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公開番号2025048771
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2024153363
出願日2024-09-05
発明の名称グラウンドアンカーの緊張構造、及び、グラウンドアンカーの定着方法
出願人日特建設株式会社,守谷鋼機株式会社
代理人個人
主分類E02D 5/80 20060101AFI20250326BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】グラウンドアンカーにおいて、確認試験から定着まで容易に実施できるようにする。
【解決手段】グラウンドアンカーの緊張構造は、アンカープレート(13)と、アンカーヘッド(14)と、くさび(15)と、緊張ジャッキ(21)と、ラムチェア(22)と、押込みジャッキ(23)と、くさび(15)を保持するホルダー(24)とを備え、ホルダー(24)は、くさび(15)が緊張材(12)と同軸配置となるようにくさび(15)を保持し、ホルダー(24)が押込みジャッキ(23)によって押圧されると、ホルダー(24)がアンカーヘッド(14)側に移動してくさび(15)がアンカーヘッド(14)に係合し、くさび(15)がアンカーヘッド(14)に係合した状態で、緊張ジャッキ(21)による緊張力が解放されると、解放された緊張力によってくさび(15)がアンカーヘッド(14)に食い込む。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
アンカープレートと、緊張材が挿通されるアンカーヘッドと、前記アンカーヘッドに係合して前記緊張材の緊張力によって前記アンカーヘッドを前記アンカープレートに押し付けるくさびと、前記緊張材に緊張力を付与する緊張ジャッキと、前記緊張ジャッキと前記アンカープレートとの間に介在して前記緊張ジャッキを支持するラムチェアと、中空の前記ラムチェア内に配置される押込みジャッキと、前記緊張材の軸方向において前記押込みジャッキと前記アンカーヘッドとの間に配置されて前記くさびを保持するホルダーとを備え、
前記ホルダーは、前記くさびが前記緊張材と同軸配置となるように前記くさびを保持し、
前記ホルダーが前記押込みジャッキによって押圧されると、前記ホルダーが前記アンカーヘッド側に移動して前記くさびが前記アンカーヘッドに係合し、
前記くさびが前記アンカーヘッドに係合した状態で、前記緊張ジャッキによる緊張力が解放されると、解放された緊張力によって前記くさびが前記アンカーヘッドに食い込むグラウンドアンカーの緊張構造。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記ホルダーは、磁力によって前記くさびを保持し、
前記くさびは、緊張力によって前記アンカーヘッドに食い込む際に、前記磁力に抗して前記ホルダーから離れる請求項1に記載のグラウンドアンカーの緊張構造。
【請求項3】
前記ホルダーは、前記緊張材が貫通する孔部と、前記アンカーヘッドに対向する保持面とを有し、前記くさびは前記保持面に保持され、
前記くさびを保持する磁石が、前記保持面において前記孔部の周縁部に設けられる請求項2に記載のグラウンドアンカーの緊張構造。
【請求項4】
前記ホルダーと前記アンカーヘッドの側の部材との間に挟まれる弾性部材が設けられ、
前記弾性部材によって、前記くさびと前記アンカーヘッドとの間に軸方向の隙間が形成され、
前記押込みジャッキは、前記ホルダーを介して前記弾性部材を軸方向に圧縮変形させ、前記くさびを前記アンカーヘッドに係合させる請求項1に記載のグラウンドアンカーの緊張構造。
【請求項5】
前記ホルダーは、前記緊張材が貫通するホルダー本体部と、前記ホルダー本体部から径方向外側に突出する環状のフランジ部とを備え、
前記弾性部材は、前記ホルダー本体部を外周側から囲む環状であり、前記弾性部材の軸方向の一端は、前記フランジ部に受けられる請求項4に記載のグラウンドアンカーの緊張構造。
【請求項6】
前記ホルダーは、前記緊張材が貫通する支持孔部を備え、前記支持孔部を介して前記緊張材に支持され、
前記くさびは、前記緊張材を囲むように前記支持孔部の周縁部に保持される請求項1から5のいずれかに記載のグラウンドアンカーの緊張構造。
【請求項7】
前記アンカーヘッドを前記アンカープレート側に保持するアンカーヘッド支持具が設けられ、
前記アンカーヘッド支持具は、前記アンカーヘッドに係合して前記アンカーヘッドの移動を規制する移動規制部材を備え、
前記移動規制部材は、前記解放された緊張力による前記くさびの食い込み方向とは逆方向への前記アンカーヘッドの移動を規制する規制位置と、この規制を解除する規制解除位置とに移動可能である請求項1に記載のグラウンドアンカーの緊張構造。
【請求項8】
前記アンカーヘッド支持具は、前記アンカーヘッドを収納するアンカーヘッド収納孔を備える支持具本体を備え、
前記支持具本体は、前記ホルダーに面するホルダー側端面を前記アンカーヘッド収納孔の周囲に備え、
前記移動規制部材は、前記ホルダー側端面上でスライド移動することで、前記規制位置及び前記規制解除位置に移動する請求項7に記載のグラウンドアンカーの緊張構造。
【請求項9】
アンカープレートと、緊張材が挿通されるアンカーヘッドと、前記アンカーヘッドに係合して前記緊張材の緊張力によって前記アンカーヘッドを前記アンカープレートに押し付けるくさびと、前記緊張材に緊張力を付与する緊張ジャッキと、前記緊張ジャッキと前記アンカープレートとの間に介在して前記緊張ジャッキを支持するラムチェアと、中空の前記ラムチェア内に配置される押込みジャッキと、前記緊張材の軸方向において前記押込みジャッキと前記アンカーヘッドとの間に配置されて前記くさびを保持するホルダーとを備えるグラウンドアンカーの緊張構造を用いたグラウンドアンカーの定着方法であって、
