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公開番号2025033499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139252
出願日2023-08-29
発明の名称電気機器
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01R 1/04 20060101AFI20250306BHJP(測定;試験)
要約【課題】基台から前カバーを取り外したとしても、ケーブルと回路基板との接続部が露出することのない電気機器を提供する。
【解決手段】本体ケース2内に、前カバー5を取り外した状態において、本体ケース2内に引き込まれるケーブルが接続される端子12aの接続部を被覆し、且つ、端子12aの検電孔14を露出させるミドルカバー4を組み付けた。したがって、基台3から前カバー5を取り外したとしても、ケーブルと回路基板13との接続部が露出せず、検電作業を容易且つ安全に行うことができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
基台と、前記基台の前方を覆うように組み付けられる前カバーとを有する本体ケース内に、前面に端子が搭載された回路基板が設置されてなる電気機器であって、
前記端子には、前記本体ケース内に引き込まれるケーブルが接続される接続部と、検電孔とが設けられている一方、
前記本体ケース内には、前記前カバーを取り外した状態において、前記接続部を被覆し、且つ、前記検電孔を露出させるミドルカバーが組み付けられていることを特徴とする電気機器。
続きを表示(約 75 文字)【請求項2】
前記ミドルカバーは、前記回路基板と電気的に接続される電気ユニットを備えていることを特徴とする請求項1に記載の電気機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、たとえば漏電や過電流が発生した旨を報知する警報装置等の電気機器に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気機器の一例としては、漏電や過電流が発生した旨を報知する警報装置がある(たとえば特許文献1)。また、そのような電気機器は、基台と基台の前方を覆う前カバーとを組み付けてなる本体ケースを備えており、該本体ケースを壁面に設置して使用されることが多い。そして、そのように壁面に設置して使用される一般的な電気機器では、本体ケース内に、壁の内部や壁に沿って配線されているケーブルが引き込まれ、本体ケース内に配されている回路基板と接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-77334号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような従来周知の電気機器では、基台から前カバーを取り外すとケーブルと回路基板との接続部が露出してしまい、安全性の点において検電作業が煩わしくなる等の問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、基台から前カバーを取り外したとしても、ケーブルと回路基板との接続部が露出することのない電気機器を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、基台と、前記基台の前方を覆うように組み付けられる前カバーとを有する本体ケース内に、前面に端子が搭載された回路基板が設置されてなる電気機器であって、前記端子には、前記本体ケース内に引き込まれるケーブルが接続される接続部と、検電孔とが設けられている一方、前記本体ケース内には、前記前カバーを取り外した状態において、前記接続部を被覆し、且つ、前記検電孔を露出させるミドルカバーが組み付けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ミドルカバーは、前記回路基板と電気的に接続される電気ユニットを備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、端子に、本体ケース内に引き込まれるケーブルが接続される接続部と、検電孔とが設けられている一方、本体ケース内に、前カバーを取り外した状態において、接続部を被覆し、且つ、検電孔を露出させるミドルカバーが組み付けられている。したがって、基台から前カバーを取り外したとしても、ケーブルと回路基板との接続部が露出せず、検電作業を容易且つ安全に行うことができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、回路基板と電気的に接続される電気ユニットがミドルカバーの一構成要素となっているため、構造が合理化されており、本体ケース内の省スペース化、本体ケースの小型化等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
漏電警報装置を前方から示した斜視説明図である。
分解状態にある漏電警報装置を示した斜視説明図である。
前カバーが取り外された状態を前方から示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態となる漏電警報装置について、図面にもとづき詳細に説明する。
【0010】
図1は、漏電警報装置1を前方から示した斜視説明図である。図2は、分解状態にある漏電警報装置1を示した斜視説明図である。図3は、前カバー5が取り外された状態を前方から示した説明図である。
漏電警報装置1は、漏電発生時に作動する警報機構を内蔵してなる本体ケース2を備えてなる。本体ケース2は、基台3と、基台3の前方を覆うように組み付けられるミドルカバー4と、ミドルカバー4の更に前方を覆うように組み付けられる前カバー5とを有する。そして、漏電警報装置1は、本体ケース2の後面、すなわち基台3後面を壁面等の設置面に向けた姿勢で、設置面に設置される。
(【0011】以降は省略されています)

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