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公開番号2025036898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143534
出願日2023-09-05
発明の名称インストルメントパネルの取付構造
出願人スズキ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60K 37/00 20240101AFI20250310BHJP(車両一般)
要約【課題】インストルメントパネルを車体構造物に取り付ける取付剛性を向上させる。
【解決手段】インストルメントパネルの取付構造は、アッパパネル10の外側部に設けられ、ロアパネル20に係合するための第1係合部17と、アッパパネル10の車両室内に面するアッパ主面部12の前方側に位置するロアパネル20に設けられ、アッパ主面部12に対向するように上下方向に延びる縦壁部22と、縦壁部22に設けられ、ステアリングサポートメンバの外側部に接合される第1接合部23と、第1接合部23に対して車幅方向に隣接するように縦壁部22に設けられ、第1係合部17が係合される第1被係合部24と、を有している。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
車両室内の前部に配置されるインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルの車両前方側に配置されるステアリングサポートメンバと、を有し、
前記インストルメントパネルは、アッパパネルと、該アッパパネルの下部に配置されるロアパネルと、を有している、インストルメントパネルの取付構造であって、
前記アッパパネルの車幅方向外側部に設けられ、前記ロアパネルに係合するための第1係合部と、
前記アッパパネルの車両室内に面する主面部の前方側に位置する前記ロアパネルに設けられ、前記主面部に対向するように車両上下方向に延びる縦壁部と、
前記縦壁部に設けられ、前記ステアリングサポートメンバの車幅方向外側部に接合される第1接合部と、
前記第1接合部に対して車幅方向に隣接するように前記縦壁部に設けられ、前記第1係合部が係合される第1被係合部と、
を有していることを特徴とする、インストルメントパネルの取付構造。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記主面部の下部には、前記ロアパネルに接合される第2接合部が設けられ、
前記第1係合部の下方に位置する前記アッパパネルには、前記ロアパネルに係合される第2係合部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のインストルメントパネルの取付構造。
【請求項3】
前記アッパパネルは、前記主面部の車幅方向外側端から車両前方に延びるアッパ側壁部と、該アッパ側壁部の前端から車幅方向外側に突出するアッパフランジ部と、を有し、
前記ロアパネルは、車幅方向外側部に設けられ且つ車幅方向外側に面しているロア側壁部と、該ロア側壁部の前端から車幅方向外側に突出するロアフランジ部と、を有し、
前記ロアフランジ部は、前記縦壁部の車幅方向外側部における下部に接続され、
前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記アッパフランジ部に設けられ、
前記ロア側壁部の上端、及び、前記アッパ側壁部の下端は、前記ロアパネルと前記アッパパネルとの境界ラインを構成していることを特徴とする、請求項2に記載のインストルメントパネルの取付構造。
【請求項4】
前記第1係合部は、車両前方に突出する係止爪を有し、前記第1被係合部は、前記係止爪が貫通した状態で係止される係止孔を有し、前記第2係合部は、車両前方に突出する差込爪を有しており、
前記縦壁部における前記第1被係合部の下方側には、前記差込爪が貫通する差込孔が形成されており、
前記係止爪の上端、及び、前記差込爪の上端は、車両前方に向かうに従い車両下方に傾斜していることを特徴とする、請求項2または請求項3に記載のインストルメントパメルの取付構造。
【請求項5】
前記ステアリングサポートメンバは、車幅方向に延びているパイプ部材と、該パイプ部材の車幅方向外側端に取り付けられ、且つ車体側部に取り付けられているサイドブラケットと、該サイドブラケットの上部に接合され、前記アッパパネルの後方に配置されるアッパブラケットと、を有し、
前記第1接合部は、前記アッパブラケットに接合されていることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のインストルメントパネルの取付構造。
【請求項6】
前記サイドブラケットは、車両上下方向に延び、前記サイドブラケットの車両上下方向中間部に前記パイプ部材が取り付けられ、前記サイドブラケットの上部には、車幅方向内側に突出する内側フランジが設けられており、
