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公開番号
2025042844
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023150009
出願日
2023-09-15
発明の名称
胚芽抽出液製造システム
出願人
カナデビア株式会社
代理人
弁理士法人森本国際特許事務所
主分類
C12M
1/10 20060101AFI20250321BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】胚芽から製造される胚芽抽出液の品質のばらつきを低減できる胚芽抽出液製造システムを提供する。
【解決手段】胚芽抽出液製造システム100は、遠心分離装置1と、ろ過装置2と、脱着装置3と、搬送装置4とを備える。遠心分離装置1は、アミノ酸を含むアミノ酸溶液ALに胚芽Gが混合された胚芽混合液GMFが入った容器Bを蓋がされた状態で回転させて、胚芽混合液GMFを遠心分離することで、胚芽Gから胚芽抽出物GEMを抽出する。ろ過装置2は、遠心分離された胚芽混合液GMFが入った容器Bから出る胚芽混合液GMFをろ過することで胚芽抽出物GEMから胚芽抽出液を生成する。脱着装置3は、容器Bに蓋を脱着する。搬送装置4は、遠心分離装置1、ろ過装置2、および脱着装置3に容器Bを搬送する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アミノ酸を含むアミノ酸溶液に胚芽が混合された胚芽混合液が入った容器を蓋がされた状態で回転させて、前記胚芽混合液を遠心分離することで、前記胚芽から胚芽抽出物を抽出する遠心分離装置と、
遠心分離された前記胚芽混合液が入った容器から出る前記胚芽混合液をろ過することで前記胚芽抽出物から胚芽抽出液を生成するろ過装置と、
前記容器に蓋を脱着する脱着装置と、
前記遠心分離装置、前記ろ過装置、および前記脱着装置に前記容器を搬送する搬送装置とを備える、胚芽抽出液製造システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ろ過装置は、
前記胚芽抽出物を含む溶液の前記胚芽抽出物を限外ろ過膜またはクロマトグラフィー固定相を用いることにより、前記胚芽抽出物が含まれる溶液から前記胚芽抽出物を分離するろ過ユニットと、
前記胚芽抽出物を回収する回収容器に向けて、前記限外ろ過膜または前記クロマトグラフィー固定相で分離された前記胚芽抽出物を流す溶出液を前記ろ過ユニットに供給する供給機構とを有し、
前記胚芽抽出液は、前記ろ過ユニットで分離された前記胚芽抽出物が、前記供給機構によって供給される前記溶出液に溶出することで生成される、請求項1に記載の胚芽抽出液製造システム。
【請求項3】
前記ろ過装置は、前記胚芽抽出液を回収する回収ユニットを有し、
前記回収ユニットは、
前記回収容器を保持する保持構造と、
前記保持構造が保持する前記回収容器を冷却する冷却装置とを含む、請求項1または請求項2に記載の胚芽抽出液製造システム。
【請求項4】
前記回収容器に入った前記胚芽抽出液に所定の後処理を施す後処理装置を備え、
前記搬送装置は、前記回収容器を前記後処理装置に搬送する、請求項3に記載の胚芽抽出液製造システム。
【請求項5】
前記後処理装置は、前記回収容器に入った前記胚芽抽出液を凍結可能な凍結装置である、請求項4に記載の胚芽抽出液製造システム。
【請求項6】
前記凍結装置は、
液状の凍結用冷媒が収容された凍結容器と、
前記搬送装置に前記回収容器を保持させるための保持具とを有し、
前記保持具は、前記凍結用冷媒から前記回収容器が受ける浮力に追従して変形する、請求項5に記載の胚芽抽出液製造システム。
【請求項7】
前記遠心分離装置、前記ろ過装置、前記脱着装置、前記搬送装置、および前記後処理装置が収容される箱体をさらに備える、請求項4に記載の胚芽抽出液製造システム。
【請求項8】
前記箱体は、前記箱体の内部の温度を調整する温度調整装置を有する、請求項7に記載の胚芽抽出液製造システム。
【請求項9】
前記箱体は、前記箱体の内部の温度を計測する箱体内部用温度センサを有し、
前記供給機構は、前記溶出液の温度を計測する溶液用温度センサを有し、
前記回収ユニットは、前記回収容器に入った前記胚芽抽出液の温度を計測する胚芽抽出液用温度センサを有し、
少なくとも、前記箱体内部用温度センサ、前記溶液用温度センサ、および前記胚芽抽出液用温度センサの計測結果を経時的および/または異常発生時に記録する記憶部をさらに備える、請求項8に記載の胚芽抽出液製造システム。
【請求項10】
前記箱体は、
前記遠心分離装置、前記ろ過装置、前記脱着装置、および、前記搬送装置に向かって清浄な風を送る送風装置と、
