TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025058831
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2024013373
出願日
2024-01-31
発明の名称
シート装置
出願人
テイ・エス テック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60N
3/06 20060101AFI20250402BHJP(車両一般)
要約
【課題】オットマンを備えるとともに、乗員が着座していない乗物用シートを、着座者の物品等の載置、又は収容スペースとして有効に利用可能なシート装置を提供する。
【解決手段】シート装置1は、シート本体11と、シート本体11に対して変位可能なオットマン15を有する車両用シート10を備えている。オットマン15は、シート本体11の下方に収納された収納位置と、シート本体11の前方に延びる展開位置と、シート本体11の前方おいてシートクッション12の上面より上方に突出する突出位置と、の間で変位し、突出位置において、オットマン15は、車両用シート10が設けられた車両VのフロアFと平行な端面15bを有している。
【選択図】図16
特許請求の範囲
【請求項1】
シート本体と、該シート本体に対して変位可能なオットマンを有する乗物用シートを備えたシート装置であって、
前記オットマンは、
前記シート本体の下方に収納された収納位置と、前記シート本体の前方に延びる展開位置と、前記シート本体の前方おいてシートクッションの上面より上方に突出する突出位置と、の間で変位し、
前記突出位置において、前記乗物用シートが設けられた乗物の床面と平行な上面を有していることを特徴とするシート装置。
続きを表示(約 870 文字)
【請求項2】
前記オットマンの前記上面には、該上面に載置される物品の少なくとも一部を収容する収容凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート装置。
【請求項3】
前記オットマンは、携帯可能な情報通信端末の非接触充電モジュールを有し、
前記オットマンの前記上面には、前記非接触充電モジュールの給電部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート装置。
【請求項4】
前記収容凹部と前記給電部は、前記突出位置に位置する前記オットマンの前記上面の前後方向で同じ位置に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシート装置。
【請求項5】
前記乗物用シートは、前記シート本体を鉛直方向に延びる回転軸を中心に回転させる回転装置を有し、
前記シート装置は、前記乗物用シートを制御する制御装置を備え、
前記制御装置は、前記回転装置を回転制御することにより、前記オットマンを、前記乗物内に設けられた他の乗物用シートに近接させることを特徴とする請求項1に記載のシート装置。
【請求項6】
前記制御装置は、前記回転装置の回転制御が終了した後に、前記オットマンを、前記収納位置から前記突出位置に変位させることを特徴とする請求項5に記載のシート装置。
【請求項7】
前記乗物用シートは、前記シートクッションの前方側を後方側より高い傾斜姿勢に変位させる傾動装置を有し、
前記制御装置は、前記シートクッションを前記傾斜姿勢に変位させた後に、前記回転装置を制御して前記シート本体を回転させることを特徴とする請求項6に記載のシート装置。
【請求項8】
前記乗物用シートは、空気流を生成する送風装置を有し、
前記オットマンは、該オットマンが前記突出位置に位置する際に、前記送風装置が生成した前記空気流を、前記シートクッションの上面に向けて送風する送風口を有していることを特徴とする請求項1に記載のシート装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート装置に係り、特に、乗物用のシート装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自動運転技術の普及に伴って、自動運転モードで走行している際の乗員の快適性を向上させる技術が注目されている。具体例を挙げると、車室内に、映像コンテンツを再生可能な映像表示領域を形成し、乗員に映像コンテンツを提供することが提案されている。乗員は、リラックスした姿勢で映像コンテンツを楽しみながら目的地に移動することができる。
【0003】
特許文献1には、映像表示領域の位置と、乗員が着座する車両用シートの位置に基づいて、車両用シートの向き及び姿勢を自動調節する技術が開示されている。具体的には、車両用シートは、鉛直方向に延びる回転軸を中心に、映像表示装置に対向する向きに回転駆動されるとともに、リクライニング姿勢となるように自動調節される。これにより、乗員は、車両用シートの調節に煩わされることなく、映像コンテンツの視聴を楽しむことが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-028113号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された技術によって、乗員は、乗物用シートの煩雑な調節作業から解放されるものの、さらなる改善の余地があった。すなわち、特許文献1には、オットマンを備えた乗物用シートが記載されておらず、また、乗員が着座していない乗物用シートを効果的に利用するための検討がされていなかった。そのため、オットマンを備え、乗員が着座していない車両用シートを、着座者の物品等の載置、又は収容スペースとして利用可能とすることが望まれていた。
【0006】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、オットマンを備えるとともに、乗員が着座していない乗物用シートを、着座者の物品等の載置、又は収容スペースとして有効に利用可能なシート装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題は、本発明のシート装置によれば、シート本体と、該シート本体に対して変位可能なオットマンを有する乗物用シートを備えたシート装置であって、前記オットマンは、前記シート本体の下方に収納された収納位置と、前記シート本体の前方に延びる展開位置と、前記シート本体の前方おいてシートクッションの上面より上方に突出する突出位置と、の間で変位し、前記突出位置において、前記乗物用シートが設けられた乗物の床面と平行な上面を有していることにより解決される。
【0008】
上記構成によれば、シート本体に対して変位可能なオットマンは、シート本体の下方に収納された収納位置と、シート本体の前方に延びると展開位置と、シートクッションの上面より上方に突出する突出位置と、の間で変位し、突出位置において、オットマンは床面と平行な上面を有している。そのため、乗員が着座していない乗物用シートのオットマンを突出位置に位置させることにより、オットマンの上面を物品等の載置、収容スペースとして有効に利用することが可能となる。
【0009】
また、前記オットマンの前記上面には、該上面に載置される物品の少なくとも一部を収容する収容凹部が形成されているとよい。
上記構成によれば、オットマンの上面には物品を収容可能な収容凹部が形成されているため、オットマンの上面を物品等の収容スペースとして有効に利用することが可能となる。
【0010】
また、前記オットマンは、携帯可能な情報通信端末の非接触充電モジュールを有し、前記オットマンの前記上面には、前記非接触充電モジュールの給電部が設けられているとよい。
上記構成によれば、オットマンの上面には、携帯可能な情報通信端末を充電する給電部が設けられているため、オットマンの上面を情報通信端末の給電スペースとして有効に利用することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
飛行自動車
2か月前
個人
警告装置
22日前
個人
眼科手術車
3か月前
個人
小型EVシステム
24日前
個人
授乳用車両
3か月前
日本精機株式会社
ケース
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
アンチロール制御装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
台車用車輪止め具
4か月前
株式会社松華
懸架装置
1か月前
個人
ブレーキシステム
1か月前
個人
ステージカー
1か月前
個人
自動車ドア開度規制ベルト
23日前
個人
自走式立体型洗車場
1か月前
個人
謝意シグナル装着車
4か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
4か月前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
4か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
4か月前
株式会社ユーシン
照明装置
6日前
帝国繊維株式会社
作業車両
29日前
株式会社ユーシン
照明装置
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
6日前
マツダ株式会社
車両
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
2か月前
続きを見る
他の特許を見る