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公開番号
2025057787
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167529
出願日
2023-09-28
発明の名称
光照射装置
出願人
ウシオ電機株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61F
9/007 20060101AFI20250402BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】視軸に沿って眼球に紫外光を入射させることができる光照射装置を提供する。
【解決手段】光照射装置1は、紫外線を含む光を放射する紫外線光源2と、紫外線光源2から放射された紫外線を内部において伝播させかつ可視光を透過可能な材質からなる導光部材3とを備え、導光部材3は、少なくとも一部が眼球の正面を覆う位置に眼球に近接して配置され、内部を伝播されてきた紫外線を眼球の正面から出射させて眼球内に入射させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
紫外線を含む光を放射する紫外線光源と、
該紫外線光源から放射された前記紫外線を内部において伝播させかつ可視光を透過可能な材質からなる導光部材とを備え、
該導光部材は、少なくとも一部が眼球の正面を覆う位置に該眼球に近接して配置され、内部を伝播されてきた前記紫外線を前記眼球の正面から出射させて該眼球内に入射させる光照射装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記導光部材が、1.8以下の屈折率を有する材質からなる請求項1に記載の光照射装置。
【請求項3】
前記導光部材が、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィン・コポリマー(COC)、およびアクリル樹脂のいずれか1つからなる請求項1または請求項2に記載の光照射装置。
【請求項4】
前記導光部材が、前記眼球の正面に配置される位置に、内部を伝播されてきた前記紫外線を回折により外部に出射させる回折格子を備える請求項1に記載の光照射装置。
【請求項5】
以下の関係式を満足する請求項4に記載の光照射装置。
1.1λ≦P<10λ
ここで、
λは、前記紫外線光源から放射される前記光のピーク波長、
Pは、前記回折格子のピッチ、
である。
【請求項6】
前記回折格子が、複数次の回折光を出射させる請求項4または請求項5に記載の光照射装置。
【請求項7】
前記導光部材が、360nm以上400nm以下の波長の光を内部において伝播させる請求項1に記載の光照射装置。
【請求項8】
前記紫外線光源と前記導光部材との間に、400nmよりも大きな波長の光を遮断するフィルタを備える請求項7に記載の光照射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、光照射装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、近視の進行を抑制することを目的として、360nm~400nmの紫外光を眼球に照射するウェアラブルデバイスが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6175210号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のデバイスは、患者が装着するメガネの縁あるいは帽子の鍔などに紫外線光源を配置して、紫外線光源から発せられた紫外光を患者の視界の邪魔にならない隅の位置から眼球内に入射させる装置である。しかしながら、特許文献1のデバイスの紫外線光源からの紫外光は、視軸に対して大きな角度をなす方向から入射されるため、紫外光を網膜の一部にしか当てることができず、近視進行を効果的に抑制することが困難である。
したがって、視軸に沿って眼球に紫外光を入射させることができる光照射装置が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の態様は、紫外線を含む光を放射する紫外線光源と、該紫外線光源から放射された前記紫外線を内部において伝播させかつ可視光を透過可能な材質からなる導光部材とを備え、該導光部材は、少なくとも一部が眼球の正面を覆う位置に該眼球に近接して配置され、内部を伝播されてきた前記紫外線を前記眼球の正面から出射させて該眼球内に入射させる光照射装置である。
【0006】
本態様によれば、紫外線光源から放射された紫外線を含む光は、患者の眼球の正面を覆う位置に少なくとも一部が配置された導光部材の内部に入射されると、紫外線を導光部材の内部を伝播して眼球の正面から眼球に向けて出射させ、眼球内に入射させることができる。これにより、紫外線を眼球の視軸に沿う方向に入射させ、眼球内の中心窩周りの中央領域付近の網膜に照射させることができる。その結果、従来の視軸に対して大きな角度をなす方向から紫外線を入射させる方法と比較して、網膜の広い範囲に紫外線を照射することができ、近視進行を効率的に抑制することができる。
【0007】
また、導光部材は眼球の正面を覆う位置に配置されていても可視光を透過可能な材質により構成されているので、外界からの光を妨げることなく眼球に入射させることができる。したがって、光照射装置を装着した状態で、日常生活を行いながら、近視進行の抑制を図ることができる。
【0008】
上記態様においては、前記導光部材が、1.8以下の屈折率を有する材質からなっていてもよい。
これにより、導光部材の紫外線透過率を向上することができ、導光部材に入射されたより多くの紫外線を眼球に向けて出射させることができ、紫外線の利用効率を向上することができる。
【0009】
また、上記態様においては、前記導光部材が、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィン・コポリマー(COC)、およびアクリル樹脂のいずれか1つからなっていてもよい。
これにより、導光部材を簡易に成形でき、かつ、光照射装置の軽量化を図ることができる。
【0010】
また、上記態様においては、前記導光部材が、前記眼球の正面に配置される位置に、内部を伝播されてきた前記紫外線を回折により外部に出射させる回折格子を備えていてもよい。
これにより、導光部材内を伝播されてきた紫外線を回折格子によって回折させて、効率よく、導光部材外に出射させることができる。また、回折格子は微細凹凸によって形成されるため、導光部材を透過する可視光の屈折を防止できる。したがって、視野をほとんど妨げることなく、眼球の正面から紫外線を眼球内に出射することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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