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公開番号2025056458
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023165942
出願日2023-09-27
発明の名称タグおよびその設置方法
出願人テンタック株式会社
代理人清流国際弁理士法人,個人,個人
主分類G09F 3/04 20060101AFI20250401BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】読み取り効率の向上を実現できるタグおよびその設置方法を提供する。
【解決手段】平板状の基材2と、上下方向yにおいて基材2の下方側に配置される第一アンテナ6と、基材2の上方側に配置される第二アンテナ7と、第一アンテナ6および第二アンテナ7と接続されるICチップ5とを備えるタグ1であり、基材2の左右方向xを軸方向とする棒状体を保持可能に構成されて且つ第一アンテナ6の近傍に配置される保持構造8を基材2が有していて、保持構造8の近傍に形成される接続部6aを第一アンテナ6が有していて、基材2および第一アンテナ6を有するタグ1を、棒状体に設置する設置方法であって、保持構造8が棒状体を保持することで棒状体にタグ1が設置される設置ステップと、接続部6aを介して第一アンテナ6が棒状体に近接する状態で配置される接続ステップとを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上下方向およびこの上下方向に直交する左右方向に延在する平板状の基材と、この基材に配置されて且つ前記基材の上下方向の下方側に配置される第一アンテナと、前記基材に配置されて且つ前記基材の上方側に配置される第二アンテナと、前記基材に配置されて且つ前記第一アンテナおよび前記第二アンテナと接続されるICチップとを備えるタグにおいて、
前記基材は、左右方向を軸方向とする棒状体を保持可能に構成されて且つ前記第一アンテナの近傍に配置される保持構造を有していて、
前記第一アンテナは、前記保持構造の近傍に形成される接続部を有することを特徴とするタグ。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記保持構造は、前記基材の左右方向に間隔をあけて形成される一対の貫通部で構成される請求項1に記載のタグ。
【請求項3】
前記貫通部は、略三角形に形成される請求項2に記載のタグ。
【請求項4】
前記接続部は一対の前記貫通部の間に配置されていて、
前記基材の左右方向において、一対の前記貫通部の間の長さが、前記基材の長さの50%以上に設定されている請求項2または3に記載のタグ。
【請求項5】
前記接続部は、前記第一アンテナの途中部分に形成される請求項1~3のいずれかに記載のタグ。
【請求項6】
上下方向およびこの上下方向に直交する左右方向に延在する平板状の基材と、この基材に配置されて且つ前記基材の上下方向の下方側に配置される第一アンテナと、前記基材に配置されて且つ前記基材の上方側に配置される第二アンテナと、前記基材に配置されて且つ前記第一アンテナおよび前記第二アンテナと接続されるICチップとを備えるタグであり、
前記基材の左右方向を軸方向とする棒状体を保持可能に構成されて且つ前記第一アンテナの近傍に配置される保持構造を前記基材が有していて、前記保持構造の近傍に形成される接続部を前記第一アンテナが有していて、前記基材および前記第一アンテナを有する前記タグを、前記棒状体に設置する設置方法であって、
前記保持構造が前記棒状体を保持することで前記棒状体に前記タグが設置される設置ステップと、
前記接続部を介して前記第一アンテナが前記棒状体に近接する状態で配置される接続ステップとを備えることを特徴とする設置方法。
【請求項7】
前記基材の左右方向に間隔をあけて形成される一対の貫通部で前記保持構造が構成されていて、
前記設置ステップは、一方の前記貫通部に対して前記棒状体を前記基材の表面側から裏面側に貫通させて、他方の前記貫通部に対して前記棒状体を前記基材の裏面側から表面側に貫通させる構成を有する請求項6に記載の設置方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナおよびICチップを備えていて眼鏡のツル等の棒状体に設置されるタグおよびその設置方法に関するものであり、詳しくは読み取り効率の向上を実現できるタグおよびその設置方法に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
眼鏡の在庫管理等のために利用されるRFIDタグが種々提案されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、RFIDタグを眼鏡のレンズに貼り付けるとともに、一方のアンテナを眼鏡の金属製フレームと接続させることで、タグの読み取りを可能としていた。
【0003】
特許文献1に記載のRFIDタグは、例えばレンズの周囲にフレームを有さない眼鏡やフレームが樹脂で構成される眼鏡に対しては、RFIDタグを貼り付けても電波を効率よく受信する効果が得られない可能性があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
日本国特開2019-148168号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記の問題を鑑みてなされたものであり、その目的は読み取り効率の向上を実現できるタグおよびその設置方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するためのタグは、上下方向およびこの上下方向に直交する左右方向に延在する平板状の基材と、この基材に配置されて且つ前記基材の上下方向の下方側に配置される第一アンテナと、前記基材に配置されて且つ前記基材の上方側に配置される第二アンテナと、前記基材に配置されて且つ前記第一アンテナおよび前記第二アンテナと接続されるICチップとを備えるタグにおいて、前記基材は、左右方向を軸方向とする棒状体を保持可能に構成されて且つ前記第一アンテナの近傍に配置される保持構造を有していて、前記第一アンテナは、前記保持構造の近傍に形成される接続部を有することを特徴とする。
【0007】
上記の目的を達成するためのタグの設置方法は、上下方向およびこの上下方向に直交する左右方向に延在する平板状の基材と、この基材に配置されて且つ前記基材の上下方向の下方側に配置される第一アンテナと、前記基材に配置されて且つ前記基材の上方側に配置される第二アンテナと、前記基材に配置されて且つ前記第一アンテナおよび前記第二アンテナと接続されるICチップとを備えるタグであり、前記基材の左右方向を軸方向とする棒状体を保持可能に構成されて且つ前記第一アンテナの近傍に配置される保持構造を前記基材が有していて、前記保持構造の近傍に形成される接続部を前記第一アンテナが有していて、前記基材および前記第一アンテナを有する前記タグを、前記棒状体に設置する設置方法であって、前記保持構造が前記棒状体を保持することで前記棒状体に前記タグが設置される設置ステップと、前記接続部を介して前記第一アンテナが前記棒状体に近接する状態で配置される接続ステップとを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、タグが設置される棒状体が導体の場合は、棒状体をアンテナとして利用することでタグの読み取り効率を向上できる。棒状体が不導体の場合は、棒状体から上方側に離れた位置となる第二アンテナにより電波を受信することでタグの読み取り効率の低下を抑制できる。棒状体の材質の影響を抑制できるので、タグの読み取り効率の向上を実現するには有利である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
タグの表面側を例示する斜視図である。
図1のタグを基材とインレイとに分解した状態を例示する斜視図である。
図2のインレイの表面側を例示する説明図である。
眼鏡に設置された状態のタグを例示する説明図である。
図4のA-A端面を例示する説明図である。
眼鏡に設置された状態のタグを例示する説明図である。
ケースに収容された状態の眼鏡を例示する説明図である。
比較実験の結果を表で示したものである。
図1のタグの変形例を例示する斜視図である。
貫通部の変形例を例示する説明図である。
貫通部の変形例を例示する説明図である。
図5の変形例を例示する説明図である。
図1のタグの変形例を例示する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、タグを図に示した実施形態に基づいて説明する。図中ではタグの上下方向を矢印y、上下方向yに直交する方向の一つである左右方向を矢印x、上下方向yおよび左右方向xに直交する厚さ方向を矢印zで示している。
(【0011】以降は省略されています)

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