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公開番号
2025057438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167138
出願日
2023-09-28
発明の名称
情報処理装置、情報処理装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】記録媒体の種類を高精度に推定することができる。
【解決手段】情報処理装置は、給紙される記録媒体の特性値を取得する取得手段と、取得手段で取得した特性値に基づいて、予め定められた、複数の記録媒体を代表する記録媒体群と、複数の記録媒体と異なる記録媒体との中から、給紙される記録媒体の種類、あるいは記録媒体群であることを決定する第一決定手段と、第一決定手段における結果が記録媒体群であることを示す場合、記録媒体群の中から給紙される記録媒体の種類を決定する第二決定手段と、を備え、第一決定手段により給紙される記録媒体の種類が一つに決まる場合、給紙される記録媒体の決定に第二決定手段は用いないことを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
給紙される記録媒体の特性値を取得する取得手段と、
前記取得手段で取得した前記特性値に基づいて、予め定められた、複数の記録媒体を代表する記録媒体群と、前記複数の記録媒体と異なる記録媒体との中から、前記給紙される記録媒体の種類、あるいは記録媒体群であることを決定する第一決定手段と、
前記第一決定手段における結果が前記記録媒体群であることを示す場合、前記記録媒体群の中から前記給紙される記録媒体の種類を決定する第二決定手段と、
を備え、
前記第一決定手段により前記給紙される記録媒体の種類が一つに決まる場合、前記給紙される記録媒体の決定に前記第二決定手段は用いないことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第二決定手段は、前記取得手段で取得した前記特性値に基づいて、前記決定を行い、
前記第二決定手段において前記決定を行うために用いる前記特性値と、前記第一決定手段において前記決定を行うために用いる前記特性値とは同じであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
第一決定手段は、予め取得した、前記複数の記録媒体および前記複数の記録媒体と異なる記録媒体の特性値から導出された、前記各々の記録媒体の特性を示す値の範囲に基づいて、前記決定を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第二決定手段は、前記第一決定手段で用いる前記複数の記録媒体の特性を示す値の範囲と異なる、前記複数の記録媒体の特性を示す値の範囲に基づいて前記決定を行うことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記取得手段で取得した前記特性値から前記給紙される記録媒体の特性を示す値を導出する導出手段をさらに備え、
前記第二決定手段は、前記導出手段で導出した値に基づいて、前記決定を行うことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記導出手段で導出した値が、前記第二決定手段で用いる前記複数の記録媒体の特性を示す値の範囲のいずれにも含まれない場合、前記第二決定手段は、前記複数の記録媒体のうち、前記複数の記録媒体の特性を示す値の最大値および最小値の中心となる値のうち前記導出手段で導出した値と最も近い値を示す記録媒体を、前記給紙される記録媒体の種類と決定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第一決定手段は、前記特性値に対応する入力データと、前記入力データに対応する記録媒体の種類を示す第1の出力データと、を含む教師データに基づいて学習された学習済みモデルを用いて前記決定を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記第二決定手段は、前記特性値に対応する入力データと、前記第1の出力データと異なる、前記入力データに対応する記録媒体の種類を示す第2の出力データと、を含む教師データに基づいて学習された学習済みモデルを用いて前記決定を行うことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記取得手段は、前記給紙される記録媒体の表面情報に関する特徴量と、前記給紙される記録媒体の断面情報に関する特徴量とを取得し、前記取得した特徴量に基づいて前記特性値を取得することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記取得手段は、前記記録媒体の表面画像を取得するセンサから前記表面情報に関する特徴量を取得し、前記記録媒体を透過した超音波の電気信号を取得するセンサから前記記録媒体の断面情報に関する特徴量を取得することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、記録媒体の種類の推定に関する技術である。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
商業・産業印刷市場では、出力物の用途がCAD線画、ポスター、アート作品、サイネージと多様である。そのため、それらの用途に合わせた多種多様な特性の記録媒体が使用されている。記録媒体の種類が増えるに連れて、記録装置に給紙した記録媒体の種類を選択する作業は煩雑になっていく。近年の記録装置には、給紙した記録媒体の種類を自動で判別することで、ユーザビリティを向上させる機能が搭載されつつある。
【0003】
特許文献1には、機械学習した学習済みモデルを用いて、給紙した記録媒体の特性に関する情報から記録媒体の種類を判別する方法が開示されている。記録媒体の特性に関する情報としては、反射率、厚さ、坪量などが挙げられている。学習済みモデルは、記録媒体の特性に関する情報と、記録媒体の種類と、を対応付けた教師データを用いて学習されている。したがって、給紙した記録媒体の特性に関する情報を取得し、それを学習済みモデルに入力することで、記録媒体の種類を得ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-58434号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の方法では、単一の学習済みモデルですべての記録媒体を判別するため、類似した特性を有する記録媒体同士を誤判別してしまう虞がある。
【0006】
本開示は、記録媒体の種類を高精度に推定することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る情報処理装置は、給紙される記録媒体の特性値を取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記特性値に基づいて、予め定められた、複数の記録媒体を代表する記録媒体群と、前記複数の記録媒体と異なる記録媒体との中から、前記給紙される記録媒体の種類、あるいは記録媒体群であることを決定する第一決定手段と、前記第一決定手段における結果が前記記録媒体群であることを示す場合、前記記録媒体群の中から前記給紙される記録媒体の種類を決定する第二決定手段と、を備え、前記第一決定手段により前記給紙される記録媒体の種類が一つに決まる場合、前記給紙される記録媒体の決定に前記第二決定手段は用いないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、記録媒体の種類を高精度に推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
記録装置の一例を示す斜視図である。
記録装置の主要部の一例を示す断面図である。
記録装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。
メディアセンサ周辺の一例を示す断面図である。
シート種類の推定処理の一例を示すフローチャートである。
シートの特性の一例を示す図である。
シート種類の推定テーブルの一例を示す図である。
記録装置の制御系の構成の一例を示すブロック図である。
シート種類の推定テーブルの一例を示す図である。
DNNの模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また以下の実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等は、あくまで例示であり、この開示の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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