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公開番号2025099603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216388
出願日2023-12-22
発明の名称遊技機
出願人株式会社三共
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250626BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】楽曲を用いた適切な演出により遊技興趣の向上を図る遊技機を提供する。
【解決手段】楽曲リーチとなるリーチ演出は、特定楽曲となる楽曲を出力可能であり、楽曲に対応して演出図柄を表示可能であり、楽曲リーチが実行されているときの演出図柄はその楽曲に対応して様々な演出を実行することにより、遊技興趣を向上させる。
【選択図】図10-17
特許請求の範囲【請求項1】
装飾識別情報の可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
演出実行手段と、
音出力手段と、を備え、
前記演出実行手段は、前記装飾識別情報を用いて、前記有利状態に制御されることを示唆する所定演出と特定演出を実行可能であり、
前記音出力手段は、前記特定演出を実行しているときに特定楽曲を出力可能であり、
前記特定演出が実行されるよりも、前記所定演出が実行された方が前記有利状態に制御される割合が高く、
1シーンにおいて表示可能な前記装飾識別情報の種類と数は、前記所定演出よりも前記特定演出の方が多い、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、装飾識別情報の可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機に関する。
続きを表示(約 3,100 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ遊技機等の遊技機として、当否判定結果を報知する場合に楽曲を用いた演出を実行する遊技機がある(例えば特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-148955号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載された技術は、楽曲を用いた演出に改良の余地があった。
【0005】
この発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、楽曲を用いた適切な演出により遊技興趣の向上を図る遊技機の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本願発明に係る遊技機は、
装飾識別情報の可変表示を行い、遊技者にとって有利な有利状態に制御可能な遊技機であって、
演出実行手段と、
音出力手段と、を備え、
前記演出実行手段は、前記装飾識別情報を用いて、前記有利状態に制御されることを示唆する所定演出と特定演出を実行可能であり、
前記音出力手段は、前記特定演出を実行しているときに特定楽曲を出力可能であり、
前記特定演出が実行されるよりも、前記所定演出が実行された方が前記有利状態に制御される割合が高く、
1シーンにおいて表示可能な前記装飾識別情報の種類と数は、前記所定演出よりも前記特定演出の方が多い。
ここで、装飾識別情報は、例えば演出図柄などであればよい。有利状態は、例えば大当り遊技状態などであればよい。遊技機は、例えばパチンコ遊技機1などであればよい。演出実行手段は、例えば演出図柄変動開始処理や演出図柄変動中処理を実行する演出制御用CPU120、演出制御用マイクロプロセッサ100AのCPU120A、VDP123Aなどであればよい。音出力手段は、例えば音声処理回路131、スピーカ8L、8Rなどであればよい。所定演出は、例えばスーパーリーチとなるリーチ演出などであればよい。特定演出は、例えば楽曲リーチとなるリーチ演出などであればよい。特定楽曲は、例えば楽曲ESM01~ESM03などであればよい。有利状態に制御される割合が高いことは、例えばハズレ変動パターン決定例003AKD02および大当り変動パターン決定例003AKD03などであればよい。1シーンにおいて表示可能な装飾識別情報の種類は、例えば同時表示可能図柄種類などであればよい。1シーンにおいて表示可能な装飾識別情報の数は、例えば同時表示可能図柄数などであればよい。
このような構成においては、特定楽曲を出力可能であるとともに有利状態に制御される割合が低い特定演出の場合に、表示可能な装飾識別情報の種類や数が多くなることで、賑やかな特定演出に遊技者を注目させることができる。こうして、楽曲を用いた適切な演出により遊技興趣を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パチンコ遊技機の正面図である。
各種の制御基板などを示す構成図である。
遊技用乱数の一例を示す図である。
遊技制御用のメイン処理を示すフローチャートである。
遊技制御用のタイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄プロセス処理ジャンプテーブルの構成例を示す図である。
演出制御用のメイン処理を示すフローチャートである。
演出制御プロセス処理の一例を示すフローチャートなどである。
演出制御基板に搭載された各種回路の構成例を示す図である。
画像表示装置における画面表示構成例を示す図である。
各種の演出画像を含む画面表示の構成例を示す図である。
特図表示結果判定例を示す図である。
変動パターン設定例を示す図である。
変動パターン決定例を示す図である。
演出図柄変動開始処理の一例を示すフローチャートである。
プロセステーブルに関する説明図である。
演出決定処理の一例を示すフローチャートである。
演出図柄変動中処理の一例を示すフローチャートである。
予告演出の実行可能タイミングを示す図である。
予告演出決定例を示す図である。
予告用演出パターン決定例を示す図である。
予告演出の実行例を示す図である。
予告演出の実行例を示す図である。
図柄移動例を示す図である。
図柄移動設定例を示す図である。
背景表示例を示す図である。
タイムテーブル設定例を示す図である。
タイムテーブル設定例を示す図である。
リーチ演出実行タイミングの制御例を示すタイミング図である。
リーチ演出実行タイミングの制御例を示すタイミング図である。
楽曲演出設定例を示す図である。
楽曲の構成例を示す図である。
楽曲の構成例を示す図である。
楽曲メイン演出実行例を示す図である。
図柄表示設定例を示す図である。
演出図柄表示例を示す図である。
リーチ演出実行例を示す図である。
演出進行例を示す図である。
演出進行例を示す図である。
輝度データ構成例を示す図である。
図柄あおり実行例を示す図である。
可動体作動例を示す図である。
表示図柄設定例を示す図である。
コマンドを取りこぼした場合に対応した演出制御例を示すタイミング図である。
コマンドを取りこぼした場合に対応した演出制御例を示すタイミング図である。
コマンドを取りこぼした場合に対応した演出制御例を示すタイミング図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
(基本説明)
まず、パチンコ遊技機1の基本的な構成および制御について説明する。
【0009】
(パチンコ遊技機1の構成等)
図1は、パチンコ遊技機1の正面図であり、主要部材の配置レイアウトを示す。パチンコ遊技機(遊技機)1は、大別して、遊技盤面を構成する遊技盤(ゲージ盤)2と、遊技盤2を支持固定する遊技機用枠(台枠)3とから構成されている。遊技盤2には、遊技領域が形成され、この遊技領域には、遊技媒体としての遊技球が、所定の打球発射装置から発射されて打ち込まれる。
【0010】
遊技盤2の所定位置には、第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bと、が設けられている。図1に示す例では、遊技領域の右側方に設けられている。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、それぞれ、複数種類の特別識別情報としての特別図柄の可変表示を行うことができる。特別図柄は、「特図」ともいう。特別図柄の可変表示は、「特図ゲーム」ともいう。第1特別図柄表示装置4Aと、第2特別図柄表示装置4Bとは、いずれも7セグメントのLEDなどを用いて構成される。特別図柄は、「0」~「9」を示す数字や「-」を示す記号、その他、任意の点灯パターンなどにより表される。特別図柄には、LEDを全て消灯したパターンが含まれてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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