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公開番号2025060394
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024099874
出願日2024-06-20
発明の名称情報処理システム、情報処理方法
出願人三洋化成工業株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G01N 27/12 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約【課題】対象者が所望する茶飲料の風味から、その風味の茶飲料を抽出可能な茶葉を特定する。
【解決手段】情報処理システム(100)は、匂い測定装置(30)と、匂い測定装置(30)から出力された測定信号に基づき、分類情報を取得する第1取得部(11)と、対象者情報を取得する第2取得部(12)と、分類情報と対象者情報に基づいて、対象者が所望する茶葉を推定する特定部(13)とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
互いに識別情報が異なる複数の茶葉の匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から出力された測定信号に基づいて、前記複数の茶葉を複数の群に分類した分類情報を取得する第1取得部と、
前記複数の群のうちの少なくともいずれかに分類された複数の標本茶葉のそれぞれから抽出された茶飲料の風味に対する対象者の評価と、前記茶飲料を抽出するために用いた前記標本茶葉の前記識別情報とが対応付けられている対象者情報を取得する第2取得部と、
前記対象者情報と前記分類情報との対応関係を解析して、前記対象者が所望する風味の茶飲料を抽出可能な茶葉を前記複数の茶葉の中から特定する特定部と、を備える、
情報処理システム。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記複数の標本茶葉のそれぞれは、互いに異なる前記群に分類される茶葉である、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記対象者情報は、
前記標本茶葉から抽出された前記茶飲料に接した前記対象者からの、前記茶飲料の風味に対する評価に関する所定の質問に対する回答に基づく情報である、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記識別情報は、前記標本茶葉および前記複数の茶葉の各々の産地、銘柄、採取された茶の木の部位の少なくともいずれかを示す情報を含む、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記標本茶葉および前記複数の茶葉は、生茶葉および乾燥茶葉のいずれかである、
請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項6】
コンピュータが、互いに識別情報が異なる複数の茶葉の匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から出力された測定信号に基づいて、前記複数の茶葉を複数の群に分類した分類情報を取得する第1取得ステップと、
コンピュータが、前記複数の群のうちの少なくともいずれかに分類された複数の標本茶葉のそれぞれから抽出された茶飲料の風味に対する対象者の評価と、前記茶飲料を抽出するために用いた前記標本茶葉の前記識別情報とが対応付けられている対象者情報を取得する第2取得ステップと、
コンピュータが、前記対象者情報と前記分類情報との対応関係を解析して、前記対象者が所望する風味の茶飲料を抽出可能な茶葉を前記複数の茶葉の中から特定する特定ステップと、を含む、
情報処理方法。
【請求項7】
請求項1に記載の情報処理システムとしてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記第1取得部、前記第2取得部、および前記特定部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
【請求項8】
請求項7に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、特定の対象における匂いに基づいて、対象の評価を行う装置が開発されている。例えば、特許文献1には、製鉄工場において想定される臭気発生源から採取される臭気であるコークス臭およびタール臭を基準臭気とし、製鉄工場等における未知臭気の発生源および原因を特定するにおい特定装置が記載されている。
【0003】
ところで、従来の技術では、消費者の茶飲料の風味の嗜好から、消費者の嗜好と合った茶葉を特定することは困難である。そのため、茶葉を販売する店舗では、例えば茶葉を直接客に手渡したり、茶葉から実際に抽出された茶飲料を客に試飲させたり、茶飲料の匂いおよび味などの特徴に関する説明が行われたりする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-017467号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ガスクロマトグラフィーなどの専門的な機器を用いれば、茶飲料に含まれる成分を特定することは可能である。しかし、このような分析結果と、消費者の嗜好とが必ずしも一致するとは限らない。
【0006】
本発明の一態様は、対象者が所望する茶飲料の風味から、その風味の茶飲料を抽出可能な茶葉を特定できる、情報処理システム、および情報処理方法等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る情報処理システムは、互いに識別情報が異なる複数の茶葉の匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から取得された測定信号に基づいて、前記複数の茶葉を複数の群に分類した分類情報を取得する第1取得部と、前記複数の群のうちの少なくともいずれかに分類された複数の標本茶葉のそれぞれから抽出された茶飲料の風味に対する対象者の評価と、前記茶飲料を抽出するために用いた前記標本茶葉の前記識別情報とが対応付けられている対象者情報を取得する第2取得部と、前記対象者情報と前記分類情報との対応関係を解析して、前記対象者が所望する風味の茶飲料を抽出可能な茶葉を前記複数の茶葉の中から特定する特定部と、を備える。
【0008】
本発明の一態様に係る情報処理方法は、コンピュータが、互いに識別情報が異なる複数の茶葉の匂いを測定して測定信号を出力する匂い測定装置から取得された測定信号に基づいて、前記複数の茶葉を複数の群に分類した分類情報を取得する第1取得ステップと、コンピュータが、前記複数の群のうちの少なくともいずれかに分類された複数の標本茶葉のそれぞれから抽出された茶飲料の風味に対する対象者の評価と、前記茶飲料を抽出するために用いた前記標本茶葉の前記識別情報とが対応付けられている対象者情報を取得する第2取得ステップと、コンピュータが、前記対象者情報と前記分類情報との対応関係を解析して、前記対象者が所望する風味の茶飲料を抽出可能な茶葉を前記複数の茶葉の中から特定する特定ステップと、を含む。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様によれば、対象者が所望する茶飲料の風味から、その風味の茶飲料を抽出可能な茶葉を特定できる、情報処理システム、および情報処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る匂い測定装置の一例を示す機能ブロック図である。
匂いセンサ素子の構成の一例を示す上面図である。
本発明の一実施形態に係る特定装置の構成の一例を示す機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムが対象茶葉から抽出された茶飲料の香りの特性を特定する処理の流れの一例を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す機能ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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