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公開番号
2025031086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023137067
出願日
2023-08-25
発明の名称
気液分離器
出願人
株式会社アイシン
,
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B01D
45/08 20060101AFI20250228BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】ガスの排出口がガスの導入口よりも下側に位置する場合に適した気液分離器を構成する。
【解決手段】水を含有するガスの導入口2と、ガスの排出口3とを有し、導入口2及び排出口3より下側に貯水部7を有するハウジング1と、ハウジング1の内部において貯水部7よりも上側で排出口3よりも下側に配置され、ガスを横方向に誘導する誘導機構Dと、を備えている。ハウジング1には、導入口2から導入されたガスが衝突して誘導機構Dへと案内する衝突壁14が形成され、誘導機構Dは、貯水部7の水面から離間して配置された上板17を有しており、当該上板17には、ガスから分離された水を落下させる水落下部17aが形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
水を含有するガスの導入口と、前記導入口より下側に位置する前記ガスの排出口とを有し、前記導入口及び前記排出口より下側に貯水部を有するハウジングと、
前記ハウジングの内部において前記貯水部よりも上側且つ前記排出口よりも下側に配置され、前記ガスを横方向に誘導する誘導機構と、を備え、
前記ハウジングには、前記導入口から導入された前記ガスが衝突して前記誘導機構へと案内する衝突壁が形成されており、
前記誘導機構は、前記貯水部の水面から離間して配置された上板を有しており、当該上板には、前記ガスから分離された水を落下させる水落下部が形成されている気液分離器。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記誘導機構は、前記上板と、前記水落下部から落下した水を前記貯水部に向かって流動させるように傾斜した下板と、前記上板及び前記下板の側部に配置された側板と、を有している請求項1に記載の気液分離器。
【請求項3】
前記ハウジングには、前記誘導機構が位置する第一領域と、当該第一領域から前記排出口へと繋ぐ第二領域とを幅方向に区画する区画壁と、前記第一領域と前記第二領域とを接続するUターン壁とが形成されており、
前記Uターン壁は、底壁と、前記第一領域を流通する前記ガスが衝突して前記第二領域へと方向を転換させる曲面を有する側壁と、を含んでいる請求項1又は2に記載の気液分離器。
【請求項4】
前記底壁には、前記ガスから分離された水を通過させるスリットが形成されている請求項3に記載の気液分離器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、気液分離器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、燃料電池から排出されるアノードオフガスから、未反応の水素と水とを気液分離器で分離させて、未反応の水素を燃料電池に循環させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1に記載の気液分離器は、アノードオフガスから分離された水素を排出する排出口(文献では導出口)が、アノードオフガスを導入する導入口よりも上側に設けられている。この気液分離器は、気液分離器本体の下側内部領域に跳ね返り低減板を備えており、気液分離されたガスが跳ね返り低減板で折り返して導出口に誘導される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-147159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載の気液分離器は、ガスの排出口がガスの導入口よりも上側に位置する構造である場合に適した技術であるため、ガスの排出口がガスの導入口よりも下側に位置する気液分離器に適した構造に改良する必要があった。この改良に当たり、導入口から導入されたガスが貯水面を荒らしてしまい、排出口から水が流出してしまうといった課題を見出した。
【0006】
そこで、ガスの排出口がガスの導入口よりも下側に位置する場合に適した気液分離器が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る気液分離器の特徴構成は、水を含有するガスの導入口と、前記導入口より下側に位置する前記ガスの排出口とを有し、前記導入口及び前記排出口より下側に貯水部を有するハウジングと、前記ハウジングの内部において前記貯水部よりも上側且つ前記排出口よりも下側に配置され、前記ガスを横方向に誘導する誘導機構と、を備え、前記ハウジングには、前記導入口から導入された前記ガスが衝突して前記誘導機構へと案内する衝突壁が形成されており、前記誘導機構は、前記貯水部の水面から離間して配置された上板を有しており、当該上板には、前記ガスから分離された水を落下させる水落下部が形成されている点にある。
【0008】
本構成では、ハウジングに衝突壁を設けているため、導入口から導入された水を含有するガスが衝突壁に衝突して気液分離された状態で誘導機構へと案内される。この気液分離されたガスは、誘導機構の上板に衝突して更に気液分離され、ガスが横方向に誘導され、水が水落下部から貯水部へと落下する。
【0009】
つまり、本構成のように誘導機構に、貯水部の水面から離間して配置された上板を設け、この上板に水落下部を形成するといった簡便な構成により、貯水部の水面を荒らすことなく、ガスを横方向に流動させることが可能となる。その結果、ガスの排出口がガスの導入口よりも下側に位置する構造において、ガスの排出口から水の流出を防止することができる。
【0010】
このように、ガスの排出口がガスの導入口よりも下側に位置する場合に適した気液分離器となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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