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公開番号
2025060122
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170658
出願日
2023-09-29
発明の名称
測量方法、測量システム及び測量プログラム
出願人
株式会社トプコン
代理人
弁理士法人あお葉国際特許事務所
主分類
G01C
15/00 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約
【課題】スタティック解析におけるGNSS受信機からコンピュータへの測定データの取り込みにおいて、作業者の労力を提言した測量方法、測量システム及び測量プログラムの提供。
【解決手段】複数の測点の測定データを記憶したGNSS受信機21~26のスタティック観測によって測点座標の測定データを検出し、GNSS受信機からコンピュータ2の記憶部3に取り込んだ各測点の測定データからコンピュータ2の制御部4が基線ベクトル解析を行う測量方法において、制御部4は、近距離無線通信によって複数の前記GNSS受信機を検出して自動的に接続する接続ステップと、接続した前記GNSS受信機をリストアップするリストアップステップと、リストアップした前記各GNSS受信機から前記測定データをそれぞれ順に受信する測定データ受信ステップと、を実行するようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の測点に測位対象としてそれぞれ設置されて測定データを記憶したGNSS受信機のスタティック観測による測点座標の測定データを検出し、GNSS受信機からコンピュータの記憶部に取り込んで行う測量方法において、
複数の前記GNSS受信機から前記コンピュータへの前記測定データの取り込みに際し、
前記制御部は、
近距離無線通信によって複数の前記GNSS受信機を検出して自動的に接続する接続ステップと、
接続した前記GNSS受信機をリストアップするリストアップステップと、
リストアップした前記各GNSS受信機から前記測定データをそれぞれ順に受信する測定データ受信ステップと、
を実行することを特徴とする測量方法。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記リストアップステップは、
前記GNSS受信機における測定データの存在の有無をチェックするステップと、
測定データが存在するGNSS受信機のみを選別してリストに含める選抜ステップと、
を有することを特徴とする、請求項1に記載の測量方法。
【請求項3】
前記測定データは、前記GNSS受信機による測定時刻を示すタイムスタンプを備え、
前記記憶部は、前記GNSS受信機から取り込む前記測定データの測定された時間帯を限定する、取得時間帯を記憶され、
前記測定データ受信ステップは、
GNSS受信機における測定データのタイムスタンプと、前記取得時間帯を比較する時間比較ステップと、
前記タイムスタンプが、前記取得時間帯と一致した測定データのみを選抜して受信する選抜受信ステップと、
を有することを特徴とする、請求項1に記載の測量方法。
【請求項4】
前記測定データは、複数のGNSS受信機が、いずれかのグループに属するかを示すグループスタンプを備え、
前記記憶部は、基線ベクトルの解析を行う解析グループを記憶され、
前記リストアップステップは、
GNSS受信機における測定データの前記グループスタンプと、前記解析グループを比較するグループ比較ステップと、
前記グループスタンプが、前記解析グループと一致したGNSS受信機のみを選抜してリストに含める選抜ステップと、
を有することを特徴とする、請求項1に記載の測量方法。
【請求項5】
前記近距離無線通信が、bluetooth(登録商標)による通信であることを特徴とする、請求項1に記載の測量方法。
【請求項6】
請求項1から5のうちいずれかに記載の測量方法を実施する測量システム。
【請求項7】
請求項1から5のうちいずれかに記載の測量方法をコンピュータに実行させる測量プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のGNSS受信機の測定データからコンピュータでスタティック解析を行う測量方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の段落番号[0019]には、複数のGNSS(Global Navigation Satellite System)受信機を利用したスタティック観測によって座標を取得する測量方法が開示されている。この測量方法では、複数の測点に3以上のGNSS受信機を設置し、各測点の一定時間内における座標データをスタティック法に基づいてGNSS受信機に蓄積し、蓄積したデータをコンピュータに取り込んで測点間の基線ベクトルを算出、解析することによって測量を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特願2020-30152号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
スタティック法に基づく測量方法では、作業者が、座標データを蓄積したGNSS受信機を測点から解析用のコンピュータがある場所に持ち帰り、GNSS受信機をUSB等の有線接続によってコンピュータと接続し、必要な座標データを選択する手動操作をコンピュータに行った上で基線解析を行っていた。
【0005】
しかし、GNSS受信機とコンピュータとの有線接続は、ケーブル等を一々手動で接続しなければならない点で作業者の負担となり、必要な座標データを手動で選択する操作もまた、座標データの有無や内容等を一々モニタ等で確認し、必要なデータを判断した上で手動選択しなければならず、時間と手間がかかる点で作業者の負担となっていた。
【0006】
本願発明は、スタティック法におけるGNSS受信機からコンピュータへの測定データの取り込みにおいて、作業者の労力を無くした測量方法、測量システム及び測量プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
複数の測点に測位対象としてそれぞれ設置されて測定データを記憶したGNSS受信機のスタティック観測による測点座標の測定データを検出し、GNSS受信機からコンピュータの記憶部に取り込んで行う測量方法において、複数の前記GNSS受信機から前記コンピュータへの前記測定データの取り込みに際し、前記制御部は、近距離無線通信によって複数の前記GNSS受信機を検出して自動的に接続する接続ステップと、接続した前記GNSS受信機をリストアップするリストアップステップと、リストアップした前記各GNSS受信機から前記測定データをそれぞれ順に受信する測定データ受信ステップと、を実行することが望ましい。
【0008】
また、前記測量方法において、前記リストアップステップは、前記GNSS受信機における測定データの存在の有無をチェックするステップと、測定データが存在するGNSS受信機のみを選別してリストに含める選抜ステップと、を有することがより望ましい。
【0009】
また、前記測量方法において、前記測定データは、前記GNSS受信機による測定時刻を示すタイムスタンプを備え、前記記憶部は、前記GNSS受信機から取り込む前記測定データの測定された時間帯を限定する、取得時間帯を記憶され、前記測定データ受信ステップは、GNSS受信機における測定データのタイムスタンプと、前記取得時間帯を比較する時間比較ステップと、前記タイムスタンプが、前記取得時間帯と一致した測定データのみを選抜して受信する選抜受信ステップと、を有することがより望ましい。
【0010】
また、前記測量方法において、前記測定データは、複数のGNSS受信機が、いずれかのグループに属するかを示すグループスタンプを備え、前記記憶部は、基線ベクトルの解析を行う解析グループを記憶され、前記リストアップステップは、GNSS受信機における測定データの前記グループスタンプと、前記解析グループを比較するグループ比較ステップと、前記グループスタンプが、前記解析グループと一致したGNSS受信機のみを選抜してリストに含める選抜ステップと、を有することがより望ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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