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公開番号2025058537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168530
出願日2023-09-28
発明の名称電源装置、照明器具、及び基板ユニット
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類H02M 3/155 20060101AFI20250402BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】デザイン性の低下やノイズ抑制効果のバラツキを抑制しつつ、外部に出力されるノイズを抑制できる電源装置、照明器具、及び基板ユニットを提供する。
【解決手段】基板と、基板に取り付けられた磁性体コアと、を有する基板ユニットと、基板に設けられ、光源ユニットとの接続に用いられる一対の出力端子部と、基板に設けられ、スイッチング素子を有し、スイッチング素子のスイッチングにより、入力された電力を光源ユニットに対応した電力に変換し、変換後の電力を一対の出力端子部に供給することにより、一対の出力端子部に接続された光源ユニットを点灯させるスイッチング回路と、を備え、磁性体コアは、貫通孔を有し、基板の配線経路の一部を貫通孔に挿通するように基板に取り付けられることにより、基板から外部に出力されるノイズを抑制することを特徴とする電源装置が提供される。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
基板と、前記基板に取り付けられた磁性体コアと、を有する基板ユニットと、
前記基板に設けられ、光源ユニットとの接続に用いられる一対の出力端子部と、
前記基板に設けられ、スイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のスイッチングにより、入力された電力を前記光源ユニットに対応した電力に変換し、変換後の電力を前記一対の出力端子部に供給することにより、前記一対の出力端子部に接続された前記光源ユニットを点灯させるスイッチング回路と、
を備え、
前記磁性体コアは、貫通孔を有し、前記基板の配線経路の一部を前記貫通孔に挿通するように前記基板に取り付けられることにより、前記基板から外部に出力されるノイズを抑制することを特徴とする電源装置。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記基板は、基板本体と、前記基板本体に設けられた開口部及び切欠き部の少なくとも一方と、を有し、
前記基板本体は、前記開口部及び切欠き部の少なくとも一方に隣接して設けられた細板状の一部を有し、
前記磁性体コアは、前記基板本体の前記一部を前記貫通孔に挿通した状態で、前記基板に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
【請求項3】
前記基板は、配線パターンを有するとともに、前記配線パターンの一部を前記基板本体の前記一部に設け、前記配線パターンの一部を前記貫通孔に挿通される前記配線経路の一部とすることを特徴とする請求項2記載の電源装置。
【請求項4】
前記配線パターンの一部は、前記磁性体コアに対するターン数を変更可能に構成されていることを特徴とする請求項3記載の電源装置。
【請求項5】
前記基板は、基板本体と、前記基板本体に設けられた一対の端子部と、前記磁性体コアの前記貫通孔に挿通された状態で前記一対の端子部を電気的に接続する配線部材と、を有し、前記配線部材を前記貫通孔に挿通される前記配線経路の一部とすることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
【請求項6】
前記磁性体コアは、前記基板の配線経路のうち、前記スイッチング回路と前記一対の出力端子部とを電気的に接続する2本の配線を前記貫通孔に挿通するように、前記基板に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
【請求項7】
光源ユニットと、
請求項1~6のいずれか1つに記載の電源装置と、
を備えたことを特徴とする照明器具。
【請求項8】
基板と、
前記基板に取り付けられた磁性体コアと、
を備え、
前記磁性体コアは、貫通孔を有し、前記基板の配線経路の一部を前記貫通孔に挿通するように前記基板に取り付けられることにより、前記基板から外部に出力されるノイズを抑制することを特徴とする基板ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電源装置、照明器具、及び基板ユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
光源ユニットと、光源ユニットを点灯させるための電源装置と、を備えた照明器具がある。電源装置は、配線などを介して電源及び光源ユニットと接続され、電源から入力された電力を光源ユニットに対応した電力に変換し、変換後の電力を光源ユニットに供給することにより、光源ユニットを点灯させる。電源装置は、スイッチング回路を有する。スイッチング回路は、スイッチング素子を有し、スイッチング素子のスイッチングによって、電力の変換を行う。
【0003】
スイッチング回路は、ノイズ源になり得る。このため、電源装置では、外部に出力されるノイズを抑制することが求められている。すなわち、電源装置から電源側及び光源ユニット側に出力されるノイズを抑制することが求められている。
【0004】
例えば、電源装置と光源ユニットとを接続する配線にフェライトコアなどの磁性体コアを取り付けることにより、電源装置から光源ユニットに伝搬するノイズを抑制することが考えられる。
【0005】
しかしながら、この場合には、磁性体コアが外部に露出し、照明器具のデザイン性が損なわれてしまうことが懸念される。また、外部の配線などに磁性体コアを取り付ける構成では、磁性体コアを取り付ける位置にバラツキが生じ、ノイズの抑制効果にもバラツキが生じてしまう可能性がある。さらには、磁性体コアが外部に露出している場合には、衝撃などにより、磁性体コアにクラックや割れなどが生じてしまうことも懸念される。
【0006】
このため、電源装置及び照明器具では、デザイン性の低下やノイズ抑制効果のバラツキを抑制しつつ、外部に出力されるノイズを抑制できるようにすることが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2023-27447号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
デザイン性の低下やノイズ抑制効果のバラツキを抑制しつつ、外部に出力されるノイズを抑制できる電源装置、照明器具、及び基板ユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の実施形態によれば、基板と、前記基板に取り付けられた磁性体コアと、を有する基板ユニットと、前記基板に設けられ、光源ユニットとの接続に用いられる一対の出力端子部と、前記基板に設けられ、スイッチング素子を有し、前記スイッチング素子のスイッチングにより、入力された電力を前記光源ユニットに対応した電力に変換し、変換後の電力を前記一対の出力端子部に供給することにより、前記一対の出力端子部に接続された前記光源ユニットを点灯させるスイッチング回路と、を備え、前記磁性体コアは、貫通孔を有し、前記基板の配線経路の一部を前記貫通孔に挿通するように前記基板に取り付けられることにより、前記基板から外部に出力されるノイズを抑制することを特徴とする電源装置が提供される。
【発明の効果】
【0010】
本発明の実施形態によれば、デザイン性の低下やノイズ抑制効果のバラツキを抑制しつつ、外部に出力されるノイズを抑制できる電源装置、照明器具、及び基板ユニットを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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