装置により照射されるレーザ光により前記三次元測定対象物からの反射点における各点が3次元座標化された点群データとして取得する第1のステップと、
前記取得した点群データを解析装置によって解析し、前記三次元測定対象物の形状確認データを生成すると共に、入力装置によって入力される任意の2点間の縦横断データを作成して設計データに変換し、それぞれ出力装置に出力する第2のステップと、
を有することを特徴とする三次元測定対象物の形状測定方法。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第1のステップは、
トータルステーションによる観測結果を前記解析装置が利用可能なファイル形式に変換して前記点群データに反映させ、色マッピング処理により生成されるPTSファイルと、基準点SIMAデータとを統合して前記解析装置に入力することを特徴とする請求項1に記載の三次元測定対象物の形状測定方法。
【請求項3】
前記第2のステップは、
線形を基準とした路線測量により得られる前記線形の主要点の位置座標と、取り込んだ中間座標とに基づき路線計算を行い、前記路線計算の結果に基づき、三角網による縦横断図を作成することを特徴とする請求項1に記載の三次元測定対象物の形状測定方法。
【請求項4】
三次元測定対象物の形状測定装置であって、
照射されるレーザ光により前記三次元測定対象物からの反射点における各点が3次元座標化された点群データとして取得する三次元走査装置と、
前記取得した点群データを解析し、前記三次元測定対象物の形状確認データを生成すると共に、指定された任意の2点間の縦横断データを作成して設計データに変換し、出力装置にそれぞれ出力する解析装置と、を備えたことを特徴とする形状測定装置。
【請求項5】
三次元測定対象物の形状測定装置のためのプログラムであって、
前記形状測定装置に、
三次元走査装置により照射されるレーザ光により前記三次元測定対象物からの反射点における各点が3次元座標化された点群データとして取得する処理と、
前記取得した点群データを解析し、前記三次元測定対象物の形状確認データを生成すると共に、指定された任意の2点間の縦横断データを作成して設計データに変換し、出力する処理と、を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、道路の傷やいたみ等、路面のクラック調査、轍調査、縦横断調査等、測量対象物を立体的にとらえることができる、三次元測定対象物の形状測定方法、及び装置、並びにプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に、現場に持ち込んだトータルステーション等の測量計により、任意位置の三次元座標の計測を行う技術が記載されている。
【0003】
特許文献1に記載された技術によれば、座標が既知の2つの基準位置にプリズムや反射光等の反射部材を置き、トータルステーションから反射部材に向けて測定用の光を投光し、その反射光の位相差に基づき各基準位置までの距離を測定するとともに、測定用の光の投光方向の水平角度や鉛直角度を測定する。そして、測定した距離、水平角度、鉛直角度、及び既知の基準位置の位置座標等に基づいて幾何学的計算を行うことにより、測定位置の三次元座標を求めることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-32983号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、土木建築業界において、測量データは、ますます正確なデータが求められている。例えば、道路の傷やいたみ等の路面のクラック調査、轍調査、縦横断調査(切削量のボリューム)等、三次元測定対象物を立体的にとらえた正確な測量は、人が実際に現場へ足を運んで目視確認を行い、測量計で測量地点のデータをとり、測量成果報告書を作成する必要がある。また、その作業はそれぞれ専門の会社が行っている。このため、作業に要する時間、人的コストが高く、したがって、実際の測量から各種報告書作成に至る一連の作業を正確にワンストップで実現し、時間的、人的コストの削減を図るためのツールの出現がのぞまれていた。
【0006】
本発明は上記した課題を解決するためになされたものであり、三次元測量対象物の測量から各種報告書作成に至る一連の作業を正確にワンストップで実現し、時間的、人的コストの削減を図った、三次元測定対象物の形状測定方法、及び装置、並びにプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するために、本発明は、(1)三次元測定対象物の形状測定方法であって、三次元走査装置により照射されるレーザ光により前記三次元測定対象物からの反射点における各点が3次元座標化された点群データとして取得する第1のステップと、前記取得した点群データを解析装置によって解析し、前記三次元測定対象物の形状確認データを生成すると共に、入力装置によって入力される任意の2点間の縦横断データを作成して設計データに変換し、それぞれ出力装置に出力する第2のステップと、を有することを特徴とする。
【0008】
(1)の構成において、前記第1のステップは、トータルステーションによる観測結果を前記解析装置が利用可能なファイル形式に変換して前記点群データに反映させ、色マッピング処理により生成されるPTSファイルと、基準点SIMAデータとを統合して前記解析装置に入力することを特徴とする。
【0009】
(1)の構成において、前記第2のステップは、線形を基準とした路線測量により得られる前記線形の主要点の位置座標と、取り込んだ中間座標とに基づき路線計算を行い、前記路線計算の結果に基づき、三角網による縦横断図を作成することを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、三次元測定対象物の形状測定装置であって、照射されるレーザ光により前記三次元測定対象物からの反射点における各点が3次元座標化された点群データとして取得する三次元走査装置と、前記取得した点群データを解析し、前記三次元測定対象物の形状確認データを生成すると共に、指定された任意の2点間の縦横断データを作成して設計データに変換し、出力装置にそれぞれ出力する解析装置と、を備えたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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