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公開番号2025034175
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140398
出願日2023-08-30
発明の名称半導体記憶装置
出願人キオクシア株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H10B 43/27 20230101AFI20250306BHJP()
要約
【課題】半導体記憶装置の信頼性の低下を抑制する。
【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、素子領域において第1方向にこの順に互いに離れて並ぶ、各々がソース領域又はドレイン領域である第1領域、第2領域、及び第3領域と、を含む半導体基板と、第1開口部を有する第1導電体層と、第2開口部を有し、第1方向に第1導電体層と離れて並ぶ第2導電体層と、第1領域に接続され、第1開口部を通過する第1コンタクトと、第3領域に接続され、第2開口部を通過する第2コンタクトと、第1導電体層と第2導電体層との間に設けられ、第1方向にこの順に互いに離れて並ぶ第3導電体層及び第4導電体層と、を備え、第3導電体層は、第1導電体層と離れて配置され、第4導電体層は、第2導電体層と離れて配置され、第1導電体層及び第1コンタクトは、略同電位になるように互いに接続され、第2導電体層及び第2コンタクトは、略同電位になるように互いに接続される。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
素子領域と、前記素子領域において第1方向にこの順に互いに離れて並ぶ、各々がソース領域又はドレイン領域である第1領域、第2領域、及び第3領域と、を含む半導体基板と、
前記素子領域の上方に設けられ、第1開口部を有する第1導電体層と、
前記素子領域の上方に設けられ、第2開口部を有し、前記第1方向に前記第1導電体層と離れて並ぶ第2導電体層と、
前記第1領域に接続され、前記第1開口部を通過する第1コンタクトと、
前記第3領域に接続され、前記第2開口部を通過する第2コンタクトと、
前記第1コンタクトに接続された第1メモリセルと、
前記第2コンタクトに接続された第2メモリセルと、
前記素子領域の上方において前記第1導電体層と前記第2導電体層との間に設けられ、前記第1方向にこの順に互いに離れて並ぶ第3導電体層及び第4導電体層と、
を備え、
前記第3導電体層は、前記第1導電体層と離れて配置され、
前記第4導電体層は、前記第2導電体層と離れて配置され、
前記第1導電体層及び前記第1コンタクトは、略同電位になるように互いに接続され、
前記第2導電体層及び前記第2コンタクトは、略同電位になるように互いに接続される、半導体記憶装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第2領域に接続され、前記第3導電体層と前記第4導電体層との間を通過する第3コンタクトをさらに備える、請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項3】
前記素子領域の上方において前記第3導電体層と前記第4導電体層との間に設けられ、前記第3コンタクトが通過する第3開口部を有する第5導電体層をさらに備え、
前記第5導電体層は、前記第3導電体層及び前記第4導電体層と離れて配置され、
前記第5導電体層及び前記第3コンタクトは、略同電位になるように互いに接続される、請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項4】
前記第1導電体層は、前記第3導電体層に対向する前記第1導電体層の端部から前記第1開口部に達する第1スリットを有し、
前記第2導電体層は、前記第4導電体層に対向する前記第2導電体層の端部から前記第2開口部に達する第2スリットを有する、請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項5】
前記半導体基板に略垂直な方向から見て、前記第1導電体層、前記第2導電体層、前記第3導電体層、前記第4導電体層、及び前記第5導電体層は、前記半導体基板に設けられるアクティブ領域の内側に配置される、請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項6】
前記半導体基板に略垂直な方向から見て、前記第1導電体層、前記第2導電体層、及び前記第5導電体層は、前記半導体基板に設けられるアクティブ領域の内側に設けられる、
前記半導体基板に略垂直な方向から見て、前記第3導電体層及び前記第4導電体層は、前記アクティブ領域から、前記第1方向に略垂直でかつ前記半導体基板に略平行な第2方向に延伸するように設けられる、請求項3に記載の半導体記憶装置。
【請求項7】
前記半導体基板に略垂直な方向から見て、前記第3導電体層及び前記第2領域は、互いに重複せず、
前記半導体基板に略垂直な方向から見て、前記第4導電体層及び前記第2領域は、互いに重複しない、請求項2に記載の半導体記憶装置。
【請求項8】
前記半導体基板に略垂直な方向から見て、前記第1領域及び前記第3導電体層が、互いに重複する請求項1に記載の半導体記憶装置。
【請求項9】
前記半導体基板に略垂直な方向から見て、前記第1領域及び前記第3導電体層が、前記第1方向に0.2μm~0.6μmの範囲で互いに重複する請求項8に記載の半導体記憶装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、半導体記憶装置に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
