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公開番号2025050375
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159135
出願日2023-09-22
発明の名称電力管理システム、及び、電力管理方法
出願人パナソニックホームズ株式会社
代理人弁理士法人北斗特許事務所
主分類H02J 13/00 20060101AFI20250327BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】集合住宅において、複数の使用者と複数の区画との対応関係を容易に変更できる電力管理システムを提供する。
【解決手段】電力管理システム1は、複数の電力計42と、記憶部11と、消費電力算出部12と、を備える。複数の電力計42は、集合住宅において複数の区画と一対一に対応する複数の電力設備の各々に設けられ、複数の区画の消費電力量を計測する。記憶部11は、集合住宅の複数の使用者を、複数の区画の各々と対応付けて記憶する。消費電力算出部12は、複数の電力計42の各々が計測する複数の区画の消費電力量に基づいて、複数の使用者の各々の消費電力量を算出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
集合住宅において複数の区画と一対一に対応する複数の電力設備の各々に設けられ、前記複数の区画の消費電力量を計測する複数の電力計と、
前記集合住宅の複数の使用者を、前記複数の区画の各々と対応付けて記憶する記憶部と、
前記複数の電力計の各々が計測する前記複数の区画の消費電力量に基づいて、前記複数の使用者の各々の消費電力量を算出する消費電力算出部と、
を備える電力管理システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記複数の区画は、2以上の第1区画と、2以上の第2区画と、を含み、
前記2以上の第1区画の各々は、前記集合住宅の外部と繋がる出入口を有し、
前記2以上の第2区画の各々は、前記集合住宅の外部と繋がる、第1出入口及び第2出入口を有する、
請求項1に記載の電力管理システム。
【請求項3】
前記集合住宅は、低層集合住宅であり、
前記2以上の第2区画は、前記集合住宅の最下層の階に配置されている、
請求項2に記載の電力管理システム。
【請求項4】
前記2以上の第2区画は、インナーガレージを含む、
請求項3に記載の電力管理システム。
【請求項5】
前記2以上の第1区画は、居住用の空間を含む、
請求項2に記載の電力管理システム。
【請求項6】
前記複数の電力設備のうち少なくとも1つの電力設備は、発電設備を含み、
前記複数の電力計のうち、前記複数の電力設備のうち前記発電設備を含む電力設備に設けられる電力計は、受電電力計と、送電電力計と、を含む、
請求項1に記載の電力管理システム。
【請求項7】
前記発電設備は、太陽光パネルを含む、
請求項6に記載の電力管理システム。
【請求項8】
集合住宅において複数の区画と一対一に対応する複数の電力設備の各々に設けられる複数の電力計により、前記複数の区画の消費電力量を計測する計測ステップと、
前記集合住宅の複数の使用者を、前記複数の区画の各々と対応付けて記憶する記憶ステップと、
前記複数の電力計の各々が計測する前記複数の区画の消費電力量に基づいて、前記複数の使用者の各々の消費電力量を算出する消費電力算出ステップと、
を含み、
前記記憶ステップ及び前記消費電力算出ステップは、1以上のプロセッサにより実行される、
電力管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電力管理システム及び電力管理方法に関し、特に、集合住宅における複数の区画を管理する電力管理システム及び電力管理方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
居住用の複数の区画とは別に、非居住用の複数の区画を備える集合住宅が知られている。例えば、特許文献1には、居住用の複数の住宅部と、複数の駐車場部とを備える建造物(集合住宅)が開示されている。複数の駐車場部には、居住者(使用者)の車両を駐車可能である。複数の駐車場部の各々は、例えば、電気自動車用の充電器を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6951010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の建造物では、駐車場部の充電器の電力は、住宅部から供給されている。したがって、特許文献1の建造物では、居住者の車両を充電するための充電器を、居住者が居住している住宅部に接続する必要がある。そのため、例えば、駐車場を必要としない居住者の駐車場部を他の居住者の使用に供する場合には、充電器の接続変更の工事が必要になる。同様に、駐車場部を、対応する住宅部の居住者以外を使用者とした店舗、事務所、共用スペース等に転用する場合にも、同様に、電力設備の構成変更が必要となる。
【0005】
本開示は、集合住宅において、複数の使用者と複数の区画との対応関係を容易に変更できる電力管理システム及び電力管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る電力管理システムは、複数の電力計と、記憶部と、消費電力算出部と、を備える。前記複数の電力計は、集合住宅において複数の区画と一対一に対応する複数の電力設備の各々に設けられ、前記複数の区画の消費電力量を計測する。前記記憶部は、前記集合住宅の複数の使用者を、前記複数の区画の各々と対応付けて記憶する。前記消費電力算出部は、前記複数の電力計の各々が計測する前記複数の区画の消費電力量に基づいて、前記複数の使用者の各々の消費電力量を算出する。
【0007】
本開示の一態様に係る電力管理方法は、計測ステップと、記憶ステップと、消費電力算出ステップと、を含む。前記計測ステップでは、集合住宅において複数の区画と一対一に対応する複数の電力設備の各々に設けられる複数の電力計により、前記複数の区画の消費電力量を計測する。前記記憶ステップでは、前記集合住宅の複数の使用者を、前記複数の区画の各々と対応付けて記憶する。前記消費電力算出ステップでは、前記複数の電力計の各々が計測する前記複数の区画の消費電力量に基づいて、前記複数の使用者の各々の消費電力量を算出する。前記記憶ステップ及び前記消費電力算出ステップは、1以上のプロセッサにより実行される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様に係る電力管理システム及び電力管理方法によれば、集合住宅において、複数の使用者と複数の区画との対応関係を容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る電力管理システムのブロック図である。
図2Aは、同上の電力管理システムが用いられる集合住宅の2階の概略図である。図2Bは、同上の電力管理システムが用いられる集合住宅の1階の概略図である。
図3は、同上の電力管理システムが用いられる集合住宅の概略図である。
図4は、同上の電力管理システムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態に係る電力管理システムについて、図面を参照して詳細に説明する。ただし、下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさ及び厚さのそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(【0011】以降は省略されています)

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