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公開番号
2025036342
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024147719
出願日
2024-08-29
発明の名称
組成物、負極及び電池
出願人
星歐光學股ふん有限公司
代理人
弁理士法人服部国際特許事務所
主分類
C01G
33/00 20060101AFI20250306BHJP(無機化学)
要約
【課題】本開示は、組成物を提供する。
【解決手段】コア材料とシェル材料とを含むコアシェル構造を含む。シェル材料はコア材料よりもコアシェル構造の中心から離れ、コア材料は、構造元素酸化物を含む。構造元素酸化物は、構造元素を含み、構造元素は、リチウム、チタン、ニオブ、コバルト、銅、スズ、ケイ素、鉄、マンガン及びニッケルからなる群から選択される少なくとも2つである。シェル材料は、混合材料を含み、混合材料は、変性シリコン材料を含み、変性シリコン材料は、シリコン系材料及びポリマーを含む。特定の条件が満たされると、電池安全性、使用寿命、安定性及び電気容量の向上に寄与する。
【選択図】図2A
特許請求の範囲
【請求項1】
組成物であって、
コア材料とシェル材料とを含むコアシェル構造を備え、前記シェル材料は、前記コア材料よりも前記コアシェル構造の中心から離れ、
前記コア材料は、構造元素酸化物を含み、前記構造元素酸化物は、構造元素を含み、前記構造元素は、リチウム、チタン、ニオブ、コバルト、銅、スズ、ケイ素、鉄、マンガン及びニッケルからなる群から選択される少なくとも2つであり、
前記シェル材料は、混合材料を含み、前記混合材料は、変性シリコン材料を含み、前記変性シリコン材料は、シリコン系材料及びポリマーを含む、組成物。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
積算粒度分布の百分率が50%に達する粒子径をD50として定義し、
前記コア材料のD50における粒子径をcD50とすると、
100.0nm≦cD50≦80000.0nmという条件を満たす、請求項1に記載の組成物。
【請求項3】
積算粒度分布の百分率が50%に達する粒子径をD50として定義し、
前記シリコン系材料のD50における粒子径をsD50とすると、
10.0nm≦sD50≦3000.0nmという条件を満たす、請求項1に記載の組成物。
【請求項4】
積算粒度分布の百分率が50%に達する粒子径をD50として定義し、
前記コア材料のD50における粒子径をcD50とし、前記シリコン系材料のD50における粒子径をsD50とすると、
1.0≦cD50/sD50≦8000.0という条件を満たす、請求項1に記載の組成物。
【請求項5】
前記コア材料が前記コアシェル構造に占める重量は、前記シリコン系材料が前記コアシェル構造に占める重量よりも大きい、請求項4に記載の組成物。
【請求項6】
前記構造元素酸化物は、ニオブチタン複合酸化物である、請求項1に記載の組成物。
【請求項7】
前記ニオブチタン複合酸化物の前記コアシェル構造に対する重量をWtnとし、前記シリコン系材料の前記コアシェル構造に対する重量をWsとすると、
10.0≦Wtn/Ws≦500.0という条件を満たす、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
前記ニオブチタン複合酸化物は、ドープされたニオブチタン複合酸化物である、請求項6に記載の組成物。
【請求項9】
前記ドープされたニオブチタン複合酸化物は、少なくとも1つのドープ元素を含み、前記少なくとも1つのドープ元素は、リチウム、マンガン、マグネシウム、鉄、銅、コバルト、ガリウム、タンタル、タングステン、フッ素、リン、ナトリウム及びモリブデンからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項8に記載の組成物。
【請求項10】
前記少なくとも1つのドープ元素は、リチウム、マンガン、マグネシウム、鉄、銅、フッ素及びリンからなる群から選択される少なくとも1つである、請求項9に記載の組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、組成物、負極及び電池、特に電池安全性、使用寿命、安定性及び電気容量を向上できる組成物、負極及び電池に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の電池は、高いエネルギー密度、高い作動電圧、速い充電速度、長いサイクル寿命を研究発展の目標としており、現在、一般的に使用されている負極材料は、炭素又は黒鉛である。大電流を使用するサイクル過程では、ほとんど層状構造である炭素又は黒鉛は、イオンの急速な吸蔵放出に耐えることができず、構造の不可逆的な崩壊をもたらしやすく、電気容量及び貯蔵寿命を減少させ、且つ電流密度が大きすぎると分極現象が発生しやすく、リチウムイオンがシート表面でリチウム金属に還元され且つリチウムのデンドライトを形成し、電池内部の短絡を招き、安全上の疑念がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
また、黒鉛の理論的なエネルギー密度が電動車などの大型電力装置の運動エネルギー需要よりはるかに低いため、エネルギー密度の高いシリコン系材料を新たな負極材料として導入することは、後続のリチウム電池の発展傾向となっている。しかし、研究によると、シリコン系材料を添加した電池は、複数回の充放電サイクルを経た後、リチウムイオンが複数回繰り返してシリコン系材料の内部に吸蔵放出するため、体積の変化が激しすぎ、材料の破裂をもたらし、負極の構造安定性に深刻な影響を与え、電池の使用寿命の明らかな損失を招いてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、特定の材料を用いてコアシェル構造を形成し、且つさらに負極及び電池を製造し、電池が大きな電流密度に適応し且つ全体構造の完全性を維持することに寄与し、電池の充電安定性及び全体電気容量を高めることに寄与する。
【0005】
本開示によれば、組成物であって、コア材料とシェル材料とを含むコアシェル構造を備え、シェル材料はコア材料よりもコアシェル構造の中心から離れ、コア材料は、構造元素酸化物を含み、構造元素酸化物は、構造元素を含み、構造元素は、リチウム、チタン、ニオブ、コバルト、銅、スズ、ケイ素、鉄、マンガン及びニッケルからなる群から選択される少なくとも2つであり、シェル材料は、混合材料を含み、混合材料は、変性シリコン材料を含み、変性シリコン材料は、シリコン系材料及びポリマーを含む、組成物を提供する。
【0006】
本開示によれば、前の段落に記載の組成物を含む負極を提供する。
【0007】
本開示によれば、前の段落に記載の負極を含む電池を提供する。
【0008】
本開示によれば、組成物であって、コア材料とシェル材料とを含むコアシェル構造を備え、シェル材料はコア材料よりもコアシェル構造の中心から離れ、コア材料は、構造元素酸化物を含み、構造元素酸化物は、ニオブチタン複合酸化物を含み、シェル材料は、混合材料を含み、混合材料は、シリコン系材料を含み、シリコン系材料のコア材料に対する被覆率をPCsとすると、20.0%≦PCs≦100.0%という条件を満たす組成物を提供する。
【0009】
本開示によれば、前の段落に記載の組成物を含む負極を提供する。
【0010】
本開示によれば、前の段落に記載の負極を含む電池を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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