TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025036908
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143559
出願日
2023-09-05
発明の名称
ワイヤハーネス
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02G
15/10 20060101AFI20250310BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】シールド接続部の露出を抑制可能としたワイヤハーネスを提供すること。
【解決手段】ワイヤハーネス11は、第1シールド電線12及び第2シールド電線13,14を備える。ワイヤハーネス11は、第1芯線12a及び第2芯線13a,14aが接続されている芯線接続部16と、芯線接続部16の外周を覆う内部熱収縮チューブ21と、内部熱収縮チューブ21の外周を覆いつつ第1シールド部材12c及び第2シールド部材13c,14cが接続されているシールド連結部材31と、シールド連結部材31の外周を覆いつつ封止するモールド部34とを備えるとともに、モールド部34の内部でシールド連結部材31に接続されつつモールド部34の外部に一部が露出する位置制御部品35を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のシールド電線を備えるワイヤハーネスであって、
それぞれの前記シールド電線は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被覆と、前記絶縁被覆の外周を覆うシールド部材と、を有し、
前記ワイヤハーネスは、前記芯線同士が接続されている芯線接続部と、前記芯線接続部の外周を覆う絶縁部と、前記絶縁部の外周を覆いつつ前記シールド部材同士が接続されているシールド接続部と、前記シールド接続部の外周を覆いつつ前記シールド接続部を封止するモールド部と、を備えるとともに、
前記モールド部の内部で前記シールド接続部に装着されつつ前記モールド部の外部に一部が露出する位置制御部品を備える、
ワイヤハーネス。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記位置制御部品は、前記シールド接続部の外周を全周にわたって保持する保持部を有する、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記保持部は、前記シールド接続部の外周面に対し面接触可能な筒状に形成されている、
請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記位置制御部品は、2つの分割体が組み合わされることによって構成されている、
請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項5】
前記2つの分割体は、互いに同一形状である、
請求項4に記載のワイヤハーネス。
【請求項6】
前記位置制御部品は、前記モールド部の外部に露出するとともに前記モールド部から外部に突出する突出部を有し、
前記突出部は、位置決め部を有する、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項7】
前記位置決め部は、取付対象に対する固定部を兼ねている、
請求項6に記載のワイヤハーネス。
【請求項8】
前記位置制御部品は、樹脂製である、
請求項1に記載のワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスに関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤハーネスとしては、複数の電線の芯線同士が接続された芯線接続部を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。このワイヤハーネスでは、樹脂材料よりなる防水部によって芯線接続部が覆われるとともに防水部がシート体に覆われることで芯線接続部の防水性が確保されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-34189号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記のようなワイヤハーネスの電線としては、シールド電線が採用される場合がある。シールド電線は、絶縁被覆を介して芯線の外周を覆う編組線等のシールド部材を有する。そして、このようなワイヤハーネスは、絶縁部を介して芯線接続部の外周を覆いつつシールド部材同士が接続されているシールド接続部を有することによって、芯線接続部からの電磁波の放射が抑えられる。また、シールド電線を採用したワイヤハーネスとしては、シールド接続部の外周を覆いつつ封止するモールド部によって防水性を確保する構成が考えられる。
【0005】
しかしながら、モールド部を金型によって成形する際に、溶融樹脂の流れによってシールド接続部の位置がずれてしまうことにより、シールド接続部がモールド部の外部に露出してしまうといった虞がある。このことは、ワイヤハーネスの防水性を低くする原因となる。なお、モールド部の肉厚を厚くすることにより、シールド接続部の露出を抑えることも考えられるが、モールド部の肉厚を厚くすることは、樹脂材料の使用量の増大やワイヤハーネスの大型化に繋がる。よって、モールド部の肉厚は極力薄くしたいという背景がある。
【0006】
本開示の目的は、シールド接続部の露出を抑制可能としたワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のワイヤハーネスは、複数のシールド電線を備えるワイヤハーネスであって、それぞれの前記シールド電線は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被覆と、前記絶縁被覆の外周を覆うシールド部材と、を有し、前記ワイヤハーネスは、前記芯線同士が接続されている芯線接続部と、前記芯線接続部の外周を覆う絶縁部と、前記絶縁部の外周を覆いつつ前記シールド部材同士が接続されているシールド接続部と、前記シールド接続部の外周を覆いつつ封止するモールド部と、を備えるとともに、前記モールド部の内部で前記シールド接続部に接続されつつ前記モールド部の外部に一部が露出する位置制御部品を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示のワイヤハーネスによれば、シールド接続部の露出を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、一実施形態におけるワイヤハーネスの斜視図である。
図2は、一実施形態におけるワイヤハーネスの断面図である。
図3は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部拡大断面図である。
図4は、一実施形態におけるワイヤハーネスの一部拡大断面図である。
図5は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程の一部分解斜視図である。
図6は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程の平面図である。
図7は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程の平面図である。
図8は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程の平面図である。
図9は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程と金型を示す斜視図である。
図10は、一実施形態におけるワイヤハーネスの製造過程における金型を示す斜視図である。
図11は、別例におけるワイヤハーネスの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
[1]複数のシールド電線を備えるワイヤハーネスであって、それぞれの前記シールド電線は、芯線と、前記芯線の外周を覆う絶縁被覆と、前記絶縁被覆の外周を覆うシールド部材と、を有し、前記ワイヤハーネスは、前記芯線同士が接続されている芯線接続部と、前記芯線接続部の外周を覆う絶縁部と、前記絶縁部の外周を覆いつつ前記シールド部材同士が接続されているシールド接続部と、前記シールド接続部の外周を覆いつつ前記シールド接続部を封止するモールド部と、を備えるとともに、前記モールド部の内部で前記シールド接続部に装着されつつ前記モールド部の外部に一部が露出する位置制御部品を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
回路装置
今日
個人
モータ
25日前
個人
総反回転復動発電器
14日前
個人
多目的CMモーター
5日前
株式会社アイシン
ロータ
今日
株式会社アイシン
ロータ
今日
個人
バッテリ用交流電流供給装置
今日
個人
回転装置のハルバッハ磁石配列
12日前
キヤノン株式会社
無線送電装置
5日前
株式会社神戸製鋼所
電動機
11日前
株式会社神戸製鋼所
電動機
26日前
神保電器株式会社
配線器具取付枠
25日前
日産自動車株式会社
回転電機
5日前
住友電装株式会社
電気接続箱
25日前
個人
太陽光発電電力活用プラットフォーム
25日前
個人
路面走行車両を利用した発電システム
26日前
株式会社ダイヘン
電力システム
11日前
NTN株式会社
モータユニット
1日前
矢崎総業株式会社
電源分配装置
5日前
ダイハツ工業株式会社
車両用制御装置
6日前
株式会社ダイヘン
電力システム
25日前
富士電機株式会社
電力変換装置
25日前
矢崎総業株式会社
蓄電システム
26日前
株式会社豊田自動織機
電動圧縮機
11日前
株式会社ミツバ
電動モータ
18日前
矢崎総業株式会社
クランプ
6日前
株式会社シマノ
釣竿
5日前
株式会社マキタ
充電器
今日
矢崎総業株式会社
クランプ
6日前
日新電機株式会社
ガス絶縁開閉装置
29日前
矢崎総業株式会社
ブラケット
4日前
システムカワバタ有限会社
コード収納装置
19日前
TDK株式会社
電力変換装置
11日前
ダイヤゼブラ電機株式会社
インバータ回路
5日前
株式会社ダイヘン
無効電力補償装置
11日前
株式会社アイシン
車載充電装置
6日前
続きを見る
他の特許を見る