TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025040667
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-25
出願番号
2023147602
出願日
2023-09-12
発明の名称
シール部材およびシール付転がり軸受
出願人
NTN株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16C
33/78 20060101AFI20250317BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】優れた耐水性および耐泥水性を長期にわたり維持することが可能なシール部材を提供する。
【解決手段】水の接触角θが90°以上の撥水性の面となるように、シール部材5の外側の側面に、多数の微細突起23が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
外側から内側への異物の侵入を防ぐシール部材(5)において、
前記シール部材(5)の外側の側面が、水の接触角(θ)が90°以上の撥水性の面となるように、前記外側の側面に多数の微細突起(23)が形成されていることを特徴とするシール部材。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記多数の微細突起(23)の先端面(24)の直径をB(μm)、前記多数の微細突起(23)の前記先端面(24)同士の間隔をA(μm)、前記多数の微細突起(23)の高さをC(μm)としたときに、A/(B×C)の値が、0.26以下である請求項1に記載のシール部材。
【請求項3】
前記多数の微細突起(23)はそれぞれ円形の先端面(24)を有し、前記先端面(24)の直径B(μm)は80μm以下であり、
前記多数の微細突起(23)は正方形または正三角形の格子状に一様に配置され、それらの微細突起(23)の前記先端面(24)同士の間隔A(μm)は120μm以下であり、
前記多数の微細突起(23)の高さC(μm)は、80μm以下である請求項1または2に記載のシール部材。
【請求項4】
前記シール部材(5)は、円環板状の芯金(15)と、前記芯金(15)に加硫接着されたゴム(16)とからなり、
前記多数の微細突起(23)は、前記ゴム(16)の表面に形成されている請求項1または2に記載のシール部材。
【請求項5】
前記シール部材(5)は、円環板状の芯金(15)と、前記芯金(15)に接着した樹脂とからなり、
前記多数の微細突起(23)は、前記樹脂の表面に形成されている請求項1または2に記載のシール部材。
【請求項6】
前記シール部材(5)の前記外側の側面は、隣り合う前記微細突起(23)の間に非突起面(25)を有し、
前記非突起面(25)の面粗さRaが0.35μm以下に設定されている請求項1または2に記載のシール部材。
【請求項7】
前記多数の微細突起(23)が、撥水性をもつ材質の皮膜でコーティングされている請求項1または2に記載のシール部材。
【請求項8】
外輪(1)と、
前記外輪(1)の径方向内側に配置される内輪(2)と、
前記外輪(1)と前記内輪(2)の間に形成される環状の軸受空間(3)に組み込まれた複数の転動体(4)と、
前記軸受空間(3)の軸方向の一方の端部開口を塞ぐ請求項1または2に記載のシール部材(5)と、を有するシール付転がり軸受。
【請求項9】
前記シール部材(5)の径方向内端には、前記内輪(2)の外周に摺接するシールリップ(14)が形成され、
前記内輪(2)の外周には、前記シールリップ(14)が摺接する部位から一定の外径で軸方向に延びて前記内輪(2)の軸方向端面(22)に接続する円筒面(13)が形成されている請求項8に記載のシール付転がり軸受。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、シール部材およびそのシール部材を用いたシール付転がり軸受に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車や産業機械などの回転軸を支持する軸受として、シール付転がり軸受が多く用いられる。シール付転がり軸受は、外輪と、外輪の径方向内側に配置される内輪と、外輪と内輪の間に形成される環状の軸受空間に組み込まれた複数の転動体と、外輪と内輪の間の軸受空間の軸方向の端部開口を塞ぐ環状のシール部材とを有する(例えば、特許文献1、2参照)。
【0003】
このシール付転がり軸受は、シール部材で軸受空間の端部開口が物理的に塞がれているので、水や泥水等の異物に晒される環境下で使用した場合にも、その異物が軸受空間に侵入するのを防止することが可能となっている。
【0004】
さらに、特許文献1のシール付転がり軸受においては、過酷環境下における耐水性および耐泥水性を向上させるため、シール部材の外側面(シール部材の軸受空間の側とは反対側の側面)に撥水性の皮膜(PTFE皮膜など)をコーティングし、シール部材のシールリップの部分に水や泥水が滞留するのを防止するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2007-332990号公報
特開2020-133770号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のシール付転がり軸受は、シール部材の外側面に撥水性の皮膜(PTFE皮膜等)がコーティングされているので、使用初期においては優れた耐水性および耐泥水性を発揮することができる。
【0007】
しかしながら、撥水性の皮膜(PTFE皮膜等)は、時間の経過とともに、次第に剥がれたり劣化したりするので、シール部材の外側面の撥水性は次第に低下することとなる。そのため、特許文献1のシール付転がり軸受は、耐水性や耐泥水性を長期にわたって維持することが難しいという問題があった。
【0008】
この発明が解決しようとする課題は、優れた耐水性および耐泥水性を長期にわたり維持することが可能なシール部材を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、この発明では、以下の構成のシール部材を提供する。
[構成1]
外側から内側への異物の侵入を防ぐシール部材において、
前記シール部材の外側の側面が、水の接触角が90°以上の撥水性の面となるように、前記外側の側面に多数の微細突起が形成されていることを特徴とするシール部材。
【0010】
この構成を採用すると、シール部材の外側の側面が、水の接触角が90°以上の撥水性の面になっているので、シール部材のシール部分に水や泥水が滞留するのを防止することができ、優れた耐水性および耐泥水性を得ることができる。ここで、シール部材の外側の側面の撥水性は、多数の微細突起を形成することによるロータス効果で物理的に付与したものなので、時間の経過による撥水性の低下が生じにくい。そのため、長期にわたって優れた耐水性および耐泥水性を維持することが可能である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
流路体
2か月前
個人
クラッチ装置
2か月前
個人
トーションバー
3日前
個人
ボルトナットセット
17日前
個人
固着具と成形品部材
2か月前
個人
回転式配管用支持具
1か月前
株式会社オンダ製作所
継手
1か月前
株式会社アイシン
駆動装置
2か月前
株式会社ミクニ
弁装置
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
25日前
個人
ベルトテンショナ
1か月前
株式会社三協丸筒
枠体
10日前
株式会社ミクニ
弁装置
2か月前
カヤバ株式会社
緩衝器
2か月前
株式会社不二工機
電動弁
2か月前
協和工業株式会社
空気弁
1か月前
カヤバ株式会社
緩衝装置
2か月前
株式会社ナジコ
自在継手
2か月前
日東精工株式会社
樹脂被覆ねじ
25日前
株式会社不二工機
電動弁
6日前
個人
角型菅の連結構造及び工法
1か月前
個人
固着具と固着具の固定方法
1か月前
株式会社不二工機
逆止弁
2か月前
矢崎化工株式会社
連結具
2か月前
株式会社能重製作所
固定具
2か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
25日前
AWJ株式会社
配管支持具
25日前
株式会社テイエルブイ
自動弁装置
3か月前
株式会社PILLAR
継手
3か月前
日東精工株式会社
座金組込みねじ
1か月前
株式会社キッツ
ボールバルブ
1か月前
エバック株式会社
断熱ホース
2か月前
トヨタ自動車株式会社
固定方法
10日前
マフレン株式会社
グリース自動給脂器
1か月前
株式会社フジテクノ
流量制御弁
6日前
続きを見る
他の特許を見る