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公開番号2025037195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023144034
出願日2023-09-05
発明の名称Pd回収方法
出願人リファインホールディングス株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類C22B 11/00 20060101AFI20250310BHJP(冶金;鉄または非鉄合金;合金の処理または非鉄金属の処理)
要約【課題】水素発生量が少なく、かつ、Pdの回収率が高いPd回収方法を提供する。
【解決手段】本発明に係るPd回収方法は、PdイオンまたはPd錯体を含有する有機溶媒に還元剤を添加し、pHを7以上14以下にする添加工程S1と、前記還元剤を添加した有機溶媒を、前記有機溶媒の大気圧以上の反応圧力下における沸点以下の温度に加温して攪拌し、Pdの固形物を析出させる析出工程S2と、析出させた前記固形物を固液分離して回収する回収工程S3と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
PdイオンまたはPd錯体を含有する有機溶媒に還元剤を添加し、pHを7以上14以下にする添加工程と、
前記還元剤を添加した有機溶媒を、前記有機溶媒の大気圧以上の反応圧力下における沸点以下の温度に加温して攪拌し、Pdの固形物を析出させる析出工程と、
析出させた前記固形物を固液分離して回収する回収工程と、
を含むことを特徴とするPd回収方法。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記還元剤が、ギ酸、ギ酸ナトリウム、ギ酸カリウム、ギ酸カルシウム、ギ酸マグネシウム・二水和物のうち少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1に記載のPd回収方法。
【請求項3】
前記添加工程において、水酸化物塩、炭酸塩、有機塩、アミンから選択される少なくとも一種のpH調整剤を添加することを特徴とする請求項1に記載のPd回収方法。
【請求項4】
前記有機溶媒中のPd濃度が0.002~0.1質量%であることを特徴とする請求項1に記載のPd回収方法。
【請求項5】
前記還元剤の添加量が、前記有機溶媒のPd濃度が0.02質量%以上の場合はPd1モルに対して30~100モル、前記有機溶媒のPd濃度が0.002~0.02質量%未満の場合はPd1モルに対して30~300モルであることを特徴とする請求項1に記載のPd回収方法。
【請求項6】
前記添加工程において調整されるpHが8以上14以下であることを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のPd回収方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、有機溶媒中のパラジウム(Pd)を回収する方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
工業的に触媒製造や切削工程等で使用され排出される排水、排液にPdやその他の貴金属等の価値のある金属成分が含まれている場合、この排水、排液から貴金属分を回収することが一般的に行われている。
排水、排液からPdやその他の貴金属等の価値のある特定の金属分を回収する方法としては、沈殿分離法、電解析出法、溶媒抽出法、吸着法等の方法が開発されている。
【0003】
また、排液が有機溶媒を含む場合には、焼成時に燃焼熱が発生するので、低いエネルギーで焼却できる。そのため、排液を焼成して金属分を回収することも行われている。しかし、その燃焼熱ゆえに少量ずつしか燃焼炉に供給できず、効率良く処理することができなかった。
【0004】
そのような状況下、近年、白金族金属を含有する有機溶媒から当該白金族金属を回収する方法が提案されている(例えば、特許文献1)。
この特許文献1には、白金族金属ないしその化合物を含有する液に還元剤を添加することにより白金族金属の粒子を形成させて、これを分離回収することを特徴とする、白金族金属の回収方法が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2001-32025号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の白金族金属の回収方法は白金族金属であるPdの回収率は良いものの、水素発生量が多いという懸念があった。
【0007】
本発明は前記状況に鑑みてなされたものである。本発明の課題は、水素発生量が少なく、かつ、Pdの回収率が高いPd回収方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題した本発明に係るPd回収方法は、PdイオンまたはPd錯体を含有する有機溶媒に還元剤を添加し、pHを7以上14以下にする添加工程と、前記還元剤を添加した有機溶媒を、前記有機溶媒の大気圧以上の反応圧力下における沸点以下の温度に加温して攪拌し、Pdの固形物を析出させる析出工程と、析出させた前記固形物を固液分離して回収する回収工程と、を含むことを特徴とする。
【0009】
前記還元剤が、ギ酸、ギ酸ナトリウム、ギ酸カリウム、ギ酸カルシウム、ギ酸マグネシウム・二水和物のうち少なくとも1種類であることが好ましい。
【0010】
前記添加工程において、水酸化物塩、炭酸塩、有機塩、アミンから選択される少なくとも一種のpH調整剤を添加することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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