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公開番号2025039846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-21
出願番号2025005662,2021136465
出願日2025-01-15,2021-08-24
発明の名称建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E06B 7/22 20060101AFI20250313BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】障子の縦框の下端部に設けられる気密部材を備え、気密部材をコンパクトに形成できる建具を提供すること。
【解決手段】建具1は、下枠22を有する枠体2と、枠体2内に配置され横方向に移動可能な障子3と、障子3の縦框34の下端部に配置され上下方向の位置を調整して障子3の縦框34の下端部に固定ネジ53により固定される気密部材5と、を備え、下枠22は、上方に突出すると共に障子3の横方向への移動をガイドする上方突出レール221を有し、気密部材5は、縦框34側に突出する突出ピン513を有し、縦框34は、突出ピン513の上下方向への移動をガイドするガイド部342を有し、固定ネジ53、ガイド部342及び上方突出レール221は、室内外方向に並んで配置される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
下枠を有する枠体と、
枠体内に配置され横方向に移動可能な障子と、
前記障子の縦框の下端部に配置され上下方向の位置を調整して前記障子の縦框の下端部に固定ネジにより固定される気密部材と、を備え、
前記下枠は、上方に突出すると共に前記障子の横方向への移動をガイドする上方突出レールを有し、
前記気密部材は、前記縦框側に突出する突出ピンを有し、
前記縦框は、前記突出ピンの上下方向への移動をガイドするガイド部を有し、
前記固定ネジ、前記ガイド部及び前記上方突出レールは、室内外方向に並んで配置される、建具。
続きを表示(約 110 文字)【請求項2】
前記気密部材は、室内外方向の一方側に突出する突出気密部を有し、
前記固定ネジ、前記ガイド部及び前記上方突出レールのうち、前記固定ネジは、最も前記突出気密部側に配置される、請求項1に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、建具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、枠体と、枠体内に配置される障子と、を備える建具が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の障子の縦框の下端部には、気密部材が取り付けられている。気密部材は、上下方向の位置を調整した後に、障子の縦框の下端部に固定ネジにより固定される。特許文献1に記載の気密部材の取付構造は、気密部材を固定する固定ネジと、気密部材の突出ピンの上下方向への移動をガイドするガイド部と、備え、固定ネジとガイド部とが、障子の縦框の端面(見込面)において、上下方向に並んで配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭55-21479号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
気密部材を縦框の下端部に取り付けた状態において、気密部材を固定する固定ネジと、気密部材の突出ピンの上下方向への移動をガイドするガイド部とが、上下方向に並んで配置されている。そのため、気密部材の上下方向の寸法が大きくなっていた。障子の縦框の下端部に取り付けられる気密部材をコンパクトに形成できることが望まれる。
【0005】
本開示は、障子の縦框の下端部に取り付けられる気密部材を備え、気密部材をコンパクトに形成できる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、下枠を有する枠体と、枠体内に配置され横方向に移動可能な障子と、前記障子の縦框の下端部に配置され上下方向の位置を調整して前記障子の縦框の下端部に固定ネジにより固定される気密部材と、を備え、前記下枠は、上方に突出すると共に前記障子の横方向への移動をガイドする上方突出レールを有し、前記気密部材は、前記縦框側に突出する突出ピンを有し、前記縦框は、前記突出ピンの上下方向への移動をガイドするガイド部を有し、前記固定ネジ、前記ガイド部及び前記上方突出レールは、室内外方向に並んで配置される、建具に関する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態の引き違い窓を室内側から見た正面図である。
気密部材を外障子の外召し合わせ框の下端部に取り付けた状態を示す斜視図である。
図2に示す状態から外障子を上方側に移動させた状態を示す斜視図である。
気密部材が取り付けられた外障子の外召し合わせ框を斜め下方側から見た斜視図である。
気密部材を外召し合わせ框から取り外した状態を一方側の斜め上方側から見た分解斜視図である。
気密部材を外召し合わせ框から取り外した状態を他方側の斜め上方側から見た分解斜視図である。
図2のA-A線断面図である。
図7のB-B線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。一実施形態の建具を構成する引き違い窓1について説明する。本明細書において、「見付方向」とは、建物の壁に形成された開口部に納められた引き違い窓1における面材35,45の面方向を意味し、「見込方向」とは、上記面材35,45の厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。「見込方向」は室内外方向でもある。「見付面」は、引き違い窓1における室外側及び室内側に面するそれぞれの面を意味し、「見込面」は、引き違い窓1において室内外方向に延びる面を意味する。
【0009】
引き違い窓1は、図1及び図2に示すように、図示しない建物躯体の開口部に取り付けられる枠体2と、枠体2の内側に、室外側X1に配置される外障子3と、室内側X2に配置される内障子4との2枚の障子をそれぞれ納めることによって構成される。外障子3及び内障子4は、枠体2内を見付方向の左右方向(横方向)にスライド移動可能である。
【0010】
図1に示すように、枠体2は、上枠21、下枠22及び左右一対の縦枠23,24を矩形に枠組みすることによって構成される。
(【0011】以降は省略されています)

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