前記緊張ジャッキによって前記緊張材を所定量だけ緊張させる確認試験をし、次に、前記押込みジャッキによって前記ホルダーを前記アンカーヘッド側に押圧して前記くさびを前記アンカーヘッドに係合し、その後、前記緊張ジャッキによる緊張力を解放し、解放された緊張力によって前記くさびを前記アンカーヘッドに食い込ませるグラウンドアンカーの定着方法。
【請求項10】
前記アンカーヘッドを前記アンカープレート側に保持するアンカーヘッド支持具が設けられ、
前記アンカーヘッド支持具は、前記アンカーヘッドに係合して前記アンカーヘッドの移動を規制する移動規制部材を備え、
前記移動規制部材は、前記緊張力による前記くさびの食い込み方向とは逆方向への前記アンカーヘッドの移動を規制する規制位置と、この規制を解除する規制解除位置とに移動可能であり、
前記解放された緊張力によって前記くさびを前記アンカーヘッドに食い込ませる前の段階では、前記移動規制部材を前記規制位置とし、
前記解放された緊張力によって前記くさびを前記アンカーヘッドに食い込ませた後、前記移動規制部材を前記規制解除位置とし、前記緊張ジャッキによって前記緊張材を引っ張って前記緊張材の定着荷重を確認する請求項9に記載のグラウンドアンカーの定着方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、グラウンドアンカーの緊張構造、及び、グラウンドアンカーの定着方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
グラウンドアンカーの工事では、グラウンドアンカーの定着を行う前に、グラウンドアンカーの品質を確認する確認試験が行われる。確認試験では、くさびが緊張材等に影響を及ぼすことを避けるために、アンカーヘッド及び緊張材にくさびをセットしない状態で、緊張ジャッキによって緊張材に所定の緊張力を付与する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-242438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来のような方法では、確認試験に使用した緊張ジャッキを一度取り外し、次にアンカーヘッド及び緊張材にくさびをセットし、その後、緊張ジャッキを再度セットする必要がある。ここで、緊張ジャッキを含めた緊張装置の重量が大きいため、緊張ジャッキの頻繁な着脱作業は作業員の負担になっている。
【0005】
このような点に鑑み、本発明は、グラウンドアンカーにおいて、確認試験から定着まで容易に実施できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、アンカープレートと、緊張材が挿通されるアンカーヘッドと、前記アンカーヘッドに係合して前記緊張材の緊張力によって前記アンカーヘッドを前記アンカープレートに押し付けるくさびと、前記緊張材に緊張力を付与する緊張ジャッキと、前記緊張ジャッキと前記アンカープレートとの間に介在して前記緊張ジャッキを支持するラムチェアと、中空の前記ラムチェア内に配置される押込みジャッキと、前記緊張材の軸方向において前記押込みジャッキと前記アンカーヘッドとの間に配置されて前記くさびを保持するホルダーとを備え、前記ホルダーは、前記くさびが前記緊張材と同軸配置となるように前記くさびを保持し、前記ホルダーが前記押込みジャッキによって押圧されると、前記ホルダーが前記アンカーヘッド側に移動して前記くさびが前記アンカーヘッドに係合し、前記くさびが前記アンカーヘッドに係合した状態で、前記緊張ジャッキによる緊張力が解放されると、解放された緊張力によって前記くさびが前記アンカーヘッドに食い込むグラウンドアンカーの緊張構造である。
【発明の効果】
【0007】
本発明のグラウンドアンカーの緊張構造、及び、グラウンドアンカーの定着方法によれば、確認試験から定着まで容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施の形態に係るグラウンドアンカーの緊張構造を示す図である。
緊張装置及びグラウンドアンカーの分解図である。
ラムチェア及び押込みジャッキをアンカープレート側から軸方向に見た図である。
ラムチェア及び押込みジャッキの断面図である。
アンカーヘッドの断面図である。
ホルダー、くさび、及び弾性部材を示す断面図である。
緊張装置及びグラウンドアンカーを地盤にセットした状態を示す断面図である。
押込みジャッキでホルダーを押圧した状態を示す断面図である。
図7の状態から押込みジャッキによる押圧を解除した状態を示す断面図である。
第2の実施の形態において、緊張ジャッキによる緊張力を解放してグラウンドアンカーを定着させた状態を示す断面図である。
アンカーヘッド支持具をホルダー側から軸方向に見た図である。
移動規制部材が図10の状態に対し径方向外側にスライド移動した状態を示す図である。
規制解除位置におけるアンカーヘッドの保持状態を示す断面図である。
図12の状態からアンカーヘッドが移動した状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付の図面を参照しながら、本発明に従うグラウンドアンカーの緊張構造の実施形態について説明する。
【0010】
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るグラウンドアンカー10の緊張構造を示す図である。図1の一部は断面図である。
グラウンドアンカー10は、地滑り対策、地盤安定化、及び構造物の安定化等の目的で、地盤Gに設置される。
グラウンドアンカー10は、地盤G中に設けられるアンカー体(不図示)と、地表付近に設けられるアンカー頭部11と、上記アンカー体とアンカー頭部11とを接続する緊張材12とを備える。
グラウンドアンカー10は、上記アンカー体とアンカー頭部11とを、高強度の緊張材12で連結させ、緊張材12の引張力を利用して地盤G等を安定化する。緊張材12は、PC鋼より線であるが、PC鋼棒や連続繊維補強材であっても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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