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公開番号
2025045861
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023153866
出願日
2023-09-20
発明の名称
ファン装置
出願人
富士通クライアントコンピューティング株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F04D
29/36 20060101AFI20250326BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】埃詰まりに起因する不具合の発生を抑制できるファン装置を提供する。
【解決手段】実施形態のファン装置は、ハブと、複数の回転体と、を備える。ハブは、第1の方向を軸として回転する。複数の回転体は、ハブの周縁に沿って配置されハブと一体となって回転する。回転体は、羽根と、反転機構と、を備える。羽根は、第1の方向と交差する第2の方向を軸として回転可能な回転軸を有する。反転機構は、ハブが回転した場合に、羽根の回転方向を一方の方向から他の方向に反転させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の方向を軸として回転するハブと、
前記ハブの周縁に沿って配置され前記ハブと一体となって回転する複数の回転体と、
を備え、
前記回転体は、
前記第1の方向と交差する第2の方向を軸として回転可能な回転軸を有する羽根と、
前記ハブが回転した場合に、前記羽根の回転方向を一方の方向から他の方向に反転させる反転機構と、
を備えるファン装置。
続きを表示(約 470 文字)
【請求項2】
前記反転機構は、
前記羽根の回転軸によって内部を貫通された円板と、
前記円板を前記ハブの回転によって発生する遠心力と逆方向に付勢する第1付勢部と、
前記遠心力と前記第1付勢部とにより発生する前記円板の前記羽根の回転軸に沿った運動を、前記羽根の回転方向を反転させる反転力に変換する変換機構と、を有する、
請求項1に記載のファン装置。
【請求項3】
前記変換機構は、
前記回転軸の表面に設けられ、ループを形成する溝部と、
前記円板の内部に設けられ、第3の方向に延在し、前記円板と一体となって前記第2の方向に移動可能な押込部と、
前記押込部を前記第3の方向に付勢する第2付勢部と、
を有し、
前記第3の方向における前記押込部の端部が、前記溝部の一部と勘合し、
前記遠心力と前記第1付勢部とにより発生する前記押込部の前記溝部に沿った運動が、前記羽根の回転方向を反転させる反転力に変換される、
請求項2に記載のファン装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ファン装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータやサーバ等の電子機器において、軸回りに回転する複数の動翼によって気流を発生させ、筐体内部の電子部品を空冷するファン装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-183829号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般的に、ファン装置が発生させる気流の向きは一定の方向である。このため、気流の流路から外れた空間、例えばファン装置の羽根やその付近には埃等が堆積しやすい。埃等が堆積すると、電子部品に埃詰まりが発生し、電子機器に過熱による熱暴走等の不具合が生じる虞がある。
【0005】
本発明の一実施形態に係る目的は、埃詰まりに起因する不具合の発生を抑制できるファン装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様に係るファン装置は、ハブと、複数の回転体と、を備える。ハブは、第1の方向を軸として回転する。複数の回転体は、ハブの周縁に沿って配置されハブと一体となって回転する。回転体は、羽根と、反転機構と、を備える。羽根は、第1の方向と交差する第2の方向を軸として回転可能な回転軸を有する。反転機構は、ハブが回転した場合に、羽根の回転方向を一方の方向から他の方向に反転させる。
【0007】
前記ファン装置では、反転機構は、円板と、第1付勢部と、変換機構と、を有する。円板は、羽根の回転軸によって内部を貫通されている。第1付勢部は、円板をハブの回転によって発生する遠心力と逆方向に付勢する。変換機構は、遠心力と第1付勢部とにより発生する円板の羽根の回転軸に沿った運動を、羽根の回転方向を反転させる反転力に変換する。
【0008】
前記ファン装置では、変換機構は、溝部と、押込部と、第2付勢部と、を有する。溝部は、回転軸の表面に設けられ、ループを形成する。押込部は、円板の内部に設けられ、第3の方向に延在し、円板と一体となって第2の方向に移動可能である。第2付勢部は、押込部を第3の方向に付勢する。第3の方向における押込部の端部は、溝部の一部と勘合する。遠心力と第1付勢部とにより発生する押込部の溝部に沿った運動が、羽根の回転方向を反転させる反転力に変換される。
【発明の効果】
【0009】
本発明の上記態様によれば、埃詰まりに起因する不具合の発生を抑制できるファン装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、一つの実施形態のファン装置を示す平面図である。
図2は、上記実施形態のファン装置の回転体の一部を示す斜視図である。
図3は、上記実施形態のファン装置の羽根の一部を示す斜視図である。
図4は、上記実施形態の溝が形成されたファン装置を示す平面図である。
図5は、上記実施形態のファン装置の円板及び変換機構の一部を図2のF5-F5線に沿って示す断面図である。
図6は、上記実施形態のファン装置の回転体を示す上面図である。
図7は、ファン装置の回転数と時間との関係を示すグラフである。
図8は、溝と棒との位置関係及び羽根の回転角度を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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