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公開番号
2025059027
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024165799
出願日
2024-09-25
発明の名称
電流センサ
出願人
旭化成エレクトロニクス株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G01R
15/20 20060101AFI20250402BHJP(測定;試験)
要約
【解決手段】電流センサは、第1リードフレーム、信号処理IC、第1磁電変換素子、第2磁電変換素子、及び第1磁電変換素子、第2磁電変換素子を部分的に取り囲む第2リードフレームを備える。平面視で、第1磁電変換素子と第2磁電変換素子とは、第1磁電変換素子から第2磁電変換素子に向かう第1方向と交差する第2方向に電流を流す第2リードフレームの一部である中間部分を間に挟んで対向して配置されてよい。複数の第1ワイヤは、平面視で、第2磁電変換素子側とは異なる方向に延び、第2リードフレームを横断せずに、信号処理ICと電気的に接続されてよい。複数の第2ワイヤは、平面視で、第1磁電変換素子側とは異なる方向に延び、第2リードフレームを横断せずに、信号処理ICと電気的に接続されてよい。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端子部分を有する第1リードフレームと、
前記第1リードフレームの第1面に、第2面が支持され、前記第1リードフレームと電気的に接続される信号処理ICと、
前記信号処理ICと別個に構成され、前記信号処理ICの前記第2面と反対側の第1面上に搭載され、前記信号処理ICで処理される信号を前記信号処理ICに出力する第1磁電変換素子及び第2磁電変換素子と、
平面視で前記第1端子部分に対向する第2端子部分を有し、前記信号処理ICの前記第1面に少なくとも一部が対向して配置され、前記第1磁電変換素子及び前記第2磁電変換素子を平面視で部分的に取り囲み、前記第1磁電変換素子及び前記第2磁電変換素子で計測される計測電流が流れる第2リードフレームと
を備え、
平面視で、前記第1磁電変換素子と前記第2磁電変換素子とは、前記第1磁電変換素子から前記第2磁電変換素子に向かう第1方向と交差する第2方向に電流を流す、前記第2リードフレームの一部である中間部分を間に挟んで対向して配置され、
前記第1磁電変換素子は、複数の第1ワイヤを介して前記信号処理ICと電気的に接続され、前記複数の第1ワイヤのそれぞれは、平面視で、前記第2磁電変換素子側とは異なる方向に延び、前記第2リードフレームを横断せずに、前記信号処理ICと電気的に接続され、
前記第2磁電変換素子は、複数の第2ワイヤを介して前記信号処理ICと電気的に接続され、前記複数の第2ワイヤのそれぞれは、平面視で、前記第1磁電変換素子側とは異なる方向に延び、前記第2リードフレームを横断せずに、前記信号処理ICと電気的に接続される、電流センサ。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第2端子部分は、一対の端子を有し、
前記第2リードフレームは、
前記一対の端子の一方から前記第1端子部分側に延びる第1部分と、
前記一対の端子の他方から前記第1端子部分側に延びる第2部分と、
前記第1部分の端部から、前記第2部分の端部を連結する連結部分と
を有し、
前記第1磁電変換素子は、平面視で、前記第1部分、前記連結部分、及び前記第2部分により取り囲まれ、
前記中間部分は、前記第2部分または前記連結部分であり、
前記第1磁電変換素子と前記中間部分との間の距離は、前記第2方向における前記第1磁電変換素子と前記第2リードフレームの距離より短く、
前記第2磁電変換素子と前記中間部分との間の距離は、前記第2方向における前記第2磁電変換素子と前記第2リードフレームの距離より短い、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項3】
前記第2リードフレームは、
前記第2部分が前記中間部分の場合に前記連結部分または前記一対の端子の他方と一方のみが接合され、前記連結部分が前記中間部分の場合に前記第1部分と一方のみが接合され、前記第2磁電変換素子と隣接する第1延長部分と、
前記第1延長部分と一方のみが接合され、前記第2リードフレームのその他の箇所とは接合せず、前記第2磁電変換素子と隣接する第2延長部分と
をさらに有する、請求項2に記載の電流センサ。
【請求項4】
前記中間部分の前記第1方向の幅は、前記第1部分のうち、前記計測電流の流れる方向に交差する方向の幅以下である、請求項2に記載の電流センサ。
【請求項5】
前記中間部分が前記第2部分である場合、前記第1方向は、前記第2端子部分と前記第1端子部分とを結ぶ方向と交差する方向である、請求項2に記載の電流センサ。
【請求項6】
前記連結部分の前記第2方向の幅は、前記第1部分の前記第1方向の幅以下である、請求項5に記載の電流センサ。
【請求項7】
前記信号処理ICの前記第2端子部分から前記第1端子部分に向かう方向の幅は、前記信号処理ICの前記第2端子部分から前記第1端子部分に向かう方向と平面視で交差する方向の幅より長い、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項8】
前記第1リードフレームは、平面視で前記第1磁電変換素子の中心と前記第2磁電変換素子の中心を通る仮想線上に端面を有する、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項9】
