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公開番号2025043821
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151340
出願日2023-09-19
発明の名称通信システム、車両制御装置、及び制御方法
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250325BHJP(信号)
要約【課題】ドライバが感じる煩わしさを低減させる。
【解決手段】車両制御装置(20)は、路側装置から、車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を受信したとき、車両のドライバに関する情報に基づいて、ドライバの状態を推定し、推定したドライバの状態に応じてドライバに対して注意喚起を行う。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される車両制御装置と、道路上に設置され、前記車両制御装置と路車間通信を行う路側装置と、を備える通信システムであって、
前記路側装置は、
前記車両が前記路側装置を基準とした所定範囲を走行しているときに、前記車両に危険が発生する可能性があるか否かを判定し、
前記車両に危険が発生する可能性があると判定した場合に、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を前記車両制御装置に送信し、
前記車両制御装置は、
前記路側装置から、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を受信したとき、前記車両のドライバに関する情報に基づいて、前記ドライバの状態を推定し、
推定した前記ドライバの状態に応じて前記ドライバに対して注意喚起を行う、
通信システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記ドライバに関する情報には、少なくとも前記ドライバの生体情報である心拍データ又は顔に関する情報が含まれ、
前記車両制御装置は、
前記心拍データ又は前記顔に関する情報に基づいて、前記ドライバの眠気レベルを推定し、
前記眠気レベルが閾値よりも大きいと判定した場合、前記ドライバに対して注意喚起を行う、
請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記路側装置は、
前記車両のふらつきを検知した場合、前記車両がふらつき走行していることを示す情報を前記車両制御装置に送信し、
前記車両制御装置は、
前記路側装置から、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報及び前記車両がふらつき走行していることを示す情報を受信したとき、前記心拍データ又は前記顔に関する情報に基づいて、前記眠気レベルを推定し、
前記眠気レベルが前記閾値よりも大きいと判定した場合、前記ドライバに対して注意喚起を行う、
請求項2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記車両制御装置は、
前記車両が前記所定範囲を通過した後に、再度、前記心拍データ又は前記顔に関する情報に基づいて、前記眠気レベルを推定し、
前記眠気レベルが前記閾値よりも大きいと判定した場合、前記ドライバに対して注意喚起を行う、
請求項2又は3に記載の通信システム。
【請求項5】
道路上に設置された路側装置と路車間通信を行うことが可能な、車両に搭載された車両制御装置であって、
少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
前記路側装置から、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を受信したとき、前記車両のドライバに関する情報に基づいて、前記ドライバの状態を推定し、
推定した前記ドライバの状態に応じて前記ドライバに対して注意喚起を行う、
車両制御装置。
【請求項6】
道路上に設置された路側装置と路車間通信を行うことが可能な、車両に搭載された車両制御装置によって実行される制御方法であって、
前記路側装置から、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を受信したとき、前記車両のドライバに関する情報に基づいて、前記ドライバの状態を推定するステップと、
前記ドライバの状態に応じて前記ドライバに対して注意喚起を行うステップと、を含む、
制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信システム、車両制御装置、及び制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両及び歩行者の安全性を高めるために、危険検知エリアを設定する発明が知られている(例えば特許文献1)。特許文献1に記載された発明は、マッピングされた複数の端末の中から、その加速度が閾値を超えた端末を推定し、その端末の位置を含むように危険検知エリアを更新して設定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-40429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された発明では、閾値を超える加速度の発生原因となった端末が推定されるたびにドライバに対して危険を知らせる通知が行われるため、ドライバによっては煩わしさを感じるおそれがある。
【0005】
本開示の一態様は、ドライバが感じる煩わしさを低減させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る通信システムは、車両に搭載される車両制御装置と、道路上に設置され、前記車両制御装置と路車間通信を行う路側装置と、を備える通信システムであって、前記路側装置は、前記車両が前記路側装置を基準とした所定範囲を走行しているときに、前記車両に危険が発生する可能性があるか否かを判定し、前記車両に危険が発生する可能性があると判定した場合に、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を前記車両制御装置に送信し、前記車両制御装置は、前記路側装置から、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を受信したとき、前記車両のドライバに関する情報に基づいて、前記ドライバの状態を推定し、推定した前記ドライバの状態に応じて前記ドライバに対して注意喚起を行う。
【0007】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る車両制御装置は、道路上に設置された路側装置と路車間通信を行うことが可能な、車両に搭載された車両制御装置であって、少なくとも1つのプロセッサを備え、前記プロセッサは、前記路側装置から、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を受信したとき、前記車両のドライバに関する情報に基づいて、前記ドライバの状態を推定し、推定した前記ドライバの状態に応じて前記ドライバに対して注意喚起を行う。
【0008】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る制御方法は、道路上に設置された路側装置と路車間通信を行うことが可能な、車両に搭載された車両制御装置によって実行される制御方法であって、前記路側装置から、前記車両に危険が発生する可能性があることを示す情報を受信したとき、前記車両のドライバに関する情報に基づいて、前記ドライバの状態を推定するステップと、前記ドライバの状態に応じて前記ドライバに対して注意喚起を行うステップと、を含む。
【0009】
本開示の各態様に係る車両制御装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを前記車両制御装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより前記車両制御装置をコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本開示の範疇に入る。
【発明の効果】
【0010】
本開示の一態様によれば、ドライバが感じる煩わしさを低減させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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