特許ウォッチ

公開番号2025036775
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2025003032,2023081883
出願日2025-01-08,2018-06-22
発明の名称男性用アンダーウェア
出願人エイチビーアイブランデッドアパレルエンタープライゼズ,エルエルシー,HBI Branded Apparel Enterprises,LLC
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類A41B 9/02 20060101AFI20250306BHJP(衣類)
要約【課題】男性の解剖学的構造をサポートするための下着を提供する。
【解決手段】下着は、実質的にチューブ状を有し、使用者の胴を少なくとも部分的に取り囲むように構成された本体を含む。本体は、本体の前表面周りのポーチ部とガセット部を含む。ポーチ部は、ポーチ部の側部で本体パネルに接続し、ポーチ部は、ポーチ部の第1の下方長手方向端部に丸みを帯びた下部外縁部を有しポーチ部のU字型の周囲を形成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
下着であって、
ウエストバンドと；
着用者の胴の下部を少なくとも部分的に覆い、着用者の胴の下部の形状に適応するように構成された、中空の円柱形状を有する本体と；を備え、
前記本体は：
連続した本体パネルと；
第１の脚開口部を含む第１の脚部及び第２の脚開口部を含む第２の脚部であって、前記第１の脚開口部と前記第２の脚開口部のそれぞれが、前記着用者の脚を受け入れるように構成されている、前記第１の脚部及び前記第２の脚部と；
前記第１の脚部と前記第２の脚部との間に配置され、前記本体パネルの前表面に位置する外向きに凸の形状を有するポーチであって、前記ポーチが、少なくとも２つの側部縫目を介して前記本体パネルに結合され、前記ポーチが、Ｕ字型の下部と、前記ポーチを通って延在するフライ開口部と、前記Ｕ字型の下部から上向きに前記ウエストバンドの下部周囲まで延在する中央縫目とを有する、前記ポーチと；
前記ポーチの前記Ｕ字型の下部の少なくとも一部を縁取り、前記本体パネルに結合されたガセットであって、前記着用者の体のカーブした形状にフィットするように構成された前記ガセットと；を有し、
前記ガセットと前記ポーチは、前記ポーチの前記Ｕ字型の下部に隣接して位置決めされたカーブした下部縫目を介して結合されている、
下着。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
前記ポーチの前記外向きに凸の形状は、外向きに第１の長さだけ突出する突出部を提供し、
前記第１の長さは、０インチから１インチの間である、
請求項１に記載の下着。
【請求項３】
前記ポーチは、２つの重なり合う生地片をさらに含み、
前記フライ開口部は、前記２つの重なり合う生地片の間に位置する、
請求項１に記載の下着。
【請求項４】
前記ポーチの前記中央縫目は、前記ポーチに沿って長手方向に延在し、前記外向きに凸の形状を維持するように、前記ポーチにバイアスをかける、
請求項１に記載の下着。
【請求項５】
前記ガセットは、前記ガセットの前部に位置し、横方向中心から横方向外側に配置された少なくとも２つのガセット側部縫目を備え、
前記２つのガセット側部縫目は、前記ガセットの人間工学の形状を形成し、前記ガセットは、前記着用者の外部の解剖学的構造をサポートする、
請求項１に記載の下着。
【請求項６】
前記ガセットは、前記本体パネルに結合する背面縫目をさらに備える、
請求項１に記載の下着。
【請求項７】
前記ポーチの前記カーブした下部縫目は、半円形であり、前記ポーチの丸みを帯びた、Ｕ字型の下部を形成する、
請求項１に記載の下着。
【請求項８】
前記カーブした下部縫目は、前記カーブした下部縫目の長さの少なくとも一部に沿ってロックステッチを含む、
請求項１に記載の下着。
【請求項９】
前記カーブした下部縫目は、前記２つの側部縫目まで連続的に移行し、
移行部は、前記カーブした下部縫目と前記２つの側部縫目との間の曲率の緩やかな変化を含む、
請求項１に記載の下着。
【請求項１０】
