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公開番号
2025032723
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138174
出願日
2023-08-28
発明の名称
熱電池用電解液、熱電池
出願人
国立大学法人東京海洋大学
,
国立大学法人 筑波大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
14/00 20060101AFI20250305BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】温度係数の絶対値がより大きい熱電池用電解液、およびそれを備える熱電池を提供する。
【解決手段】リチウム塩またはマグネシウム塩と、溶媒と、を含む、熱電池用電解液。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
リチウム塩またはマグネシウム塩と、溶媒と、を含む、熱電池用電解液。
続きを表示(約 84 文字)
【請求項2】
第1の電極と第2の電極が電解質を介して対向してなる熱電池であって、
前記電解質は、請求項1に記載の熱電池用電解液である、熱電池。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱電池用電解液および熱電池に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
熱発電技術において、温度変化を利用して、連続的に電気エネルギーを取り出す熱電池(三次電池)が開発されている。三次電池は、正極と負極に酸化還元電位の温度係数α(=dV/dT)の異なる2種類の電池電極材料を用い、これらの正極と負極を電解液中に配置した構成となっている。三次電池は、温度変化を与えることで、正極と負極の間に起電力差が生じ、熱起電力を得ることができる。
【0003】
三次電池としては、例えば、第1の電極と第2の電極が、単一の電解質を介して対向してなる熱発電素子であって、第1の電極および第2の電極は、同一の金属イオンが可逆的に出入りする材料を含むものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、電解質として、塩化ナトリウム水溶液が好ましいと記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-073596号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
三次電池が発生する熱起電力は、電極材料の温度係数の絶対値に比例する。従って、より大きな熱起電力を得るためには、温度係数の絶対値がより大きい電極材料が望まれていた。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、温度係数の絶対値がより大きい熱電池用電解液、およびそれを備える熱電池を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、以下の態様を有する。
[1]リチウム塩またはマグネシウム塩と、溶媒と、を含む、熱電池用電解液。
[2]第1の電極と第2の電極が電解質を介して対向してなる熱電池であって、
前記電解質は、[1]に記載の熱電池用電解液である、熱電池。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、温度係数の絶対値がより大きい熱電池用電解液、およびそれを備える熱電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態における熱電池の断面図である。
実験例1において、硝酸リチウム飽和水溶液を用いた三極セルにより、充放電曲線を測定した結果を示す図である。
実験例2において各電解液における温度係数の測定方法を示す図である。
実験例2において、脱挿入するイオンがリチウムイオンの場合において、温度係数の測定を行ったときの電位と温度の関係を示す図である。
実験例2において、硝酸リチウム飽和水溶液における温度係数を測定した結果を示す図である。
実験例3において、硝酸ナトリウム飽和水溶液における温度係数を測定した結果を示す図である。
実験例4において、硝酸カリウム飽和水溶液における温度係数を測定した結果を示す図である。
実験例2の硝酸リチウム飽和水溶液における温度係数を測定した結果、実験例3の硝酸ナトリウム飽和水溶液における温度係数を測定した結果、および実験例4の硝酸カリウム飽和水溶液における温度係数を測定した結果をまとめて示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の熱電池用電解液、および熱電池の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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