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公開番号
2025059324
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169356
出願日
2023-09-29
発明の名称
情報提示装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人青海国際特許事務所
,
個人
主分類
B60W
50/14 20200101AFI20250403BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両が今後とり得る姿勢を直感的に乗員に認識させる情報提示装置を提供する。
【解決手段】車両に設けられる情報提示装置1を、車両の前方の路面形状を認識する路面形状認識部10と、路面形状認識部が認識した路面形状を車両が通過する際に車両が取り得る姿勢を予測する車両姿勢予測部20と、車両姿勢予測部が予測した車両の姿勢を表現する立体物100の画像を車両のフロントスクリーンFSに投影して表示する画像表示部30,31とを備える構成とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に設けられる情報提示装置であって、
前記車両の前方の路面形状を認識する路面形状認識部と、
前記路面形状認識部が認識した前記路面形状を前記車両が通過する際に前記車両が取り得る姿勢を予測する車両姿勢予測部と、
前記車両姿勢予測部が予測した前記車両の姿勢を表現する立体物の画像を前記車両のフロントスクリーンに投影して表示する画像表示部と
を備えることを特徴とする情報提示装置。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記立体物は、前記車両の乗員が運転操作を行う運転操作部材の形状を模していること
を特徴とする請求項1に記載の情報提示装置。
【請求項3】
前記画像表示部は、前記路面形状を前記車両が通過する際に左右車輪が通過する箇所の一方に局所的な凹凸が存在する状況を、前記立体物の捻じれによって表現すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提示装置。
【請求項4】
前記画像表示部は、前記路面形状を前記車両が通過する際の車体のピッチ方向の傾斜を前記立体物のピッチ方向の傾斜によって表現すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提示装置。
【請求項5】
前記画像表示部は、前記路面形状を前記車両が通過する際の車体のロール方向の傾斜を前記立体物のロール方向の傾斜によって表現すること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の情報提示装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車等の車両に設けられる情報提示装置に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
車両に搭載される情報提示装置に関する技術として、例えば特許文献1には、車載用表示システムにおいて、表示オブジェクトを有する映像を含む光束を観視者の片目に向けて投影する映像投影部と、観視者が搭乗する車両の姿勢及び方位の少なくともいずれかの角度に関する車両角度情報、及び、車両の外界の背景における表示オブジェクトのターゲットの位置での背景物の角度に関する外界角度情報の少なくともいずれかを取得する角度情報取得部とを備え、映像投影部は、角度情報取得部によって取得された車両角度情報及び外界角度情報の少なくともいずれかに基づいて、表示オブジェクトの映像内における角度を変化させることが記載されている。
特許文献2には、運転支援装置において、ECUは、車両に設けられた操作部材であるアクセルペダルおよびブレーキペダルの直上の領域であって、運転者の視野領域内のフロントウィンドウの領域に、運転支援情報が投影されて表示されるように運転支援情報を表示部へ出力することが記載されている。ここで、運転支援情報には、運転者がアクセルペダルに対して実際に操作している操作量と、アクセルペダルに対する推奨操作量とが含まれる。
また、ECUは、運転者の視線上における運転者と車両のフロントウィンドウとの間に運転支援情報が投影されて表示されるように運転支援情報を表示部へ出力することが記載されている。
運転支援情報には、凹面を有し、椀状をなす受け部と、受け部上を車両の前後および左右に生じる重力加速度の変化に応じて仮想的に移動可能な球部とが含まれることが記載されている。ECUは、挙動センサから入力された挙動情報に基づいて、球部を受け部上で移動するように表示部へ出力することが記載されている。
特許文献3には、車両に搭載される表示制御装置において、車両の前方道路がカーブしている場合に、車両が当該前方道路を走行すると、車両を走行車線内で走行させる車線維持制御機能の限界によって車両が走行車線から逸脱する可能性があるとき、その旨を示す画像コンテンツである逸脱通知コンテンツを有する画像を生成し、逸脱通知コンテンツを有する画像を、ヘッドアップディスプレイに提供して表示させることが記載されている。また、画像コンテンツは、車両のハンドルを示す画像コンテンツと、車両が走行車線から逸脱することなく走行するために必要なハンドルの操舵方向を示す画像コンテンツで構成されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-156608号公報
特開2020- 93590号公報
特開2021- 30776号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
悪路走行においては、ドライバから見て車体の一部(例えばフロントオーバハング)で死角となる車両直前の路面情報を把握し、車両が今後とり得る姿勢を認識する必要がある。
これに対し、例えばセンターディスプレイ等によって情報を提示することも考えられるが、この場合ドライバが自車両前方の直接視野から視線を外して見ることになり、特に凝視して状況把握する場合には直接視野の視認が疎かとなることが懸念される。
ドライバが前方の走行環境から視線をずらすことなく、車両が今後とり得る挙動を認識可能な技術が要望されている。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、車両が今後とり得る姿勢を直感的に乗員に認識させる情報提示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するため、本発明の一態様に係る情報提示装置は、車両に設けられる情報提示装置であって、前記車両の前方の路面形状を認識する路面形状認識部と、前記路面形状認識部が認識した前記路面形状を前記車両が通過する際に前記車両が取り得る姿勢を予測する車両姿勢予測部と、前記車両姿勢予測部が予測した前記車両の姿勢を表現する立体物の画像を前記車両のフロントスクリーンに投影して表示する画像表示部とを備えることを特徴とする。
これによれば、車両姿勢予測部が予測した車両の姿勢を、立体物の画像により表現し、車両のフロントスクリーンに投影して表示することにより、ドライバが自車両前方の状況から視線を外すことなく直感的に車両が今後とり得る姿勢を認識することができる。
【0006】
本発明において、前記立体物は、前記車両の乗員が運転操作を行う運転操作部材の形状を模している構成とすることができる。
これによれば、上述した効果を効果的に得ることができる。
また、運転操作部材の表示態様を変化させることにより、乗員に運転操作を促すことが可能となる。
【0007】
本発明において、前記画像表示部は、前記路面形状を前記車両が通過する際に左右車輪が通過する箇所の一方に局所的な凹凸が存在する状況を、前記立体物の捻じれによって表現する構成とすることができる。
本発明において、前記画像表示部は、前記路面形状を前記車両が通過する際の車体のピッチ方向の傾斜を前記立体物のピッチ方向の傾斜によって表現する構成とすることができる。
本発明において、前記画像表示部は、前記路面形状を前記車両が通過する際の車体のロール方向の傾斜を前記立体物のロール方向の傾斜によって表現する構成とすることができる。
これらの各発明によれば、車両が今後とり得る挙動を乗員により直感的に認識させることができる。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように、本発明によれば、車両が今後とり得る姿勢を直感的に乗員に認識させる情報提示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明を適用した情報提示装置の実施形態のシステム構成を模式的に示すブロック図である。
車両が平地走行する際のヘッドアップディスプレイ装置の表示態様の一例を示す図である。
車両が登坂路を走行する際のヘッドアップディスプレイ装置の表示態様の一例を示す図である。
車両がバンク路を走行する際のヘッドアップディスプレイ装置の表示態様の一様を示す図である。
車両が凹部を有する道路を走行する際のヘッドアップディスプレイ装置の表示態様の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を適用した情報提示装置の実施形態について説明する。
実施形態の情報提示装置は、例えば、SUV型の乗用車等の自動車に搭載されるものである。
図1は、実施形態の情報提示装置のシステム構成を模式的に示す図である。
情報提示装置1は、環境認識ユニット10、車両挙動予測ユニット20、画像生成ユニット30等を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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