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公開番号
2025047835
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156577
出願日
2023-09-21
発明の名称
布帛およびその製造方法ならびに布帛を使用する敷きパットおよび敷き布団
出願人
株式会社青島グレース日本
,
TENTOK株式会社
,
武藤染工株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
D03D
15/20 20210101AFI20250326BHJP(織成)
要約
【課題】 一般的に汎用される繊維を使用した布帛構成糸を使用しつつ、回復性を向上し得る布帛を提供する。
【解決手段】 布帛は、織物組織または編物組織を有するものであって、ファイン分が90%以上である微細化セルロース繊維が、繊維接着用バインダ樹脂によって布帛構成糸に接着されている。布帛の製造方法は、織物組織または編物組織を有する対象布帛を予め構成する工程と、水を分散媒として、ファイン分が90%以上である微細化セルロース繊維を1重量%含有する微細化セルロース繊維分散液に対し、繊維接着用バインダ樹脂を0.5~1重量%添加して撹拌する工程と、前記繊維接着用バインダ樹脂が含有する微細化セルロース繊維分散液に対して前記対象布帛を3~5秒浸漬し、該対象布帛の繊維に微細化セルロース繊維を含浸させる工程と、前記分散液を構成する分散媒を乾燥により消除させる工程とを含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
織物組織または編物組織を有する布帛であって、ファイン分が90%以上である微細化セルロース繊維が、繊維接着用バインダ樹脂によって布帛構成糸に接着されていることを特徴とする布帛。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記微細化セルロース繊維は、布帛構成糸の表面積全体に対して1%以上の範囲に付着されている請求項1に記載の布帛。
【請求項3】
複数枚を積層し、4つ折りとした状態において、圧縮したときの厚みと、圧縮を開放した5分後の厚みから算出される回復率が、70%以上である請求項1に記載の布帛。
【請求項4】
織物組織または編物組織を有する対象布帛を予め構成する工程と、
水を分散媒として、ファイン分が90%以上である微細化セルロース繊維を1重量%含有する微細化セルロース繊維分散液に対し、繊維接着用バインダ樹脂を0.5~1重量%添加して撹拌する工程と、
前記繊維接着用バインダ樹脂が含有する微細化セルロース繊維分散液に対して前記対象布帛を3~5秒浸漬し、該対象布帛の繊維に微細化セルロース繊維を含浸させる工程と、
前記分散液を構成する分散媒を乾燥により消除させる工程と
を含むことを特徴とする布帛の製造方法。
【請求項5】
請求項1~3のいずれかに記載の布帛を使用する敷きパットとであって、
前記布帛が複数枚積層された状態で適宜位置が縫着されることにより一体化してなることを特徴とする敷きパット。
【請求項6】
請求項1~3のいずれかに記載の布帛を使用する敷き布団であって、
少なくとも1枚の前記布帛を表裏両側に配設し、その中間に綿が封入された状態で適宜位置が縫着されていることを特徴とする敷き布団。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、布帛およびその製造方法と、当該布帛を使用した敷きパットおよび敷き布団に関し、特に、当該布帛に微細化セルロース繊維を付着させたものに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
これまで繊維製品に使用される布帛は、ソフトな風合いの実現のために、ストレッチ性および伸長回復性の向上が図られており、各種改良されてきた(特許文献1参照)。これらの布帛は、特にストレッチ性の向上により風合い(着心地や履き心地)を良くするために好適であったが、複数の異なる性質を有する繊維を使用するものであり、また樹脂化合物を多用するため、再生利用を困難にするなど環境負荷を大きくすることが懸念されていた。
【0003】
また、捲縮繊維を用いた多層構造の布帛とすることにより、質感のあるソフトな風合いの布帛を構成するものも開発されている(特許文献2)。ところが、多層構造であるために嵩高なものであることが前提とされており、従来製品の敷きパットや敷き布団等に使用することに困難性を有するものとなっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-133147号公報
WO2018/216572号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記諸点に鑑み、一般的に汎用される繊維を使用した布帛構成糸を使用しつつ、回復性を向上し得る布帛を提供するとともに、それを利用した敷きパットおよび敷き布団を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明者らは鋭意研究の結果、微細化セルロース繊維を使用することにより、適度な回復性を向上させ得る布帛を完成するに至った。
【0007】
すなわち、布帛に係る本発明は、織物組織または編物組織を有する布帛であって、ファイン分が90%以上である微細化セルロース繊維が、繊維接着用バインダ樹脂によって布帛構成糸に接着されていることを特徴とする。
【0008】
布帛構成糸に使用される繊維としては、綿、ウールまたは絹などの天然繊維を使用することができ、その他に、一般的に使用されるポリエステル繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維などの樹脂繊維を使用することができる。微細化セルロース繊維は、非木材繊維、木材繊維等をパルプ化した繊維を原料とする微細化されたセルロース繊維であることから、上記天然繊維による布帛構成糸との組合せにより、環境負荷を低減させることができる。また、微細化セルロース繊維そのものは十分な強度を有するため、繊維接着用バインダ樹脂を介して布帛構成糸に接着させることにより、一般的な繊維を使用した布帛構成糸によって織物組織または編物組織を有する布帛を構成した状態においても回復性を得ることができるものとなる。
【0009】
他方、布帛の製造方法に係る本発明は、織物組織または編物組織を有する対象布帛を予め構成する工程と、水を分散媒として、ファイン分が90%以上である微細化セルロース繊維を1重量%含有する微細化セルロース繊維分散液に対し、繊維接着用バインダ樹脂を 0.5~1重量%添加して撹拌する工程と、前記繊維接着用バインダ樹脂が含有する微細化セルロース繊維分散液に対して前記対象布帛を3~5秒浸漬し、該対象布帛の繊維に微細化セルロース繊維を含浸させる工程と、前記分散液を構成する分散媒を乾燥により消除させる工程とを含むことを特徴とする。
【0010】
上記布帛を利用した繊維製品としては、敷きパットや敷き布団がある。敷きパットは、 前記布帛が複数枚積層された状態で適宜位置が縫着されることにより一体化してなることを特徴とするものであり、敷き布団は、少なくとも1枚の前記布帛を表裏両側に配設し、その中間に綿が封入された状態で適宜位置が縫着されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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