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公開番号
2025054486
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163548
出願日
2023-09-26
発明の名称
電動モータ
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人筒井国際特許事務所
主分類
H02K
5/00 20060101AFI20250331BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ハウジングに対する振動伝達を抑制する。
【解決手段】電動モータは、ハウジングと、前記ハウジングに収容されるステータと、軸受に支持される中空軸を備えるロータと、を有する。前記電動モータは、前記ステータおよび前記ロータを保持するモータ保持部と、前記ハウジングに取り付けられるハウジング取付部と、前記モータ保持部および前記ハウジング取付部を互いに連結する連結部と、を備える取付部材を有する。前記モータ保持部は、前記中空軸の内側に配置される支持軸部を備え、前記支持軸部によって前記軸受の内輪を支持するロータ支持部を有する。前記モータ保持部は、前記ロータ支持部から径方向外側に延び、前記ステータに取り付けられるステータ取付部を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ハウジングと、
前記ハウジングに収容されるステータと、
前記ステータの内側に配置され、軸受に支持される中空軸を備えるロータと、
前記ステータおよび前記ロータを保持するモータ保持部と、前記ハウジングに取り付けられるハウジング取付部と、前記モータ保持部および前記ハウジング取付部を互いに連結する連結部と、を備える取付部材と、
を有し、
前記モータ保持部は、
前記中空軸の内側に配置される支持軸部を備え、前記支持軸部によって前記軸受の内輪を支持するロータ支持部と、
前記ロータ支持部から径方向外側に延び、前記ステータに取り付けられるステータ取付部と、
を備える、
電動モータ。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の電動モータにおいて、
前記ハウジング取付部に、取付ボルトを挿入する第1ボルト孔が形成され、
前記ステータ取付部に、取付ボルトを挿入する第2ボルト孔が形成され、
前記第1ボルト孔の中心線は、前記第2ボルト孔の中心線よりも、前記ロータの回転中心側に位置している、
電動モータ。
【請求項3】
請求項1に記載の電動モータにおいて、
前記ハウジング取付部に、取付ボルトを挿入するボルト孔が形成され、
前記連結部は、前記ボルト孔の中心線よりも、前記ロータの回転中心側に位置している、
電動モータ。
【請求項4】
請求項1に記載の電動モータにおいて、
前記軸受は、前記中空軸の第1端部に外輪が取り付けられる第1軸受であり、
前記軸受の他に、前記中空軸の第2端部に内輪が取り付けられる第2軸受を有する、
電動モータ。
【請求項5】
請求項1に記載の電動モータにおいて、
前記中空軸にスプライン歯を介して連結される出力軸を有する、
電動モータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電動モータに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ハイブリッド車両や電気自動車等の車両は、電動モータであるモータジェネレータを備えている。モータジェネレータは、ハウジングに固定されるステータと、ハウジングに回転可能に支持されるロータと、を有している(特許文献1-3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6590733号公報
特開2018-50439号公報
特許第3786350号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、モータジェネレータを駆動する際には、磁気歪みによってステータが振動することから、ステータからハウジングに対して振動が伝達される。このステータからハウジングに対する振動伝達は、モータジェネレータの騒音を増加させる要因であるため、ステータからハウジングに対する振動伝達を抑制することが求められている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示によれば、電動モータは、ハウジングと、前記ハウジングに収容されるステータと、軸受に支持される中空軸を備えるロータと、を有する。前記電動モータは、前記ステータおよび前記ロータを保持するモータ保持部と、前記ハウジングに取り付けられるハウジング取付部と、前記モータ保持部および前記ハウジング取付部を互いに連結する連結部と、を備える取付部材を有する。前記モータ保持部は、前記中空軸の内側に配置される支持軸部を備え、前記支持軸部によって前記軸受の内輪を支持するロータ支持部を有する。前記モータ保持部は、前記ロータ支持部から径方向外側に延び、前記ステータに取り付けられるステータ取付部を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示によれば、ハウジングに対する振動伝達を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の一実施形態であるモータジェネレータを備えた車両の一例を示す図である。
パワーユニットの内部構造の一例を示す図である。
モータジェネレータおよびその近傍を示す断面図である。
モータジェネレータの分解状態を示す断面図である。
モータジェネレータを構成するモータ組立体の分解状態を示す断面図である。
図5の矢印VI方向から取付部材を示す図である。
取付部材の変形状況の一例を示す図である。
取付部材の変形状況の一例を示す図である。
本開示の他の実施形態であるモータジェネレータを示した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明において、同一または実質的に同一の構成や要素については、同一の符号を付して繰り返しの説明を省略する。
【0009】
<第1実施形態>
<パワーユニット>
図1は本開示の一実施形態であるモータジェネレータ(電動モータ)MG2を備えた車両10の一例を示す図である。図1に示すように、車両10は、エンジン11およびモータジェネレータMG1,MG2からなるパワーユニット12を有している。パワーユニット12の後輪出力軸13は、プロペラ軸14およびリアデファレンシャル機構15を介して後輪16に連結されている。また、パワーユニット12はフロントデファレンシャル機構17を備えており、フロントデファレンシャル機構17は前輪18に連結されている。図示するパワーユニット12は、全輪駆動用のパワーユニットであるが、これに限られることはなく、前輪駆動用や後輪駆動用のパワーユニットであっても良い。
【0010】
図2はパワーユニット12の内部構造の一例を示す図である。図2に示すように、パワーユニット12は、エンジントルクやモータトルクを前後輪16,18に出力するため、モータジェネレータMG2の中央を貫通するメイン出力軸20を有している。メイン出力軸20は、ギヤ列21を介して前輪出力軸22に連結されるとともに、トランスファクラッチ23を介して後輪出力軸13に連結されている。また、メイン出力軸20は、ギヤ列24を介して遊星ギヤ列からなる動力分割機構25に連結されている。動力分割機構25は、モータジェネレータMG1に連結されるとともに、ギヤ列26およびトルクコンバータ27を介してエンジン11に連結されている。さらに、メイン出力軸20は、遊星ギヤ列28を介してモータジェネレータMG2に連結されている。なお、前輪出力軸22は前述したフロントデファレンシャル機構17に連結されている。
(【0011】以降は省略されています)
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