前記送風装置の送った風を前記箱体の外に排気する排気口とを有する、請求項7に記載の胚芽抽出液製造システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無細胞たんぱく質合成用の胚芽抽出液を製造する胚芽抽出液製造システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
植物の胚芽から抽出される胚芽抽出液は、無細胞たんぱく質合成系でのたんぱく質生産に利用されている。胚芽抽出液の原料となる胚芽は、コムギ、オオムギ、イネ、およびコーンその他のイネ科植物から採取される場合が一般的である。このような植物から採取された胚芽は、細かく粉砕される。粉砕された胚芽は、様々な種類のアミノ酸を含むアミノ酸溶液とともに遠沈管に入れられる。胚芽抽出液は、粉砕された胚芽と、アミノ酸溶液とを混合した胚芽混合液を攪拌、遠心分離、限外ろ過またはクロマトグラフィーを含むろ過する工程を経て、胚芽から抽出される。胚芽から抽出された胚芽抽出液には、目的に応じた後処理が施される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-094700号公報
特許第6230138号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、胚芽抽出液は、人手によって製造されているため、製造後の品質のばらつきが大きい。したがって、胚芽抽出液の製造を自動化すれば、胚芽抽出液の品質のばらつきを低減できる。製造工程の自動化の例として、特許文献1および2の装置が開示されている。ところが、特許文献1および2の装置では、胚芽抽出液と異なる物を製造している。
【0005】
そこで、本発明は、胚芽から製造される胚芽抽出液の品質のばらつきを低減できる胚芽抽出液製造システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の胚芽抽出液製造システムは、アミノ酸を含むアミノ酸溶液に胚芽が混合された胚芽混合液が入った容器を蓋がされた状態で回転させて、前記胚芽混合液を遠心分離することで、前記胚芽から胚芽抽出物を抽出する遠心分離装置と、遠心分離された前記胚芽混合液が入った容器から出る前記胚芽混合液をろ過することで前記胚芽抽出物から胚芽抽出液を生成するろ過装置と、前記容器に蓋を脱着する脱着装置と、前記遠心分離装置、前記ろ過装置、および前記脱着装置に前記容器を搬送する搬送装置とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の胚芽抽出液製造システムによれば、胚芽から製造される胚芽抽出液の品質のばらつきを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る胚芽抽出液製造システムの概略を示す立体図であり、箱体の一部を省略して描いた図である。
図1に示す胚芽抽出液製造システムの概略を示す平面図であり、箱体の一部を省略して描いた図である。
図1に示す除去ユニットの立体図である。
図1に示すろ過ユニット、および、回収ユニットの立体図である。
図1に示す脱着装置、および、搬送装置の正面図である。
図1に示す凍結装置の立体図である。
図1に示す胚芽抽出液製造システムの全体を示す立体図である。
実施形態に係る胚芽抽出液製造システムにおける胚芽抽出液の製造工程を示すフローチャートである。
脱着装置が蓋を閉める状態を示す図である。
ロボットアームが遠沈管内の胚芽混合液を攪拌する状態を示す図である。
ロボットアームが遠心分離装置に遠沈管をセットする状態を概略的に示す図である。
胚芽抽出液が回収ユニットによって回収される概略を経時的に示す図であり、胚芽抽出物を限外ろ過またはクロマトグラフィーでろ過し、抽出する状態を示す図である。
胚芽抽出液が回収ユニットによって回収される概略を経時的に示す図であり、胚芽抽出液を回収容器が受ける状態を示す図である。
胚芽抽出液が回収ユニットによって回収される概略を経時的に示す図であり、胚芽抽出液を受けた回収容器を搬送装置が搬送する状態を示す図である。
凍結装置が胚芽抽出液を凍結する状態を概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態の胚芽抽出液製造システム100について図1から図7を参照して説明する。
【0010】
図1および図2に示す実施形態の胚芽抽出液製造システム100は、胚芽混合液GMFの遠心分離工程、および限外ろ過またはクロマトグラフィーを含む胚芽混合液GMFのろ過工程といった胚芽抽出液GEFを製造するために必要となる工程を自動化している。したがって、胚芽抽出液製造システム100は、ヒューマンエラー、および異物混入その他の人手によって胚芽抽出液GEFを製造する上で避けられない、胚芽抽出液GEFの品質のばらつきの発生を低減する。
(【0011】以降は省略されています)
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