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公開番号
2025083638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197122
出願日
2023-11-21
発明の名称
織物生地、織物製品、及び、織物生地の製造方法
出願人
丸井織物株式会社
代理人
個人
主分類
D03D
15/41 20210101AFI20250526BHJP(織成)
要約
【課題】形状したシワを一時的に保持することができる織物製品を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態における織物生地は、経糸と、緯糸と、前記経糸及び前記緯糸により織成された生地本体とを有する。前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方において、合成繊維で形成され、100℃以上130℃以下の温度で熱セットした撚糸である。具体的には、経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方が2回目の熱セットの温度が100℃以上の温度で熱セットした撚糸である。これにより、形状したシワを一時的に保持することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
経糸と、
緯糸と、
前記経糸及び前記緯糸により織成された生地本体と
を有し、
前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方において、合成繊維で形成され、100℃以上の温度で熱セットした撚糸である
織物生地。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方が2回目の熱セットの温度が100℃以上の温度で熱セットした撚糸である
請求項1に記載の織物生地。
【請求項3】
前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方が2回目の熱セットの温度が110℃以上の温度で熱セットした撚糸である
請求項2に記載の織物生地。
【請求項4】
前記生地本体は、熱セットの温度より低い温度で、染色加工又は機能性付与加工された生地である
請求項3に記載の織物生地。
【請求項5】
少なくとも一部に織物生地を含む織物製品であって、
織物生地は、
経糸と、
緯糸と、
前記経糸及び前記緯糸により織成された生地本体と
を有し、
前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方において、合成繊維で形成され、100℃以上の温度で熱セットした撚糸である
織物製品。
【請求項6】
撚りをかけた状態である合成繊維で形成された糸を100℃以上の温度で熱セットし、撚糸を形成する撚糸工程と、
経糸及び緯糸の少なくとも一方が形成した前記撚糸である生地本体を織成する工程と
を有する織物生地の製造方法。
【請求項7】
前記撚糸を形成する撚糸工程において、
撚りを加えた状態の糸を熱セットする第1の熱セットと、
前記第1の熱セットの後に、当該第1の熱セットの温度より高いで、撚りを加えた状態の糸を再度熱セットする第2の熱セットと
を含む
請求項6に記載の織物生地の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、織物生地、織物製品、及び、織物生地の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1には、ポリトリメチレンテレフタレート系繊維が織物の経糸および緯糸に配された織物であって、経カバーファクター(経CF)と緯カバーファクター(緯CF)との比(経CF)/(緯CF)が1.2以上であり、JISL1059-19986.2(B法、モンサント法、乾燥時)に規定される皺回復率測定方法において防皺率が70%以下であり、かつ該皺回復率測定後の試料に4.9N(500gf)を5分間荷重し吊るした後に、JISL1059-19986.1.2(乾燥時)により測定した防皺率が85%以上である形態記憶性と形態回復性に優れた織物が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-266830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、形状したシワを一時的に保持する織物製品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る織物製品は、経糸と、緯糸と、前記経糸及び前記緯糸により織成された生地本体とを有し、前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方において、合成繊維で形成され、100℃以上の温度で熱セットした撚糸である。
【0006】
好適には、前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方が2回目の熱セットの温度が100℃以上の温度で熱セットした撚糸である。
【0007】
好適には、前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方が2回目の熱セットの温度が110℃以上の温度で熱セットした撚糸である。
【0008】
好適には、前記生地本体は、熱セットの温度より低い温度で、染色加工又は機能性付与加工された生地である。
【0009】
また、本発明に係る織物製品は、少なくとも一部に織物生地を含む織物製品であって、織物生地は、経糸と、緯糸と、前記経糸及び前記緯糸により織成された生地本体とを有し、前記経糸及び前記緯糸は、少なくとも一方において、合成繊維で形成され、100℃以上の温度で熱セットした撚糸である。
【0010】
また、本発明に係る織物生地の製造方法は、撚りをかけた状態である合成繊維で形成された糸を100℃以上の温度で熱セットし、撚糸を形成する撚糸工程と、経糸及び緯糸の少なくとも一方が形成した前記撚糸である生地本体を織成する工程とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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