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公開番号2025034435
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140822
出願日2023-08-31
発明の名称結合構造
出願人株式会社アイシン
代理人インフォート弁理士法人
主分類F16B 4/00 20060101AFI20250306BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】簡単な構造で、結合の強度や精度に優れる結合構造を得る。
【解決手段】第1部材(10)と第2部材(20)を結合した結合構造であって、第1部材は、板厚方向に貫通する貫通孔(13)と、貫通孔に沿って線状に連続する形状であり、第1部材から突出して第2部材の内側に入り込み、貫通孔側に傾斜する第1嵌合部(15)を有する切り起こし爪部(14)と、を有し、第2部材は、第1嵌合部に嵌合する第2嵌合部(24)を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1部材と第2部材を結合した結合構造であって、
前記第1部材は、
板厚方向に貫通する貫通孔と、
前記貫通孔に沿って線状に連続する形状であり、前記第1部材から突出して前記第2部材の内側に入り込み、前記貫通孔側に傾斜する第1嵌合部を有する切り起こし爪部と、を有し、
前記第2部材は、前記第1嵌合部に嵌合する第2嵌合部を有することを特徴とする結合構造。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記貫通孔の両側に沿って線状に連続する一対の前記切り起こし爪部を有することを特徴とする、請求項1に記載の結合構造。
【請求項3】
一対の前記貫通孔を有し、それぞれが一対の前記貫通孔に沿って線状に連続する一対の前記切り起こし爪部を有することを特徴とする、請求項1に記載の結合構造。
【請求項4】
前記切り起こし爪部は、直線方向に延びる連続形状であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の結合構造。
【請求項5】
前記切り起こし爪部は、曲率を持って延びる連続形状であることを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の結合構造。
【請求項6】
前記第2部材は、前記切り起こし爪部に沿って前記貫通孔の内部に入り込む充填部を有し、前記充填部が前記第2嵌合部を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の結合構造。
【請求項7】
前記第2部材は、前記切り起こし爪部に向けて凹んだ有底の凹部を有することを特徴とする、請求項1から3のいずれかに記載の結合構造。
【請求項8】
前記凹部の底部と前記切り起こし爪部の先端は、前記板厚方向と垂直な方向において互いの位置を異ならせており、
前記凹部は、前記板厚方向において、前記切り起こし爪部が形成されている範囲まで入り込む形状であることを特徴とする、請求項7に記載の結合構造。
【請求項9】
前記凹部は、前記第2部材を押圧したプレス痕であることを特徴とする、請求項7に記載の結合構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、結合構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
金属板などの複数の部品を積層状態で結合させる構造として、特許文献1に開示されるようなリベットかしめが知られている。リベットかしめは、複数の部品に設けた下穴を貫通したリベットの突出部分を変形させる(かしめる)ことによって、複数の部品を結合させる。
【0003】
リベットかしめのような別の部品を用いずに結合させる結合構造として、溶接による接合や、超音波や摩擦撹拌を用いた固相接合などが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平10-205510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
リベットかしめは、結合の対象である部品の他に、かしめ用の別部品であるリベットが必要であり、リベットの準備や取り付けに手間やコストがかかるという問題があった。また、個々のリベットかしめで結合される領域の大きさには制約があるため、結合させる部材が大きい場合や、結合の範囲が広い場合には、多数の箇所でリベットかしめを行う必要があり、効率的な結合を行うことが難しいという問題があった。
【0006】
溶接は、熱によるひずみの影響があり、結合箇所の形状精度を高めることが難しいという問題があった。固相接合は、接合が完了するまでに長い時間を要することや、近距離で複数箇所を同時に接合させにくいことが問題であった。
【0007】
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で、結合の強度や精度に優れる結合構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、第1部材と第2部材を結合した結合構造であって、前記第1部材は、板厚方向に貫通する貫通孔と、前記貫通孔に沿って線状に連続する形状であり、前記第1部材から突出して前記第2部材の内側に入り込み、前記貫通孔側に傾斜する第1嵌合部を有する切り起こし爪部と、を有し、前記第2部材は、前記第1嵌合部に嵌合する第2嵌合部を有することを特徴とする。
【0009】
一つの形態として、前記貫通孔の両側に沿って線状に連続する一対の前記切り起こし爪部を有することが好ましい。
【0010】
別の形態として、一対の前記貫通孔を有し、それぞれが一対の前記貫通孔に沿って線状に連続する一対の前記切り起こし爪部を有することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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