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公開番号2025047177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-03
出願番号2023155512
出願日2023-09-21
発明の名称情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
出願人TIS株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250326BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者がリフレクションを通じて自身の成長を実感できるように支援する情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムを提供する。
【解決手段】情報処理装置10と、サーバ装置20とが、ネットワークに対して有線又は無線により接続される報処理システム1において、情報処理装置は、利用者のリフレクションにおける価値観に関する質問に対する回答として入力された価値観情報と、価値観情報と紐づけられ、利用者のリフレクションにおける感情に関する質問に対する回答として入力された感情情報を取得する取得部と、感情情報に対応する感情のうち、ポジティブな感情又はネガティブな感情のスコアである第1感情スコア及び中立の感情のスコアである第2感情スコアを算出する算出部と、価値観情報と、第1感情スコアと、第2感情スコアとの対応関係を視覚化した第1可視化情報を生成する生成部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
利用者のリフレクションにおける価値観に関する質問に対する回答として入力された価値観情報と、前記利用者のリフレクションにおける感情に関する質問に対する回答として入力された感情情報であって、前記価値観情報と紐づけられた前記感情情報を取得する取得部と、
前記感情情報に対応する感情のうち、ポジティブな感情またはネガティブな感情のスコアである第1感情スコア、および、中立の感情のスコアである第2感情スコアを算出する算出部と、
前記価値観情報と、前記第1感情スコアと、前記第2感情スコアとの対応関係を視覚化した第1可視化情報を生成する生成部と、
を備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記算出部は、
前記感情情報に対応する感情の強度に応じて設定された前記感情の基本値と、前記感情が前記ポジティブな感情、前記ネガティブな感情または前記中立の感情のいずれであるかに応じて設定された前記感情の係数の値とに基づいて、前記第1感情スコアまたは前記第2感情スコアを算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記算出部は、
前記利用者によって入力される前記感情情報の入力傾向に応じて、前記感情の基本値を前記利用者ごとに決定し、前記利用者ごとに決定された前記感情の基本値と、前記感情の係数の値とに基づいて、前記第1感情スコアまたは前記第2感情スコアを算出する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記生成部は、
前記第1可視化情報として、前記第1感情スコアの値を縦軸とし、前記第2感情スコアの値を横軸とするグラフに前記価値観情報をプロットした第1散布図を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記利用者に対して前記価値観情報に関するアドバイスを提供する提供部をさらに備え、
前記提供部は、
前記第1散布図における4つの象限のうち前記価値観情報が位置する象限に応じた第1アドバイスを提供する、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記算出部は、
所定期間における前記価値観情報の登場回数をカウントし、
前記生成部は、
前記価値観情報の登場回数と、前記第1感情スコアとの対応関係を視覚化した第2可視化情報を生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記生成部は、
前記第2可視化情報として、前記登場回数の値を縦軸とし、前記第1感情スコアの値を横軸とするグラフに前記価値観情報をプロットした第2散布図を生成する、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記利用者に対して前記価値観情報に関するアドバイスを提供する提供部をさらに備え、
前記提供部は、
前記第2散布図における4つの象限のうち前記価値観情報が位置する象限に応じた第2アドバイスを提供する、
請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
コンピュータが実行する情報処理方法であって、
利用者のリフレクションにおける価値観に関する質問に対する回答として入力された価値観情報と、前記利用者のリフレクションにおける感情に関する質問に対する回答として入力された感情情報であって、前記価値観情報と紐づけられた前記感情情報を取得する取得工程と、
前記感情情報に対応する感情のうち、ポジティブな感情またはネガティブな感情のスコアである第1感情スコア、および、中立の感情のスコアである第2感情スコアを算出する算出工程と、
前記価値観情報と、前記第1感情スコアと、前記第2感情スコアとの対応関係を視覚化した第1可視化情報を生成する生成工程と、
を含む情報処理方法。
【請求項10】
