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公開番号2025034778
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141388
出願日2023-08-31
発明の名称繊維構造体及びその製造方法
出願人株式会社三宅デザイン事務所
代理人弁理士法人IPRコンサルタント
主分類D03D 15/267 20210101AFI20250306BHJP(織成)
要約【課題】 グラスファイバーの単糸をジャガード織のような複雑な織物に適用することができる繊維構造体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 複数の経糸と、前記複数の経糸と交錯する複数の緯糸と、を有する繊維構造体であって、前記複数の経糸が樹脂製であり、前記複数の緯糸がグラスファイバーの単糸を含むこと、を特徴とするジャガード織からなる繊維構造体。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の経糸と、前記複数の経糸と交錯する複数の緯糸と、を有する繊維構造体であって、
前記複数の経糸が樹脂製であり、
前記複数の緯糸がグラスファイバーの単糸を含むこと、
を特徴とするジャガード織からなる繊維構造体。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記複数の経糸のうち一部の複数の経糸が、収縮型経糸であり、
前記収縮型経糸が、その長さ方向の少なくとも一カ所において、隣接する所定数の緯糸を飛び越す飛び越し部を有すること、
を特徴とする請求項1に記載の繊維構造体。
【請求項3】
前記グラスファイバーの単糸が、前記繊維構造体の生地の幅1cmあたり、20~120本含まれていること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の繊維構造体。
【請求項4】
前記グラスファイバーの単糸が、30~3000デニールであること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の繊維構造体。
【請求項5】
複数の経糸と、前記複数の経糸と交錯する複数の緯糸と、を予め設定したパターンで織物を織り上げる工程と、
織り上げられた織物に特定処理を適用する工程と、
を含む繊維構造体の製造方法であって、
前記複数の経糸が樹脂製であり、
前記複数の緯糸がグラスファイバーの単糸を含むこと、
を特徴とするジャガード織からなる繊維構造体の製造方法。
【請求項6】
前記複数の経糸のうち一部の複数の経糸が、収縮型経糸であり、
前記収縮型経糸が、その長さ方向の少なくとも一カ所において、隣接する所定数の緯糸を飛び越す飛び越し部を有すること、
を特徴とする請求項5に記載の繊維構造体の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、繊維構造体及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1(特開2023-63052号公報)は、身体への装着感に優れ、且つ樹脂成形品と繊維構造体との接着性に優れる複合体を提供するべく、熱可塑性樹脂を含む樹脂成形品と、上記樹脂成形品と少なくとも一部が接し、且つ破断伸度が50.0%以上である繊維構造体と、を備える、複合体を開示する。ここで、繊維構造体を構成する繊維はガラス繊維であってもよく、また維構造体の形態は、織物であってもよいとされる。
【0003】
特許文献1では、ガラス繊維はどのような形態で用いられているのか明記されていないが、そもそもグラスファイバーの単糸は堅固ではあるが脆弱性を有することから、折り曲げや延伸等の応力がかかる状況での製造工程には馴染まず、例えば織機にかけたとしても平織り、あや織り、孺子織程度のシンプルな織物には用いられるが、ジャガード織のような複雑な織物には用いられないのが実情である。
【0004】
また、グラスファイバーを用いた織物は、例えば種々の不織布であったり、経糸及び緯糸がいずれもグラスファイバーからなる織布であったりするが、その用途は、被補強物の補強のためにその裏側に貼り付ける程度に用いられるのが一般的であり、当該グラスファイバーを用いることにより得られる風合いが最終製品の風合いや表面の見た目等に積極的に活用されることはなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-63052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
このような従来技術における技術常識に反して、本発明者らは、グラスファイバー製の糸及び樹脂製の糸をジャガード織機に供給して織布ができるか否か試みたところ、予想に反して織布を作製することができ、また、樹脂製の糸の一部を熱収縮性糸にして、加熱してみたところ、条件次第でこれまでにない風合い及び見た目の布を得られるという知見を得た。
【0007】
以上のことから、本発明は、グラスファイバーの単糸をジャガード織のような複雑な織物に用いることができるジャガード織からなる繊維構造体及びその製造方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した知見により得られた本発明は、
複数の経糸と、前記複数の経糸と交錯する複数の緯糸と、を有する繊維構造体であって、
前記複数の経糸が樹脂製であり、
前記複数の緯糸がグラスファイバーの単糸を含むこと、
を特徴とするジャガード織からなる繊維構造体、を提供する。
【0009】
上記の構成を有する本発明の繊維構造体では、
前記複数の経糸のうち一部の複数の経糸が、収縮型経糸であり、
前記収縮型経糸が、その長さ方向の少なくとも一カ所において、隣接する所定数の緯糸を飛び越す飛び越し部を有すること、が好ましい。
【0010】
上記の構成を有する本発明の繊維構造体では、前記グラスファイバーの単糸が、前記繊維構造体の生地の幅1cmあたり、20~120本含まれていること、
が好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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