前記信号処理ICと前記第2リードフレームとの間の厚み方向における距離Hは、前記第1磁電変換素子の中心と前記第2磁電変換素子の中心との間の距離L、前記第2リードフレームの厚さTaとした場合、
0.01mm<H<3×L-0.5×Ta
を満たす、請求項1に記載の電流センサ。
【請求項10】
前記第1磁電変換素子及び前記第2磁電変換素子の前記第1方向の幅Wbとした場合、
0.5×Ta+Wb<L
を満たす、請求項9に記載の電流センサ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電流センサに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、「上面から下面まで貫通した開口部が形成され、且つ、被測定電流が流れる一次導体と、一次導体とは電気的に分離して設けられ、一次導体の開口部と重なる部分を有するリードフレームと、リードフレーム上において、一次導体の開口部と重なる位置に設けられ、被測定電流を検出する磁気センサとを備える電流センサ」と記載されている。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1] 特開2018-036237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1のような形状の一次導体では、電流が2つの経路に分かれ、同一方向に流れるので、磁気センサを貫く磁場を効果的に高めることができない場合がある。よって、磁気センサの感度を高められず、S/N比を効果的に高めることができない場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の一態様に係る電流センサは、第1端子部分を有する第1リードフレームを備えてよい。前記電流センサは、前記第1リードフレームの第1面に、第2面が支持され、前記第1リードフレームと電気的に接続される信号処理ICを備えてよい。前記電流センサは、前記信号処理ICと別個に構成され、前記信号処理ICの前記第2面と反対側の第1面上に搭載され、前記信号処理ICで処理される信号を前記信号処理ICに出力する第1磁電変換素子及び第2磁電変換素子を備えてよい。前記電流センサは、平面視で前記第1端子部分に対向する第2端子部分を有し、前記信号処理ICの前記第1面に少なくとも一部が対向して配置され、前記第1磁電変換素子及び前記第2磁電変換素子を平面視で部分的に取り囲み、前記第1磁電変換素子及び前記第2磁電変換素子で計測される計測電流が流れる第2リードフレームを備えてよい。平面視で、前記第1磁電変換素子と前記第2磁電変換素子とは、前記第1磁電変換素子から前記第2磁電変換素子に向かう第1方向と交差する第2方向に電流を流す、前記第2リードフレームの一部である中間部分を間に挟んで対向して配置されてよい。前記第1磁電変換素子は、複数の第1ワイヤを介して前記信号処理ICと電気的に接続されてよい。前記複数の第1ワイヤのそれぞれは、平面視で、前記第2磁電変換素子側とは異なる方向に延び、前記第2リードフレームを横断せずに、前記信号処理ICと電気的に接続されてよい。前記第2磁電変換素子は、複数の第2ワイヤを介して前記信号処理ICと電気的に接続されてよい。前記複数の第2ワイヤのそれぞれは、平面視で、前記第1磁電変換素子側とは異なる方向に延び、前記第2リードフレームを横断せずに、前記信号処理ICと電気的に接続されてよい。
【0005】
前記電流センサにおいて、前記第2端子部分は、一対の端子を有してよい。前記第2リードフレームは、前記一対の端子の一方から前記第1端子部分側に延びる第1部分と、前記一対の端子の他方から前記第1端子部分側に延びる第2部分と、前記第1部分の端部から、前記第2部分の端部を連結する連結部分とを有してよい。前記第1磁電変換素子は、平面視で、前記第1部分、前記連結部分、及び前記第2部分により取り囲まれてよい。前記中間部分は、前記第2部分または前記連結部分でよい。前記第1磁電変換素子と前記中間部分との間の距離は、前記第2方向における前記第1磁電変換素子と前記第2リードフレームの距離より短くてよい。前記第2磁電変換素子と前記中間部分との間の距離は、前記第2方向における前記第2磁電変換素子と前記第2リードフレームの距離より短くてよい。
【0006】
いずれかの前記電流センサにおいて、前記第2リードフレームは、前記第2部分が前記中間部分の場合に前記連結部分または前記一対の端子の他方と一方のみが接合され、前記連結部分が前記中間部分の場合に前記第1部分と一方のみが接合され、前記第2磁電変換素子と隣接する第1延長部分と、前記第1延長部分と一方のみが接合され、前記第2リードフレームのその他の箇所とは接合せず、前記第2磁電変換素子と隣接する第2延長部分とをさらに有してよい。
【0007】
いずれかの前記電流センサにおいて、前記中間部分の前記第1方向の幅は、前記第1部分のうち、前記計測電流の流れる方向に交差する方向の幅以下でよい。
【0008】
いずれかの前記電流センサにおいて、前記中間部分が前記第2部分である場合、前記第1方向は、前記第2端子部分と前記第1端子部分とを結ぶ方向と交差する方向でよい。
【0009】
いずれかの前記電流センサにおいて、前記連結部分の前記第2方向の幅は、前記第1部分の前記第1方向の幅以下でよい。
【0010】
いずれかの前記電流センサにおいて、前記信号処理ICの前記第2端子部分から前記第1端子部分に向かう方向の幅は、前記信号処理ICの前記第2端子部分から前記第1端子部分に向かう方向と平面視で交差する方向の幅より長くてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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