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公開番号
2025068323
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-28
出願番号
2023178145
出願日
2023-10-16
発明の名称
炭水化物嗜好の抑制剤及び炭水化物嗜好の抑制方法
出願人
国立大学法人東京海洋大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61K
38/16 20060101AFI20250421BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】A.muciniphilaに由来する化合物を用いた新規な炭水化物嗜好の抑制剤を提供する。
【解決手段】
炭水化物嗜好の抑制剤は、Amuc_1100を含有する。Amuc_1100は、配列番号1に示すアミノ酸配列を含むタンパク質であってもよく、配列番号1に示すアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列を含み、且つ炭水化物嗜好の抑制能を有するタンパク質であってもよく、配列番号1に示すアミノ酸配列と60%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、且つ炭水化物嗜好の抑制能を有するタンパク質であってもよい。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
Amuc_1100を含有する、炭水化物嗜好の抑制剤。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記Amuc_1100が、以下の(a)から(c)のいずれかのタンパク質である、請求項1に記載の炭水化物嗜好の抑制剤。
(a)配列番号1に示すアミノ酸配列を含むタンパク質;
(b)配列番号1に示すアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列を含み、且つ炭水化物嗜好の抑制能を有するタンパク質;又は
(c)配列番号1に示すアミノ酸配列と60%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、且つ炭水化物嗜好の抑制能を有するタンパク質。
【請求項3】
経口投与用である、請求項1又は2に記載の炭水化物嗜好の抑制剤。
【請求項4】
Amuc_1100を哺乳動物に投与する工程を含む、炭水化物嗜好の抑制方法。
【請求項5】
前記哺乳動物が、ヒト以外の哺乳動物である、請求項4に記載の炭水化物嗜好の抑制方法。
【請求項6】
前記Amuc_1100が、以下の(a)から(c)のいずれかのタンパク質である、請求項4又は5に記載の炭水化物嗜好の抑制方法。
(a)配列番号1に示すアミノ酸配列を含むタンパク質;
(b)配列番号1に示すアミノ酸配列において1又は複数個のアミノ酸が欠失、置換、付加又は挿入されたアミノ酸配列を含み、且つ炭水化物嗜好の抑制能を有するタンパク質;又は
(c)配列番号1に示すアミノ酸配列と60%以上の配列同一性を有するアミノ酸配列を含み、且つ炭水化物嗜好の抑制能を有するタンパク質。
【請求項7】
前記投与が経口投与である、請求項4又は5に記載の炭水化物嗜好の抑制方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、炭水化物嗜好の抑制剤及び炭水化物嗜好の抑制方法に関する。
続きを表示(約 940 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、グラム陰性の偏性嫌気性細菌であるA.muciniphila(Akkermansia muciniphila)の投与により、肥満および関連障害に関連するバリア機能を増進することが記載されている。
【0003】
一方で、本発明者らは、宿主の食嗜好と、当該宿主の腸内の細菌叢との間の関連性について研究を進め、A.muciniphilaに着目した。
【0004】
本発明者らは、これまでに、A.muciniphilaをマウスに投与することで、マウスの炭水化物嗜好(「炭水化物嗜好」とは、高い割合で炭水化物を含む食物を好むことを意味する。)が抑制されることを突き止めた(雑誌論文投稿予定)。
【0005】
A.muciniphilaはマウスの生体内で消化されるため、A.muciniphilaの菌体に、炭水化物嗜好の抑制作用を示す何らかの化合物が含まれており、消化後に、当該化合物が炭水化物嗜好の抑制作用を発揮している可能性が高い。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特表2019-500004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、これまでに、A.muciniphilaの菌体に含まれる、炭水化物嗜好の抑制作用を示す化合物が何であるのか特定されていなかった。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、A.muciniphilaに由来する化合物を用いた新規な炭水化物嗜好の抑制剤及び炭水化物嗜好の抑制方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、A.muciniphilaに種特異的に存在する膜タンパク質であるAmuc_1100が炭水化物嗜好の抑制作用を有することを見出し、本発明を完成させた。
【0010】
すなわち、本発明の一態様は、以下の態様を包含する。
(【0011】以降は省略されています)
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