少なくとも１つの他の衣類の下に着用され、使用者の外部の解剖学的構造をサポートするように適応する胴下部の衣類であって、
前記胴下部の衣類は：
ウエストバンドと；
前記使用者の胴の少なくとも一部を覆うように構成された本体と；を備え、
前記本体は：
前記本体の前表面に位置するポーチであって、前記ポーチが、前記ウエストバンドから下方に延びる少なくとも２つの側部縫目と、丸みを帯びた下部外縁部を有し、前記２つの側部縫目から前記丸みを帯びた下部外縁部への移行が連続的であり、前記ポーチの周囲に沿って曲率が徐々に変化する、前記ポーチ；を有し、
前記丸みを帯びた下部外縁部の曲率半径は、前記丸みを帯びた下部外縁部の横方向半径（Ａ）と前記丸みを帯びた下部外縁部の長手方向半径（Ｂ）との差によって特徴付けられ、Ｂに対するＡの比は８０％～１２０％であり、
前記丸みを帯びた下部外縁部（Ｃ）のカーブした長さは、前記ポーチの周囲の全長の２５％～３８％であり、
前記ポーチの外向きに凸の形状は、前記丸みを帯びた下部外縁部の２つの対向する端部間の第１の長さ（Ｄ）によって特徴付けられ、前記丸みを帯びた下部外縁部の第２の長さ（Ｄ）は、Ｄの前記第１の長さの１００％から２５０％の間である、
胴下部の衣類。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
［関連出願の相互参照］
本出願は、２０１８年６月２１日に提出された米国出願第１６／０１４，９２５号の優先権を請求し、前記米国出願の全内容は、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示（約 1,100 文字）【０００２】
本開示は、下着に関し、例えば男性用下着又はアンダーウェアに関する。
【背景技術】
【０００３】
下着には、ボクサーショーツ、ブリーフ、組合せのボクサーブリーフ、ベースレイヤー又はサーマルロングアンダーウェア、及び男性用の他の下着のタイプなど、多くの種類が存在する。それぞれのスタイルは、フィット感、快適さ、及びサポートの異なる組合せを提供する。
【発明の概要】
【０００４】
本開示は、下着、特に男性用下着を記載する。
【０００５】
第１の態様では、下着は、実質的にチューブ状を有し、使用者の胴を少なくとも部分的に取り囲むように構成された本体；を備え、前記本体は：前記本体の前表面周りのポーチ部であって、前記ポーチ部は、前記ポーチ部の側部で本体パネルに接続され、前記ポーチ部は、前記ポーチ部の第１の下方長手方向端部に丸みを帯びた下部外縁部を有し、前記ポーチ部のＵ字型の周囲を形成する、前記ポーチ部と；前記ポーチ部の前記丸みを帯びた下部外縁部を少なくとも部分的に縁取るガセット（まち）部と；を備える。
【０００６】
第２の態様では、第１の態様によると、前記ポーチ部は、前記ポーチ部を前記ポーチ部の側部で前記本体パネルに接続する側部縫目と、前記丸みを帯びた下部外縁部に沿ってカーブした下部縫目とを備え、前記カーブした下部縫目は、前記ポーチ部を前記ガセット部に接続する。
【０００７】
第３の態様では、第２の態様によると、前記カーブした下部縫目から前記側部縫目への移行は、連続的であり、前記カーブした下部縫目と前記側部縫目との間の曲率の徐々の変化を含む。
【０００８】
第４の態様では、第２の態様又は第３の態様によると、前記ガセット部は、前記ガセット部の前部に、前記ポーチ部から前記本体の下方長手方向端部に延在するガセット側部縫目を備え、前記ガセット側部縫目は、前記ポーチ部の前記側部縫目と前記カーブした下部縫目との交点で前記ポーチ部に接続される。
【０００９】
第５の態様では、第２の態様～第４の態様のいずれかによると、前記丸みを帯びた下部外縁部の上方端部間の、前記ポーチ部の第１の長手方向下方幅は、前記ポーチ部の長手方向上半分における、前記ポーチ部の側部間の、前記ポーチ部の第２の長手方向上方幅よりも大きい。
【００１０】
第６の態様では、第２の態様～第５の態様のいずれかによると、前記ポーチ部の前記カーブした下部縫目は、前記カーブした下部縫目の長さの少なくとも一部に沿ってロックステッチを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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