データを不揮発に記憶することが可能な半導体記憶装置として、NAND型フラッシュメモリが知られている。NAND型フラッシュメモリのような半導体記憶装置においては、高集積化、大容量化のために3次元のメモリ構造が採用される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2014/0284713号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体記憶装置の信頼性の低下を抑制する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の半導体記憶装置は、素子領域と、素子領域において第1方向にこの順に互いに離れて並ぶ、各々がソース領域又はドレイン領域である第1領域、第2領域、及び第3領域と、を含む半導体基板と、素子領域の上方に設けられ、第1開口部を有する第1導電体層と、素子領域の上方に設けられ、第2開口部を有し、第1方向に第1導電体層と離れて並ぶ第2導電体層と、第1領域に接続され、第1開口部を通過する第1コンタクトと、第3領域に接続され、第2開口部を通過する第2コンタクトと、第1コンタクトに接続された第1メモリセルと、第2コンタクトに接続された第2メモリセルと、素子領域の上方において第1導電体層と第2導電体層との間に設けられ、第1方向にこの順に互いに離れて並ぶ第3導電体層及び第4導電体層と、を備え、第3導電体層は、第1導電体層と離れて配置され、第4導電体層は、第2導電体層と離れて配置され、第1導電体層及び第1コンタクトは、略同電位になるように互いに接続され、第2導電体層及び第2コンタクトは、略同電位になるように互いに接続される。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムの構成の一例を示すブロック図である。
実施形態に係る半導体記憶装置が備えるメモリセルアレイの回路構成の一例を示す回路図である。
実施形態に係る半導体記憶装置の断面構造の一例を示す断面図である。
実施形態に係る半導体記憶装置のロウデコーダモジュール、ドライバモジュール、及びメモリセルアレイの構成の一例を示す回路図。
実施形態に係る半導体記憶装置に含まれるブロックデコーダの構成の一例を示す回路図。
実施形態に係る半導体記憶装置のロウデコーダモジュールの平面構造の一例を示す平面図である。
実施形態に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの平面構造の一例を示す平面図である。
実施形態に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図7のVIII-VIII線に沿った断面図である。
実施形態に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図7のIX-IX線に沿った断面図である。
実施形態に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの製造途中の構造の一例を示す断面図である。
実施形態に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの製造途中の構造の一例を示す断面図である。
第1変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの平面構造の一例を示す平面図である。
第1変形例に係る転送トランジスタのサーフェス耐圧の一例を示すグラフである。
第1変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図12のXIV-XIV線に沿った断面図である。
第1変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図12のXIV-XIV線に沿った断面図である。
図14Aの一点鎖線枠の拡大断面図である。
図14Bの一点鎖線枠の拡大断面図である。
第1変形例に係る転送トランジスタのオン電流の一例を示すグラフである。
第2変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの平面構造の一例を示す平面図である。
第2変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図16のXVII-XVII線に沿った断面図である。
第2変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図16のXVIII-XVIII線に沿った断面図である。
第3変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの平面構造の一例を示す平面図である。
第3変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図19のXX-XX線に沿った断面図である。
第4変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの平面構造の一例を示す平面図である。
第4変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図21のXXII-XXII線に沿った断面図である。
第5変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの平面構造の一例を示す平面図である。
第5変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの断面構造の一例を示す、図23のXXIV-XXIV線に沿った断面図である。
第6変形例に係る半導体記憶装置が備える転送トランジスタの平面構造の一例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下に、実施形態について図面を参照して説明する。図面の寸法及び比率は、必ずしも現実のものと同一とは限らない。
【0008】
なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成を有する構成要素については、同一符号を付す。同様の構成を有する要素同士を特に区別する場合、同一符号の末尾に、互いに異なる文字又は数字を付加する場合がある。
【0009】
1. 実施形態
1.1 構成
1.1.1 メモリシステム
図1は、実施形態に係る半導体記憶装置を含むメモリシステムの構成の一例を示すブロック図である。
【0010】
メモリシステム3は、半導体記憶装置1及びメモリコントローラ2を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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