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公開番号
2025056632
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023166224
出願日
2023-09-27
発明の名称
通信装置、通信方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04W
76/10 20180101AFI20250401BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数のチャネルにより構成される通信リンクを用いる無線通信システムにおけるチャネルの利用効率を改善する技術を提供すること。
【解決手段】送信権を取得するために用いられる第1のチャネルと、前記第1のチャネルとは異なる1つ以上の第2のチャネルとにより構成される1つの通信リンクを用いて、他の通信装置との間で通信を行うことができる通信装置は、第1のチャネルを使用せずに1つ以上の第2のチャネルを用いて通信を行うための動作ができることを示す能力情報を、IEEE802.11シリーズ規格に規定されるUHR(Ultra High Reliability) Capabilitiesエレメント又はUHR Operationエレメントの少なくともいずれかを用いて他の通信装置に通知し、能力情報に基づいて、第1のチャネル又は第2のチャネルのいずれかを含む1つ以上のチャネルを用いて他の通信装置との間でデータの通信をする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
送信権を取得するために用いられる第1のチャネルと、前記第1のチャネルとは異なる1つ以上の第2のチャネルとにより構成される1つの通信リンクを用いて、他の通信装置との間で通信を行うことができる通信装置であって、
前記第1のチャネルを使用せずに1つ以上の前記第2のチャネルを用いて通信を行うための動作ができることを示す能力情報を、IEEE802.11シリーズ規格に規定されるUHR(Ultra High Reliability) Capabilitiesエレメント又はUHR Operationエレメントの少なくともいずれかを用いて他の通信装置に通知する通知手段と、
前記能力情報に基づいて、前記第1のチャネル又は前記第2のチャネルのいずれかを含む1つ以上のチャネルを用いて前記他の通信装置との間でデータの通信をする通信手段と、
を有する
ことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記通知手段は、前記第1のチャネルを使用せずに1つ以上の前記第2のチャネルにおいてデータの送信又は受信の少なくとも一方ができることを前記能力情報として通知する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項3】
前記通知手段は、前記他の通信装置からの要求に基づいて、前記能力情報を当該他の通信装置に通知する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項4】
前記通知手段は、並行してキャリアセンスを実行できるチャネルの数を前記能力情報として通知する
ことを特徴とする請求項3に記載の通信装置。
【請求項5】
前記通知手段は、前記第2のチャネルに含まれるチャネルであって、前記第1のチャネルが使用できない場合に、送信権を獲得するために用いられる第3のチャネルを特定する特定情報を含む前記能力情報を通知する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
【請求項6】
前記通知手段は、前記特定情報として、前記第3のチャネルのチャネル番号を特定可能な情報を通知する
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項7】
前記通知手段は、前記特定情報として、前記第1のチャネルに対する前記第3のチャネルの周波数軸上における相対的な位置を特定可能な情報を通知する
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項8】
前記通知手段は、前記第3のチャネルが複数ある場合に、当該第3のチャネルのうちいずれを優先してキャリアセンスを実行するかを示す優先順位を含む前記能力情報を前記他の通信装置へ通知する
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。
【請求項9】
送信権を取得するために用いられる第1のチャネルと、前記第1のチャネルとは異なる1つ以上の第2のチャネルとにより構成される1つの通信リンクを用いて、他の通信装置との間で通信を行うことができる通信装置であって、
前記第1のチャネルを使用せずに1つ以上の前記第2のチャネルを用いて通信を行うための動作ができることを示す能力情報であって、IEEE802.11シリーズ規格に規定されるUHR(Ultra High Reliability) Capabilitiesエレメント又はUHR Operationエレメントの少なくともいずれかに含まれる前記能力情報を他の通信装置から取得する取得手段と、
前記能力情報に基づいて、前記第1のチャネル又は前記第2のチャネルのいずれかを含む1つ以上のチャネルを用いて前記他の通信装置との間でデータの通信をする通信手段と、
を有する
ことを特徴とする通信装置。
【請求項10】
前記取得手段は、前記他の通信装置が前記第1のチャネルを使用せずに1つ以上の前記第2のチャネルにおいてデータの送信又は受信の少なくとも一方ができることを前記能力情報として取得する
ことを特徴とする請求項9に記載の通信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数のチャネルにより構成される通信リンクを用いて通信可能な通信装置におけるデータ通信技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、通信されるデータ量の増加に伴い、無線LAN(Local Area Network)等の通信技術の開発が進められている。無線LANの主要な通信規格として、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11規格シリーズが知られている。IEEE802.11規格シリーズには、IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax/be規格等が含まれる。さらなる通信の信頼性の向上のために、IEEE802.11be規格の後継規格として、IEEE802.11bn規格の開発が進んでいる。IEEE802.11bn規格を策定するIEEE802.11WG(Working Group)では、UHR SGにおいて、この規格の目標や検討範囲等が定められ、TGbnにおいて、この規格に含まれるべき詳細な技術の内容が規定される予定である。なお、UHR SGは、Ultra High Reliability Study Groupの略語である。また、TGbnは、Task Group bnの略語である。
【0003】
IEEE802.11bn規格に含まれる候補技術の1つとして、複数のチャネルにより構成される通信リンクを用いた通信方法におけるチャネルの利用効率を改善する技術が検討されている。例えば、特許文献1では、送信権を獲得するために用いられるPrimary Channelを使用できない場合に、他のチャネルを使用して通信を行う技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許第11696353号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、複数のチャネルにより構成される通信リンクを用いる通信システムにおけるチャネルの利用効率を改善する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様による通信装置は、送信権を取得するために用いられる第1のチャネルと、前記第1のチャネルとは異なる1つ以上の第2のチャネルとにより構成される1つの通信リンクを用いて他の通信装置との間で通信を行うことが可能であり、前記第1のチャネルを使用せずに1つ以上の前記第2のチャネルを用いて通信を行うための動作ができることを示す能力情報を、IEEE802.11シリーズ規格に規定されるUHR(Ultra High Reliability) Capabilitiesエレメント又はUHR Operationエレメントの少なくともいずれかを用いて他の通信装置に通知する通知手段と、前記能力情報に基づいて、前記第1のチャネル又は前記第2のチャネルのいずれかを含む1つ以上のチャネルを用いて前記他の通信装置との間でデータの通信をする通信手段と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数のチャネルにより構成される通信リンクを用いる通信システムにおけるチャネルの利用効率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
無線通信システムの構成例を示す図である。
UHR Capabilitiesエレメントの一例を示す図である。
UHR Capabilitiesエレメントの一例を示す図である。
UHR Operationエレメントの一例を示す図である。
UHR Operationエレメントの一例を示す図である。
通信装置のハードウェア構成例を示す図である。
通信装置の機能構成例を示す図である。
通信装置が実行する処理の流れを示すフローチャートの一例である。
通信装置間で実行されるシーケンスの一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
(システム構成)
図1に、本実施形態に係る無線通信システムの構成例を示す。無線通信システムは、例えば、アクセスポイント(AP)101とステーション(STA)102とを含む。AP101及びSTA102は、それぞれIEEE802.11シリーズ規格に準拠した無線通信を実行可能な通信装置である。本実施形態において、AP101とSTA102を総称して、通信装置100と呼ぶことがある。IEEEは、Institute of Electrical and Electronics Engineersの略である。図1は、AP101が構築するネットワーク103に、STA102が参加する構成を示す。図1において、1つのAP101と1つのSTA102が存在する構成が示されているが、APやSTAはそれぞれ複数存在してもよい。また、そのときに、複数のSTAが1つのAPに接続してもよいし、1つのSTAが複数のAPに接続してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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