利用者のリフレクションにおける価値観に関する質問に対する回答として入力された価値観情報と、前記利用者のリフレクションにおける感情に関する質問に対する回答として入力された感情情報であって、前記価値観情報と紐づけられた前記感情情報を取得する取得手順と、
前記感情情報に対応する感情のうち、ポジティブな感情またはネガティブな感情のスコアである第1感情スコア、および、中立の感情のスコアである第2感情スコアを算出する算出手順と、
前記価値観情報と、前記第1感情スコアと、前記第2感情スコアとの対応関係を視覚化した第1可視化情報を生成する生成手順と、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コンピュータを用いて、人材の成長を支援する様々な技術が知られている。例えば、アプリケーションから利用者に「問い」を投げかけ、利用者がそれに回答することにより、利用者に対してリフレクション(内省)を促す。そして、組織内の他者がその回答を閲覧し、回答に対する応答であるフィードバックを返す。このとき、フィードバックとして推奨される推奨フィードバックを選択し、選択された推奨フィードバックを他者に提供する技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-110739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の従来技術では、フィードバックとして推奨される推奨フィードバックを他者に提供するにすぎないため、利用者がリフレクションを通じて自身の成長を実感できるように支援することを可能とする点において改善の余地があると考えられる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係る情報処理装置は、利用者のリフレクションにおける価値観に関する質問に対する回答として入力された価値観情報と、前記利用者のリフレクションにおける感情に関する質問に対する回答として入力された感情情報であって、前記価値観情報と紐づけられた前記感情情報を取得する取得部と、前記感情情報に対応する感情のうち、ポジティブな感情またはネガティブな感情のスコアである第1感情スコア、および、中立の感情のスコアである第2感情スコアを算出する算出部と、前記価値観情報と、前記第1感情スコアと、前記第2感情スコアとの対応関係を視覚化した第1可視化情報を生成する生成部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、利用者がリフレクションを通じて自身の成長を実感できるように支援することを可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、実施形態に係るサービスの概要を説明するための図である。
図2は、実施形態に係る情報処理に関するアプリケーションの入力画面の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る情報処理装置の構成例を示す図である。
図4は、実施形態に係るプルチックの感情の環を示す図である。
図5は、実施形態に係る感情と感情の基本値と感情の係数の値との対応関係の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る感情と感情の基本値と感情の係数の値との対応関係の一例を示す図である。
図7は、実施形態に係る感情と感情値との対応関係の一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る感情と感情の基本値と感情の係数の値との対応関係の一例を示す図である。
図9は、実施形態に係る価値観と感情との対応関係の一例を示す図である。
図10は、実施形態に係る価値観と感情との対応関係の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る価値観、登場回数、第1の感情スコアおよび第2の感情スコアの対応関係の一例を示す図である。
図12は、実施形態に係る第2可視化情報の一例を示す図である。
図13は、実施形態に係る第1可視化情報の一例を示す図である。
図14は、情報処理装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
【0009】
(実施形態)
〔1.はじめに〕
図1は、実施形態に係るサービスの概要を説明するための図である。実施形態に係るサービスは、情報処理システム1によって実現される。情報処理システム1は、情報処理装置10とサーバ装置20とを含む。情報処理システム1は、情報処理装置10と、サーバ装置20とがネットワーク(図示略)に対して有線又は無線により接続される。ネットワークは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)等のネットワークである。
【0010】
情報処理装置10は、実施形態に係るサービスの利用者により使用されるスマートフォンやタブレット等のスマートデバイスであり、4G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の無線通信網を介して相互に通信を行うことができる携帯端末装置である。また、情報処理装置10は、液晶ディスプレイ等の画面であって、タッチパネルの機能を有する画面を有し、利用者から指やスタイラス等によりタップ操作、スライド操作、スクロール操作等、コンテンツ等の表示データに対する各種の操作を受付ける。なお、画面のうち、コンテンツが表示されている領域上で行われた操作を、コンテンツに対する操作としてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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