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公開番号2025043202
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150589
出願日2023-09-15
発明の名称アクチュエータ
出願人株式会社デンソー
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類H02K 7/06 20060101AFI20250321BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転部から軸方向変位部までの軸短化を図る。
【解決手段】アクチュエータ10は、環状に形成され、回転磁界を発生させるステータ12を備えている。また、アクチュエータ10は、軟磁性材料を用いて形成されていると共にステータ12に対して径方向内側に配置されかつマグネット38が設けられ、ステータ12が回転磁界を発生することで回転するシャフト36を備えている。さらに、アクチュエータ10は、シャフト36の回転中心部に設けられ、シャフト36が回転することで軸方向に変位する直動部18を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
環状に形成され、回転磁界を発生させるステータ(12)と、
軟磁性材料を用いて形成されていると共に前記ステータに対して径方向内側に配置されかつマグネット(38)が設けられ、前記ステータが回転磁界を発生することで回転するシャフト(36)と、
前記シャフトの回転中心部に設けられ、前記シャフトが回転することで軸方向に変位する軸方向変位部(18)と、
を備えたアクチュエータ(10、48、50、52)。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記シャフトの径方向外側には、前記軸方向変位部に連結された伝達部(20)が設けられ、
前記軸方向変位部が軸方向に変位することで、前記伝達部が軸方向に変位する請求項1に記載のアクチュエータ。
【請求項3】
前記伝達部は、前記シャフトの外周面に沿って設けられ、
前記軸方向変位部が軸方向に変位することで、前記伝達部が前記シャフトの外周面に沿って変位する請求項2に記載のアクチュエータ。
【請求項4】
前記伝達部は、前記ステータに対して径方向外側かつ前記ステータを支持するハウジング(14)の外周面に沿って設けられ、
前記軸方向変位部が軸方向に変位することで、前記伝達部が前記ハウジングの外周面に沿って変位する請求項2に記載のアクチュエータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アクチュエータに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両に設けられ、2輪駆動で走行可能な状態と4輪駆動で走行可能な状態とを切り替えるディスコネクタ装置が開示されている。このディスコネクタ装置では、ディファレンシャルシャフトとハブとを走行状況に応じて分離または連結することで、2輪駆動で走行可能な状態と4輪駆動で走行可能な状態とを切り替えることが可能となっている。詳述すると、ディスコネクタ装置は、モータの作動より回転するボールスクリューシャフトと、ボールスクリューシャフトに結合されたナットと、ナットと共に移動するスリーブと、スリーブと係合しているフォークと、を含んで構成されている。そして、モータの作動によりボールスクリューシャフトが回転して、ナットがスリーブを介してフォークを動かすことで、ディファレンシャルシャフトとハブとが連結される又はディファレンシャルシャフトとハブとの連結が解除されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7225353号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両への搭載性等の観点では、モータ等の回転部からナット等の軸方向変位部までの軸短化を図ることができることが望ましいが、上記特許文献1に記載された構成には、この点で改善に余地がある。
【0005】
本開示は上記事実を考慮し、回転部から軸方向変位部までの軸短化を図ることができるアクチュエータを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するアクチュエータ(10、48、50、52)は、環状に形成され、回転磁界を発生させるステータ(12)と、軟磁性材料を用いて形成されていると共に前記ステータに対して径方向内側に配置されかつマグネット(38)が設けられ、前記ステータが回転磁界を発生することで回転するシャフト(36)と、前記シャフトの回転中心部に設けられ、前記シャフトが回転することで軸方向に変位する軸方向変位部(18)と、を備えている。
【0007】
この様に構成することで、回転部から軸方向変位部までの軸短化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るアクチュエータを軸方向に沿って切断した断面を示す断面図である。
フォークと主軸との係合部を示す正面図である。
第2実施形態に係るアクチュエータを軸方向に沿って切断した断面を示す断面図である。
第3実施形態に係るアクチュエータを軸方向に沿って切断した断面を示す断面図である。
第4実施形態に係るアクチュエータを軸方向に沿って切断した断面を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
図1及び図2を用いて本開示の第1実施形態に係るアクチュエータ10について説明する。なお、図中に適宜示す矢印Z方向、矢印R方向及び矢印C方向は、後述するロータ16の回転軸方向一方側、回転径方向外側及び回転周方向一方側をそれぞれ示すものとする。また、以下、単に軸方向、径方向、周方向を示す場合は、特に断りのない限り、ロータ16の回転軸方向、回転径方向、回転周方向を示すものとする。
【0010】
図1に示されるように、本実施形態のアクチュエータ10は、回転磁界を発生させるステータ12と、ステータ12等を収容するハウジング14と、を備えている。また、アクチュエータ10は、ステータ12が回転磁界を発生することで回転するロータ16と、ロータ16が回転することで軸方向に変位する軸方向変位部としての直動部18と、を備えている。また、アクチュエータ10は、直動部18に連結された伝達部としてのフォーク20を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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