前記アッパブラケットは、前記内側フランジに接合される底面部と、該底面部の後端から上方に延び、前記第1接合部が接合される後壁部と、を有していることを特徴とする、請求項5に記載のインストルメントパネルの取付構造。
【請求項7】
前記インストルメントパネルは、前記第2接合部を車両後方側から覆い、前記アッパパネル及び前記ロアパネルの境界を跨ぐように配置されるガーニッシュを、さらに有していることを特徴とする、請求項2に記載のインストルメントパネルの取付構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インストルメントパネルの取付構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
車両室の前部には、インストルメントパネルが配置されている。インストルメントパネルには、例えば、車速等を表示する表示装置や、運転者等の乗員が操作可能な車載器等が、設置されている。インストルメントパネルについて、例えば、特許文献1に開示されているように、アッパパネルと、ロアパネルと、を有し、これらの境界が、インストルメントパネルの側部に配置されている構造が知られている。
【0003】
また、上記例の構造のように、ロアパネルとアッパパネルとの境界が、ユーザから見える場合、当該境界は、外観品質に影響を及ぼすため、ロアパネル及びアッパパネルは、高精度に組み立てられる必要がある。ロアパネルは、アッパパネルを支持した状態で、車体構造物に取り付けられる場合がある。そのため、ロアパネルは、例えばステアリングサポートメンバのような剛性の高い部材に取り付けられることが多い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5991238号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
また、上記例のように、車幅方向の寸法が比較的長い車両の場合、インストルメントパネルの全体の寸法が大きくなる。当該寸法の増大に伴い、インストルメントパメルの側部に設けられる上記境界の車両前後方向の長さは、長くなる可能性がある。そのため、ロアパネル及びアッパパネルをより高精度に組み立てるために、例えば、アッパパネルとロアパネルと境界付近におけるインストルメントパネルの取付構造の剛性を高める必要がある。そのような場合、特に、ロアパネルが車体構造物に取り付けられる取付剛性を高めることが望ましい。
【0006】
一方で、インストルメントパネルの側部の裏側には、例えば、空調ダクト及び電子機器が配置される。そのため、これらの部材や装置は、ロアパネル及びアッパパネルの境界の付近に密集して配置される可能性がある。ロアパネル及びアッパパネルの境界がインストルメントパネルの側部に設けられるような構造において、上記したロアパネルの取付構造の剛性を高めるようとすると、十分なスペースを確保することが困難な場合がある。
【0007】
また、取付剛性を高めて組付け精度を向上させるために、形状が複雑な取付構造とするのでは、組立の能率が低下する可能性がある。そのため、ロアパネル及びアッパパネルの組立は、なるべく容易に行えることが望ましい。
【0008】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、インストルメントパネルを車体構造物に取り付ける取付剛性を向上させることが可能なインストルメントパネルの取付構造を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための本発明に係るインストルメントパネルの取付構造は、車両室内の前部に配置されるインストルメントパネルと、前記インストルメントパネルの車両前方側に配置されるステアリングサポートメンバと、を有し、前記インストルメントパネルは、アッパパネルと、該アッパパネルの下部に配置されるロアパネルと、を有している、インストルメントパネルの取付構造であって、前記アッパパネルの車幅方向外側部に設けられ、前記ロアパネルに係合するための第1係合部と、前記アッパパネルの車両室内に面する主面部の前方側に位置する前記ロアパネルに設けられ、前記主面部に対向するように車両上下方向に延びる縦壁部と、前記縦壁部に設けられ、前記ステアリングサポートメンバの車幅方向外側部に接合される第1接合部と、前記第1接合部に対して車幅方向に隣接するように前記縦壁部に設けられ、前記第1係合部が係合される第1被係合部と、を有している。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、インストルメントパネルを車体構造物に取り付ける取付剛性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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